バンさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

バン

バン

映画(1512)
ドラマ(1)
アニメ(0)

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.5

チューリップバブルがフェルメールと同時代というのは知っていたけど、これを組み合わせて映画にしちゃうのはかなり違和感がある。映像は見事に当時のデルフトを再現してたけど、自分のイメージでは不倫はともかく投>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

2.0

予知といってもチェスや将棋のように何パターンも先を読みながら自分の手を考えるゲーム的な予測と本当の運命的な予知が混ざってる感じ。
まあ病気の場合は予知できても医学的に治せないという事もあるのかな。映像
>>続きを読む

LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

2.5

うーん、地味な人だなぁ。ケネディとニクソンに挟まれて公民権法もケネディの手柄にされてるしニクソンみたいにスキャンダルもないし。でもこういう地味な人もいないと政治は回らないんじゃないかと。オリヴァー・ス>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

かなり斬新なシチュエーションスリラー&ホラー。エミリー・ブラントいい映画に出るなぁ。冒頭のショッキングなシーンから入って、こんな状況だからこその計画妊娠(種の保存)はちょっと思いつかないなと思った。>>続きを読む

助太刀屋助六(2001年製作の映画)

2.0

もう少し奇を衒った演出があるのかと身構えたけど、なかなか楽しかったです。

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

2.5

最盛期には60カ国以上つまり世界の三分の一を植民地にしていた大英帝国。そのしたたかさと影響力を感じられる映画。印パはもちろんアイルランド紛争、イスラエルとパレスチナ、今の香港問題、そしてアフリカでも。>>続きを読む

コードネーム:ストラットン(2017年製作の映画)

2.0

ロンドンは現代的ハイテクなビルと歴史的レトロな建物が融合してて良いなと思いました。「ストラットン」は別にコードネームじゃなく普通に名字でした。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

これも広い意味での人種差別なんだろう。あんな手術や催眠術が可能かどうかを別にすれば良くできた脚本だと思う。
オープニングで長回しがあったけど、珍しく感心した。自己満足っぽい長回しが多いけどこの映画では
>>続きを読む

ジュブナイル(2000年製作の映画)

1.5

わざとやってるのかと思うほど造形や特撮がしょぼい。2000年製作なので技術的じゃなくセンスかお金の問題だと思うけど、それでもわざとかもしれないと思ってしまう(ほど酷い)。
ここから三丁目の夕日や寄生獣
>>続きを読む

ワイルドリング 変身する少女(2018年製作の映画)

2.0

リヴ・タイラー綺麗だなと思いました。でも弟と25歳位離れてればやっぱりお母さんって言われるよね。

極道の妻(おんな)たち リベンジ(2000年製作の映画)

2.0

妻たちが主人公だから当然なんだけど、あいかわらず男が情けな過ぎて好き。火野正平、当て書きかと思うほど情けなさが清々しい。着物でアクションがあり得なすぎて清々しい。
昭和の時代からジェンダー問題先取りし
>>続きを読む

ブラインド 朗読する女(2017年製作の映画)

2.0

『愛を読むひと』見て思いついて『小説家を見つけたら』も入れて、思いっきりハリウッド風味にして足りないんでサスペンス+ラブロマンスにしてみました。

リンゴ・キッド(1966年製作の映画)

2.5

気楽に楽しめるマカロニウエスタン。主人公と孤高の保安官の乾いた友情、狂言回しの爺さん、男の子と娼婦、悪徳商人と今となっては既視感ありまくりのキャラとストーリー。いろんな映画をごちゃ混ぜにしてまとめた感>>続きを読む

影の軍隊(1969年製作の映画)

2.5

演出が超ハードボイルド。最後に殺されるおばさんに惚れた。ヴァンサン・カッセルのお父さんが出てて似てます。
逃亡生活ちょっと憧れる。嫌だけど。

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

2.0

見ました。本家の方は見てません。周りの人がいい人ばかりなのが救いだけど、同時に弱点かも。

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

2.5

あいかわらずのシリアスミステリー。日本でも優生思想による強制不妊手術が報じられてるので分かりやすいです。
でも上のあらすじ、微妙に間違ってませんか。『ナイトクラブのマダム』?

あ みんなアプリで見て
>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.5

普通に面白かったです。
ラノベっぽい話だなとか、思いっきりセット丸出しの店だなとか思いながら見てたけど、悪い人が出てこないのが良かった。最近殺伐としたニュースばっかりなので。
タイムトラベルものとして
>>続きを読む

青夏 きみに恋した30日(2018年製作の映画)

1.0

見るのに細切れで二カ月くらいかかってしまった。壁アートカッコいいですか?

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

2.0

村上春樹だいたい読んでるし何本か映画化もされてるけど、なかなか難しいですね。文体の作家なのでそのまま映像化しても淡々と時間が過ぎていく感じになりがち。この映画はドラマティックな事も起こるので退屈はしな>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

3.0

予備知識なしで見たので意外性で楽しめました。マネーエンターテインメントってこういう事だったのね。メルカリみたいなバイカムとか、アップルのウォズみたいな北村一輝の役とか どっかで聞いたことあるような藤原>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

2.0

いまだにマーベルがなぜこんなに人気あるのか理解できないけど、退屈しないで気軽にみるにはいい映画だと思う。
続編前提みたいだけど、単独で楽しめるようにしてくれると嬉しい。1作目も見たと思うけど全然覚えて
>>続きを読む

リグレッション(2015年製作の映画)

2.5

エマ・ワトソン29歳、17歳の役もできるのが見事です。
それはともかく、この映画をみて思い出したのは結界という言葉、と同時に横溝正史の金田一耕助シリーズだった。
ここでいう結界は狭い地域または特定の集
>>続きを読む

アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

2.0

オーシャンズ11以外印象が薄いわりに有名なこの監督とは笑いのポイントが合わないらしく、笑うべきところでシーン...としてしまいオーシャンズみたいなスカッと感もないためかなり退屈だった。エルモア・レナー>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

ちょうどこの日に見れました。恥ずかしながら意識してませんでした。史実の戦争を扱った映画はアニメでも結構たくさんあったと思うけど、火垂るの墓とこの映画が双璧でした。
いろいろ書きたい事もありそうなのに全
>>続きを読む

スロウ・ウエスト(2015年製作の映画)

4.5

たぶん3回目。ブルーレイが出たら買おうと思ってるんだけど、まあ出ないでしょうね、万人うけする映画じゃないし。
自分にとっては全てが好みの映画。タイトル通りスローライフ版の西部劇みたい。コントラストめい
>>続きを読む

ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

1.0

ワンカット長回しが売りの映画で個人的に面白いと思った事がほとんどないので嫌な予感がしてたけど、ひたすら退屈でした。
何の説明もなく戦闘に巻き込まれる話はよくあるし、なぜこんなつまらないのかよく分からな
>>続きを読む

走れ! T校バスケット部(2018年製作の映画)

2.5

エンドクレジットの最後まで予想がつく完璧な予定調和映画。スポ根でイジメとかも出てくるけど主人公親子が政治的ではない淡白な人達らしく変にドロドロしなくて疲れないのが良いところ。
早見あかりだけはよく分か
>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

2.5

少し前に見たけど忘れてた。少女マンガ原作の映画としては珍しく自分みたいなのでも恥ずかしくなく見れた。ハイテンションな演出のせいだと思う。川栄李奈が凄い。誰だかわからなかった。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

1.5

この映画は69年3月から始まってるけど、学生運動は68年10月をピークに以降急速に勢いを失って行くので、その時代の空気に抗いながら撮り続けるある意味時代に取り残された人達の物語として見た。
あえてこの
>>続きを読む

嘘はフィクサーのはじまり(2016年製作の映画)

2.5

これはなかなか変わった映画。まるで中世を舞台にしたシェイクスピア悲喜劇の戯曲をそのまま現代ニューヨークに置き換えて映画化した様な違和感が最後まで付きまとう。実はホームレスだったとか誰かの脳内世界とか夢>>続きを読む