ずっとみたかったフォルカー・シュレンドルフ監督版、TVドラマで日本未公開だったものです。U-NEXTにアップされているのを知り、視聴しました。
もともとはアーサー・ミラーの原作戯曲の舞台劇。これをス>>続きを読む
夫の留守中、アパートで見知らぬ男から襲われ、心に深い傷を負った妻。犯人の正体を探ろうとする夫と表沙汰にしたくはない妻…。
アーサー・ミラーの戯曲・舞台劇を映画化した『セールスマンの死』(1951)を>>続きを読む
1950年代のNY、ハーレムを舞台にした黒人男女のラブ・ストーリー。
レコード店主の娘とその店で働き出したサックス奏者の男性は身分の違いなどで別れを告げるが、時代を経て再びめぐり合う。
古き良き時>>続きを読む
メッシの活躍でワールドカップ優勝⚽️を飾ったアルゼンチンで近年、スマッシュヒットとなった話題作。
飛行機に乗ったら、全員がモデルの女性の元恋人の知り合いだったというエピソード「おかえし」を始めおもて>>続きを読む
久々の再鑑賞。NYを舞台に、第二次世界大戦から帰還したサックス奏者と歌手の恋を描いたラブ・ストーリー。マーティン・スコセッシ監督が手掛けた珍しいミュージカル枠の作品です。
双葉十三郎氏が『ミュージカ>>続きを読む
2023年の映画初鑑賞は、まずこちらのミュージカルから🎼。昔、劇場で感動した作品を再び。舞台に立つために集まった若者男女が役を勝ち取るまでを描いた群像劇。
監督を俳優のリチャード・アッテンボロー、オ>>続きを読む
今夜はクリスマス・イブ。東京が突然の大停電に巻き込まれ、電力の消えた都心で暮らす12人の男女が織りなす群像劇を夫婦で鑑賞でした。
キャンドルのほのかな灯りの中で語られる恋人への想いー。不倫の男女やバ>>続きを読む
MI6出身のジョン・ル・カレの処女小説をシドニー・ルメット監督が映画化。残念ながら日本未公開です。紀伊國屋書店の復刻シネマライブラリーでDVDを入手して鑑賞📮です。
英国内務省のベテラン情報調査官が>>続きを読む
フリッツ・ラング監督の米国での製作。戦時中の英国・ロンドンが舞台。妻を安楽死させた男が精神病院から出てきて、たまたま立ち寄った慈善バザーでケーキ🎂を手にしたことから巻き込まれるスパイもののサスペンス。>>続きを読む
邦題はコートの下に短剣、銃を隠し持つスパイのことを表す言葉から。
第二次大戦下、ナチス・ドイツが核兵器開発のため科学者を拘束しているとの情報をつかんだ米国OSS(CIAの前身)はある物理学者にその阻>>続きを読む
第二次大戦末期、ナチスドイツと敵対する英国、中立国トルコの三つどもえの中を生き抜いた実在のスパイ、通称"キケロ”の数奇な人生を描いたスパイ🕵️♂️サスペンス。
アルバニア出身のイリーナ・バズナは戦>>続きを読む
米ソ冷戦下、互いに原爆投下を視野に置いた「キューバ危機」の事態が迫る。
この地球上の最大の危機を未然に防いだのは、CIAとMI6に民間から選ばれてソ連に赴き、軍幹部から機密情報を受け取り、本国に核情>>続きを読む
スパイ映画を探していてNetflixから。
2000年。旧ソ連時代に英国の機密情報を流していた老主婦が逮捕されて、昔の過去があぶり出される。
主役をジュディ・デンチ、若い時代をソフィー・クックソンが演>>続きを読む
愛妻家の売れない音楽家は妻が有名な歌手に誘惑されるのを心配して娼婦を代役に立てるのだが…。
女好きの売れっ子歌手ディノを実際のディーン・マーティン、妖艶な娼婦役をキム・ノヴァクが演じてます。
全編>>続きを読む
名匠ビリー・ワイルダー監督作。のちに『おかしな二人』『フロント・ページ』等でもコンビを組むジャック・レモン、ウォルター・マッソー初共演の軽いコメディです。
アメリカンフットボールの花形選手と試合中に>>続きを読む
1920年代のNYが舞台。カンザスの田舎から出てきたジュリー・アンドリュース演じるミリーが衣装、髪型を最新ファッションに着替えてモダンな女性に変身。特技のタイプライターを活かして大企業に就職したり、大>>続きを読む
『決定版!フランス映画200選』(中条省平著、清流出版)にも紹介されているルネ・クレールのトーキー第2作。モンマルトルに住む貧乏画家の宝くじが大当たりするが、上着にしまった当選くじがたまたま人の手に渡>>続きを読む
副題が「1964年に撮影された、ある主婦の一日の断片」。パイロットの夫と子供がいて一見幸せそうな主婦が探偵の追跡を逃れるようにタクシーをはしごして俳優の愛人と密会するストーリー。
ヒロインの心情に合>>続きを読む
ジャン・リュック・ゴダール追悼鑑賞です。カイエ・デュ・シネマ誌の映画サロン仲間で年長のエリック・ロメールの初期短編集より。ゴダールはまだ20才の若さで初々しい。黒いコートを着けながらも、いつものサング>>続きを読む
エドガー・アラン・ポーの同名小説をロメールが翻案した22分の短編。不治の病に侵された従姉妹の白い歯の虜となり、正気を失っていく男をロメール自ら演じてます。
長身のロメールが不気味な吸血鬼のように見え>>続きを読む
英国女王の国葬を前に追悼鑑賞です。
こちらはエリザベス王女の父のおはなし。
第二次大戦でドイツの空襲が迫る中、ヨーク公アルバート王子が吃音性を克服してジョージ6世に就任する際の国民に語りかけた有名な>>続きを読む
英国女王の国葬を前に追悼鑑賞です。
19歳のエリザベス王女と妹のマーガレット王女が父王から非公式に外出を許可された実話をベースに、お忍びで自由を満喫した一夜限りの冒険を描くドラマ。
次の王位継承者>>続きを読む
英国女王の国葬を前にU-NEXTにあったので、追悼鑑賞です。
2016年に在位60周年 、90歳を迎えたエリザベス2世の幼少期からの貴重な映像などから構成されるドキュメンタリー。
初恋で結婚したフ>>続きを読む
TVで台風🌀の行方を見守りながら早朝、DVD鑑賞のアキ・カウリスマキ監督作品。60年代フィンランドが舞台。
珈琲中毒症の仕立屋とアルコールを常に携えるロックンローラー気取りの修理工の二人の男が途中、>>続きを読む
邦題は殺し屋。アキ・カウリスマキ監督、脚本、製作。英国が舞台。外国人労働者が解雇され、孤独のうちに契約殺人を依頼するが、花売り娘と恋に落ち、死ぬのを止めようと思い直す。しかし、殺し屋が彼の居所をつかみ>>続きを読む
あの『ジュラシック・パーク』(1993)登場からほぼ30年。太古の恐竜復活シリーズの最終話と言う事で、どんな結末になるかを楽しみに鑑賞してきました。
でも行く前から邦題のサブタイトルが引っかかってい>>続きを読む
もともとはスウェーデンのテレビ向けに制作され、日本では長らく未公開だったジャック・タチの遺作。
ストックホルムの舞台で繰り広げられる音楽、アクロバット、マジックのパフォーマンス。これを指揮する座長役>>続きを読む
ユロ氏シリーズの最終話。ユロ氏が自分のデザインした最新のキャンピングカーを国際見本市に出展しようとトラックに積んでアムステルダムへ向かうが、自動車社会で交通渋滞、様々なトラブルに遭遇する。
ユロさん>>続きを読む
超高層ビルが建ち並ぶパリへ就職面接にやってきたユロ氏。面接がすれ違いでうまく運ばぬ中、たまたまパリ観光に来ていたアメリカ旅行団とめぐり逢う。
レストランや道路上で、みんなワチャワチャと騒動を起こし、>>続きを読む
鬼才ポール・トーマス・アンダーソンの新作。上映とともに話題となり、京都シネマでも延長されてようやく劇場で観られた。題名はピザ屋🍕さんでなくって、スラングでアナログのレコードを指すそう。当時実在したスタ>>続きを読む
『ぼくの伯父さん』(1958)の前にジャック・タチがユロ氏のキャラクターを確立した記念すべきユロ・シリーズの第1弾。長身でパイプを咥え、口数は少なくひしゃげた帽子を被るとぼけた味わいのおとぼけキャラク>>続きを読む
コロナ禍のため劇場で見逃した作品、U-NEXTでポイント鑑賞です。才人ケネス・ブラナーの少年時代を描いた半自伝的なストーリー。
1969年のある日を境に北アイルランド・ベルファストで沸き起こる宗教対>>続きを読む
ロサンゼルスを舞台に5組のばらばらのカップルたちのストーリーが実は密接に関係していて最後に明らかになるというオムニバス形式の群像劇。
ショーン・コネリーにジーナ・ローランズ、アンジェリーナ・ジョリー>>続きを読む
アイルランドに実在した画家であり、作家であり詩人でもあったクリスティ・ブラウンの半生を描いたヒューマンドラマ。
先天性脳性麻痺で左足しか動かすことができない主人公の少年時代をヒュー・オコナー、成長し>>続きを読む
戦争後遺症によるPTSDに悩み社会復帰できない男(ホアキン・フェニックス)と"マスター"と尊敬されるカルト教団教祖(フィリップ・シーモア・ホフマン)の二人は不思議に結びつき信頼を得るが、途中から彼の思>>続きを読む
無一文の坑夫から石油王に登りつめていく男の栄光と孤立、狂気を描く。男手一つで息子を育てながら石油事業を広げていく主人公にダニエル・デイ=ルイス、なにかと接触する怪しげな牧師にポール・ダノ。
この二人>>続きを読む