みつんさんの映画レビュー・感想・評価

みつん

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

自分でも驚いたけど、悔しくて泣いてしまった。映画なので割り切れると思っとったけど、全然無理だった。たった一人の人間の苦悩に、広島と長崎の膨大な数の死者数は余りにも釣り合わなさ過ぎた。
映画としての技術
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

本当に驚くほど淡々としていて退屈ではあった。人類で初めて月面着陸した人になっても悲しい気持ちは埋まらない。ぼこぼこのクレーターが勝手に埋まって完全球体!みたいなことはこの世では起こらんのんだなと改めて>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.7

最高。。すべて忘れた頃にまた観たい。
音楽は全てを振り払って言葉にならない気持ちだけを残してくれるな。もう本当に最高。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.7

超速体術とサイコキネシスでめちゃくちゃかっこいいバトルアクションになっとる。おもろい!

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

どこまでも、果てしなく利己的な生き残った人々。そんなことしたら普通生きてられません。この監督の映画、人間の本性を露悪的に浮き彫りにする効力が半端ない。あと、毎度変な性行為と勢いの凄い自傷行為のシーンが>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.3

あんまり好きではなかった。ホラーはぶっ飛ぶ展開でヤバいとしか形容できないくらいのものが好き。
モキュメンタリーならその世界観を守りきって欲しかったし、もっとグロくても良かった。期待し過ぎた。。

第9地区(2009年製作の映画)

4.1

最高の設定。構成の妙。初めて観た中学生の時、クラスでこの映画のおもしろさを熱弁してスベった。
今観ても完全におもろい。エイリアン映画の金字塔。

ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

大げさで照れるけど、ここまで誠実に人の思いに応えようとする姿は良かった。その心にぐっときて気付いたら自分の立場がなくなる。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.2

個人的には入り込めずダルかった。
エンドクレジットすごいことなってた。

ミスト(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラスト知ってても酷すぎる。
最初観たときエンドロールのヘリコプターの音を聞きながら、呆然とするしかなかった。
エクストリームな胸糞。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

男の人ほんま同じ顔やった??分かりませんでした。少年だけ違和感あったけど。
女性から見た男性の恐ろしさとか、しょうもなさが限界レベルまでに伝わった。恐かった。
中盤までは心霊的な恐怖でなく、日常で起こ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

独身者は、身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。という話。
そこまでして誰かが決めたルールや常識に則って生きていく必要が
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

小さい頃、めちゃ吠える犬がいる家の前をダッシュで駆け抜けていくあの感じの恐怖と不安。そこに恐い犬がいること、家に帰ったらあの人がいること、みたいなそんな事実から来る不安が3時間ずっと続く。全く安らぎが>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.2

目的がクソなライフ・イズ・ビューティフル。終始変やったなあ
父親による脆い独裁国家は、尊厳と自由によってぶち壊されてくれ🎊

モテキ(2011年製作の映画)

3.8

漫画、ドラマ、映画全部好き。
幸世のダサさが痛くて愛おしい。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

ついついやってもた過激派ヴィーガンの死体をハム加工して間違って売ったら人気商品になっちゃった😉
感情が一切入らなかったし、入ることはないと思うんだけれど、これを真面目に観るとやばいよなあと思う。

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.0

めちゃおもしろい。
富裕層を悪く描いてないので、格差社会がよくないと単純に着地する。これだけのスキルがありながら職にありつけないのならひどい話。一体その差はなんなん。
モノクロで見たけどカラー版でい
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

自分がドラコだったら一生後悔するよなあ〜
最高のストーリーを終えました。
ありがとうございました

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

口にも出さんけど、なんかいいからiPhoneで写真に撮るような瞬間の幸せと儚さが同居してて、尊くて切なくて笑って泣いた。劇中よくにやけていたのは、自分一人だけで捉えていた今までのいい瞬間を丸々全部肯定>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

最高すぎる。現代社会人の共通のテーマである自己顕示欲。これが肥大化すればするほど醜くなってくるんやけど、それを笑えないのが自分にも思い当たる節があるからなんよな。みんなはどう向き合ってどう手懐けている>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

ぎくしゃくアメリカンドリーム映画。登場人物の中で唯一お姉ちゃんの視点が少なくて気になった。何かにつけて喧嘩の両親。心臓に病のある弟。脳卒中になった祖母。表面に出さないのが家族のバランスを保つ精一杯の生>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

スピルバーグの自伝的映画。映画の中の人もそれを創る人も、ましてや観る人も全員他人でそれぞれ違う人生とか思想がある。だからこそ、危険だしそこにおもしろさや救いも見出すことができる。全ての可能性があるよな>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

楽しみにしとったけど、めちゃ難しかった〜〜
個人的にはターはそこまで狂気じみた人ではなく、普通に理解出来る行動を終始取っていたと思う。やったことを肯定する意味では無い。
それよりも今の時代、いつ誰がタ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.2

メキシコの麻薬カルテル撲滅に奮闘することになった女性捜査官の地獄体験映画。
終始観る側に予感させるカットが満載で、脳裏に最悪のパターンがよぎる→見事的中!の流れが続く。それがなんとも楽しくて、いい感じ
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.6

おもしろモンパニ映画。監督はパラサイトのポン・ジュノさん。安心のおもしろさだった。
しっかり伏線もあってうおお!となったし、緊張感も満載。その分、よく分からんコメディ要素が浮いてしまっていた。
話は実
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