justiceviceさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

原子怪獣現わる(1953年製作の映画)

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ゴジラの元ネタだけど、これ自体は遊星よりの物体Xが元ネタと言われれば多分信じる。ブラッドベリと言うよりラヴ・クラフト、クトゥルフ的。特典で見れるブラッドベリとレニーハウゼンのトークショーがエモ過ぎる。

メシア・オブ・ザ・デッド(1973年製作の映画)

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「月の光、狂狼病に罹患したデラシネ、魔邪都にて。」
「躁を捲し立てるワーグナー、千の風になって」
「闇堕ちした父を訪ねて三千里」
瞬発力のある驚きより侵食する不気味さの方が怖い。後のゾンビ作品に与えた
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夜のストレンジャー 恐怖(1991年製作の映画)

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昔、黒沢清が自分の好きな映画のフッテージを繋ぎ合わせてみたら、とんでもなく気味の悪い作品が出来たと言っていたが、そんな黒沢清も役者で出ている長崎監督が好きな映画(だと思える)作品を上手くサンプリングし>>続きを読む

ザ・ガンマン(2015年製作の映画)

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「殺したのは牛だった………」
原作は未読ながらも恋愛要素をブチ込んだ映画の方のリメイクにポリティカル要素をさらに追い要素としてブチ込む。オリジナルのメタファーはコブラだと仮定するなら、こちらは闘牛。ベ
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最後の標的(1982年製作の映画)

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原作は未読ながらもドロンが恋愛要素を脚本にブチ込んだ事が想像できる作品。印象に残るのが殺しより七面鳥のモブシーン。殺しを呼ぶ卵を見直したくなる作品。

密告の代償(2001年製作の映画)

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ジョンフリンの遺作。乾いた殺しと鋭い眼差し。

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

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リーアム"またアンタかよ"ニーソン主演最新作。まんま、セルラーとフォーンブース。にもかかわらずラリーコーエンのネームドロップ無し。その代わり知らない映画のタイトルがベースフィルムとして明記。リメイクだ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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伊福部昭氏の音楽を大音量で拝聴できるのは、そうそうないので貴重な体験だった気がする。山崎貴氏は画にしか興味無さそう。ご都合主義ストーリーや科学的根拠、芝居演出、その他、色々な事を言ってもフィクションだ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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横溝的世界観でありつつ水木トレース。憎しみや怒りの落とし前と落とし所。矜持の伝承者。

暗闇に誰かいる!(1989年製作の映画)

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見えない恐怖〜ドント・ブリーズまでのブリッジ的作品!強奪シーン、屋敷内なども丁寧に撮られているが、やっぱりラスト!ミスリードを上手く使っており、吃驚!

ホット・ロック(1971年製作の映画)

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レタボからの窓枠など工夫がなされたタイトルバック、原作がウェストレイク!名義を変えている為、パーカーシリーズとは異なるポップな展開。笑える所も随所随所に入れてくる。年配のエキストラの使い方、手配要求の>>続きを読む

頭脳警察(1989年製作の映画)

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♪銃を持って叫べ!とは唄わないが、(R.I.P PANTA)銃を持って叫んだりはしてます。ストライキを支援する左派弁護士とマフィアと繋がりある悪徳弁護士の構図も分かりやすいが、新鮮。MK ultraと>>続きを読む

ミュータント・ウォー(1988年製作の映画)

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ハリーハウゼンイズムとジョージ・ミラーリスペクト。特撮はショボいが造形は好き。

殺人課(1991年製作の映画)

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ポリティカル・クライム。かつての被差別民族問題は決して、かつてのものでも終わったものでもない。死体にウジが湧く様に侵食していく。時代も国も越えて。

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

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SAD BUT TRUTH.
自国や自身に誇りを持つ事と
排外主義はセットではないにも関わらず、その分水嶺を付けれない人は多い。
産まれてきた事は素晴らしいが
人生は困難の連続である様に
そこの審美眼
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

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あんな事言われたり、されたりしても、許してしまうんだ。ちょっと展開にビックリ。イニシエーション?

悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

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アメリカンニューシネマでもあり、カーアクションでもあり、田舎ホラーでもあるジャンルミックスの配分が絶妙。

ティコ・ムーン(1997年製作の映画)

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廃墟とSFってそれだけで趣きがあるし、サンプリングってこういう事を言うのではなかろうか?タルコフスキーの詩的映像記号ではなくヴァイブスを自身の作品落とし込めてると思う。

バンカー・パレス・ホテル(1989年製作の映画)

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RAIL&RAIN.ACID&BLOOD.
酸性雨で出来る恐怖の完成図。
ヴァイブス最高!ちょっとタルコフスキーのストーカーも入っている。

攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間(2023年製作の映画)

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江崎プリンに対する萌えの気持ちは変わらないが(何を書いているんだ。ワシは)今回はオカ板(トグサが経験するのはきさらぎ駅だし、平行社会も取り入れてると思う。あと、乗っ取りはネット社会ではあるあるだけど、>>続きを読む

怪談 白夜の妖女(1957年製作の映画)

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今で言う田舎ホラー&山奥オカルト。牛頭ではなく牛人間ってのも凄い。月丘夢路が森咲智美にも見えて彼女のイメージDVDの衣装着用でリメイク希望!(なんかそんなんばっかの感想だな。最近)

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

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骨太かつ格調高いポリティカル・アクション・フェミ映画。#11月27日リレー鑑賞したロストフライトより銃撃戦は魅せる。バビロン(魔都感)溢れるヴァイブスも最高。俳優さん達の日本語も流暢で字幕無しでも良か>>続きを読む

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

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予告の印象だとコン・エアーとシリアスなトロピックサンダーで、本編もそんな感じ。話しの展開などはクイックに進みダレる事はない。シートベルトしないと、あんな事になるのもビックリ。ただ銃撃戦に関しては#11>>続きを読む

白昼の襲撃(1970年製作の映画)

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殿山泰司さんの役をクリトリック・リス(スギムさん)でリメイク希望!西村監督はフィルムノワールを撮ろうとしていたと思うが、無国籍アクションになってしまった。社会的弱者の声なき声を代弁しよと目論むも手段が>>続きを読む

蒼い記憶(1995年製作の映画)

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この頃に実験的にカラースクリーンを導入。しかもシオドマクのリメイク。

サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版(1966年製作の映画)

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こっちの方も悪い仲間!最近もテーマパークで無許可で着ぐるみ着て女児に触れ合う事件があってだな…………ママと娼婦や他作品も自伝的な所があるらしいが、普通にユシュターシュ、結構ヤバいやつ。しかし、表現者と>>続きを読む

ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

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好きな女にドライブ・バイ(チャリで)
プリクラが無い頃の「チャリで来た」
イニシエーションやジュブナイルものにも自らのスタイルで挑むユシュターシュの矜持は感じるが、新学期操行ゼロやあこがれを先に見てい
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ブルータウン 青い街の狼(1962年製作の映画)

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原作が湯殿山麓呪い村の山村正夫氏と聞いて。何処を切り取っても日活。金太郎飴日活アクション。

攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

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思い出した!リマスターの際、顔が変わった印象で観てなかったヤツだ!しかもフルCG3Dとは………。バイオハザードのアイランドに攻殻機動隊を感じたが、今度はこっちにバイオハザードを感じてしまう。江崎プリン>>続きを読む

ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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街並みと人の波、それぞれの身だしなみ。しかし、時間が経つにつれ、そのエスプリは空虚で、溢れ出した後はスノッブまみれになる。懐古主義者と言う言葉にかかる埃を取れば、ただの無職と言う言葉が浮かび上がる。4>>続きを読む

湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)

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横溝作品のヴァイブスはあるが、本質がちょっと、いやかなり違う。バブル感がポップ味。今で言う田舎ホラーの趣があるが、都市感と土着感が行き来するのが、型にハマってなくて一興。あやとりやら家の作り、ハウスメ>>続きを読む

ルードボーイ:トロージャン・レコーズの物語(2018年製作の映画)

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スキンヘッドのルーツはスカ云々にデマだ!と言う噂を聞いた事がある。しかし、本作を見ると、あながちルーツ説は間違ってない気も。しかし、レゲエは入眠作用ありますね。後半は心地よい眠りに。