野菜生活子さんの映画レビュー・感想・評価

野菜生活子

野菜生活子

春原さんのうた(2021年製作の映画)

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あたたかで静かで心地の良い余白

何か買うために出かけたのに何も手に付くものがなくて、でも無理矢理にどれかで手を打つのも違う。みたいな、、
そういう、名前の付かない付けられない靄の中でまどろむような話
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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part2にしてやっと幕開け感ある

前作もIMAXで観たけど、通常バージョンもう観れない気がするこれは

ラスト3分の1くらいやっぱり少し置いてかれ気味になる、上手く騙しつつジッと身を潜めてストーリ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

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ジュークボックスみたいな映画

2人のお爺さんがバーで奏でる曲が本当に本当におまじないみたいだった、じわりじわり悲しさはあるのに観る前よりほんの少し晴れやかな気持ちなるのが不思議

ダイニングテーブル
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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偽りない感情の揺れ動きが静かに光っていた
鼻歌も眼差しも、じわっと心に残る良い作品

きまぐれ(2023年製作の映画)

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あつあつ感想(=トークショー)付きで、かなり嬉しい日だった

4人みんなその辺に居そうな独特の空気を纏っていて自分のことのようにドキドキ、もっと長い時間観てみたい

山に登ろう、と言う誘い文句で良いな
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

森や海が "ざわざわざわ" としたシーン、無意識に心が伸びやかになった気がする

2人の飾らない声が静かで優しいあたたかさで たったのそれだけで胸がいっぱいだった、静々と泣いてしまった
(寒い日のほっ
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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フツフツと"生"が湧き上がってきた
元気の源 みんなの笑顔何回でも観たい

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

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こういう、どうも憎めない愛おしい会話がすごくすごく好きだなと思った

観ていたみんなの記憶の中にもベンジーさんがきっといるんだろうなと思ったら何かそれだけで笑えてきて、そしたら周りの人も笑っていて図ら
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ぼくの好きな先生(2002年製作の映画)

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ひとりの人間として向き合うのって分かっていてもかなり難しいし大変なことだと思う
間違ったことをするから叱るのはきっとこちらの都合よね、ラボの時も良くないよなーと思いながらも良い言葉見つからず怒ってしま
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紅の豚(1992年製作の映画)

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愛、、、

すきな人を見送ったり遠くで見つめる瞬間てきっとすごく寂しいけど、同じくらい温かさがあるんだろうなと思った

それぞれの頑張り、仕事がちゃんと生きている話で好き

麦秋(1951年製作の映画)

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急ぎ足で古本屋の前を過ぎてお爺さんお婆さんたちに混ざって並ぶのも含め、すべて良かった 

カメラのレンズを見つめるあの数秒は白黒なのにすごく暖かく感じた気がする

好きだな。と思うのは、嬉しいも悲しい
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

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誰かの行動が私を救ったという事実より、どこかの誰かの行動が良い結末に繋がるかもしれないという可能性がたくさん散りばめられていることの方が、何だかとてもホッとするなと思った

いつかモンマルトルに行きた
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

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はじめ、スターの声がどんなのかドキドキしすぎてしまった あいまいでいいよ~と思ったナンバーワンだったかもしれない

スターは綿菓子みたいな、甘くてくすぐったい可愛いやつだ

同時上映、気づいたらおいお
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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ひとつひとつの思い出を心の片隅にちゃんとしまっておきたいし、いつでも大切に懐かしめる人でありたいと思った

"相手を知ることは自分を包み隠さずさらけ出すこと"

2人の瞳のまっすぐさがずっと頭の中にあ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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車のシーンが好きだった


どうしてそんなことに・・と思うところもあったけどありのままに生きてたら複雑になっていくのかも、と思った

人と真正面からぶつかり合うこと 私は多分それをしないで分かったり伝
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

今まで観たどのタイミングよりも色濃く、ひしひしと張り詰めるものがあったような気がする
抗えない時代の波の中でもこうして昔の貴重な作品を観ることができるのは素敵なことだと思う、今日のことをずっとずっと覚
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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良い、、、、めちゃくちゃ良い、、、

狂児も聡実もずっと健やかにいてほしい。
合唱祭はどうなっていたんだろう気になる。。
兎にも角にも、もう一回観に行こう


個人的にとても、映画を見る部にとても救わ
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乱れる(1964年製作の映画)

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言葉にならない、、


昭和を彩る俳優たちが本当にすごかった、彼らと同じ時代を生きてみたいと思った

市子(2023年製作の映画)

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「愛する」も「守る」も人それぞれあるけれど、自分のこれまでの考えを見つめなおして果たしてそれで良いの、、?と考えを巡らした帰り道

本当の自分(の考えや生き様)をさらけ出すことって結構かなりこわくて勇
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驟雨(1956年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い、、、、

2人はちゃんとぶつかって離れてまた寄り添っていく、不器用さにもっと上手くいかないものかなとか思ってしまうけどそれが何て言うか全部まるっと愛おしくて羨ましくも思う
屁理屈もいじらしい言葉
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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静かで暖かなしあわせを感じた良い映画納め

水面がたゆたうように、じっくりゆったり進んでく映画がやっぱり好き。
会うことも声を聴くことも当たり前じゃないからこそ手探りで恐る恐るになってしまう感じ、なん
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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淡々と流れる時間と空気と森の薄暗さに身をまかせてたら少し眠ってしまって大事なシーン見逃した気がする・・悔しい

またいつかじっくり観たい

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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帰り道の足どり、ずっとずっと軽やか

エンドロール後のspecial movie観るために2分を繰り返し過ごしてたと言っても過言じゃないくらい本当に良かった・・

しあわせって多分こういうホクホクした
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

素晴らしかった・・・

些細なものでも自分が心動かされるものをちゃんと見つけていたいし、変わらず愛でていられるよう大切に日々を生きていけたらなと思う

良し悪しの話は一度置いておくとして・・
あまりに
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秋日和 ニューデジタルリマスター(1960年製作の映画)

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お節介も少し鬱陶しい言動さえもあたたかいと思ってしまうくらいには、かつての日々が人間味溢れていてどの瞬間も目が離せなかったよ
建物や街に差し込む光がとても好き、柔らかな影も木の温もりも

愛おしくて懐
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ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)

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文化の違いを紐解いていくことってこんなにも難しいことなのか、、ロマの彼らたらしめるものを本当に知るためにはぶつかって時に間違えたりする必要がある傷つけてしまったとしても・・
これって全ての人に当てはま
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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自分のこと分かってない、分からないと思っているのは私も同じなのかもと思った

周りに適応して流れに乗って前に進むことも大事、でもそれと同じくらい立ち止まって少し来た道を戻ることもすごく大事な気がする。
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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これまでの今泉監督作品とは質感が違ってた


今までにどれくらい人と向き合ってこれたのか、何を知っていて逆に何が分からないか、自分は何を伝えようか伝えられるか、、

そういう答えがないあれこれを大事に
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

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ナレーターの彼の語り口調がもはやネズミだった私にとっては

分かる人にしか分からないけど、ラボのTAみたいで謎の親近感あった

SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

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総じて、細野さんの生み出す音楽は聴くオアシスです

聴きに来たお客さんが、それぞれに自分の言葉で細野さんやアメリカ音楽に対しての愛を語っているのが印象的だった
それを観てたらもっと幸せな気持ちになれた
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NO SMOKING(2019年製作の映画)

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好きな音楽、人との関わり方、考え方捉え方、すべてに心地良い余白がある人

周りも細野さん自身も、彼らの選択の上に素敵な人生があるのだと思うけど、きっと出会うべくして出会うという事もあるんだろう、そのく
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(2023年製作の映画)

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ショートフィルムとは思えないハラハラ、
画角と止まらない語りがすごく好きいつまでも観てられる

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

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生きることも死を選ぶこともすべてがその人の人生で、良いも悪いも美しいもそうじゃないも無いと思う。
ただその人が生きている/生きていたことがあるっていうだけで、それだけで良いなと思えた話だった

わたし
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ドキュメント サニーデイ・サービス(2023年製作の映画)

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曽我部さんトークショー付き

感情や考えをもっと追いかけてほしかったような気もする、純粋に"知りたい"がフツフツしてきた

私はまだサニーデイサービスに出会って間もないけど、それでもこんなにも素敵な人
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東京ランドマーク(2019年製作の映画)

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どんなに分かろうとしてもその全てを知ることは出来ないのかもしれない、でもだからこそ話して、聞き出してちょっとずつ歩み寄ったりたまに離れたりするんだと思う

下手だと言われても間違って受け取られることが
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逆光(2021年製作の映画)

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(トークショー付き)
ずっと、尾道に行く前に観たい、、!と意気込んでいたけど、数週間前に見た光景が色濃いままに上映会に参加できたことは私にとって大正解でこれからの人生においても必要な時間だったなと思う
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