Kanakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Kanako

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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.4

序盤で謎が解ける分かりやすいサスペンス
スティーブンキングらしく全体を通して陰鬱で微ホラー

ロイヤル・トリートメント(2022年製作の映画)

3.4

ローラマラノを久々に見たくて鑑賞
王族と一般庶民が惹かれ合う王道ストーリーでなんの捻りもないけど、実写版アラジンで主演を務めたメナマスード、こんなにかっこよかったっけ…?とじわじわ感じる作品だった
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トールガール 2(2022年製作の映画)

3.6

前作で自分自身の見方を変えることができたジョディの周りも動き出す2作目
サブリナカーペンターは相変わらずかわいいし、自信をつけて綺麗になったジョディは輝いてるし、みんな少なからず持っているであろう悩み
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.7

音だけを頼りに追体験することで事の真相を詳らかにしていく主人公の辿る一途が狂気に満ち満ちて、夢現そのもの
フランスのミステリー・サスペンスあるあるなのか、思わず息を押し殺してしまう作品
締まりはないが
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.2

恋愛と同じくらいに映画を観るタイミングは大切
ララランドのような、美しい幻想(一部の人にとっては現実)といった作品よりももっと現実味を帯びたミュージカル作品
曲がいいのは勿論のこと、主人公の一人芝居の
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

MCUシリーズを越え、マーベル作品としてこれまでの歴史を塗り替えた超大作
強敵たちの迫力、世界観の規模、作り込まれたプロットにスパイダーマンには本来ない連携プレーの魅せ方
全てが圧倒的ナンバーワンとし
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

ブラックコメディ
アダムマッケイのセンス、微妙に肌に合わないけど風刺が効いてて恐ろしい
エンドクレジット後にどことなくアイアンスカイっぽさを感じた

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.4

スタイリッシュアクションコメディを期待してたけど、序盤の見せ場以外テンポがなんとも微妙…脈絡ないまま進んでいくし緩急がなくてひたすらぼやっと観てしまった
豪華キャストなだけにすごく勿体無い
OPの美し
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キング(2019年製作の映画)

3.9

ヘンリー5世と言えば、なアジャンクールの闘いを題材としたものだったのにあの演説シーンがなくて残念…
野良王子から王になるまでの一途
ロバートパティンソンの声もフラ語もアクセントも全てに拍手を贈りたい

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

説明なしで不思議な世界にぶち込まれ、前半は説明的で後半はあまりに冗長
でもこの監督の持ち味はそこなのか、謎を多く残すことで神秘性も持たせるため後編次第なところはある
続編ありきで作ったことを考えると続
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

妻が旧友にレイプされたと嫌疑をかけられ決闘により神が裁くとんでも展開な史実
それぞれの視点をチャプター別に映し出すことによって事実を詳らかにしていく様子が陰鬱なテーマでも退屈させず、決闘シーンの音は特
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.8

世界を震撼させた9.11のその後を描いた実話
ジョディフォスター、ベネさんメインで描かれるかと思いきや容疑者のモハメドゥ視点で無情に流れる時間を映し出していて、ただ呆然とするばかり
15年もの拘禁を経
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.9

それぞれの信念が交差する、フランス革命に基づくフィクション
旧作の小説実写版を途中まで観ていたので、こちらの歌の多いこと多いこと…
ミュージカルを映画に詰め込むとやはり形が変わってしまうので、曲はいい
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

ガイリチらしさを極限まで削り、重厚感とリュックベッソンぽさを交えた作品
いつものコミカルなテンポの良さよりもシリアスさを最大限引き出した、新たなガイリチを見た気がした
カメラワークも少し変わっていて張
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

衝撃の実話をやらせたらベネさんの右に出るものは恐らくいないと確信する作品

世界を変えた2人の男の物語
戦争実話×ベネさん主演でイミテーションゲームが浮かぶけど、やはり似たような重々しさと深みが醸し出
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

「殺す許可証は殺さない許可証でもある」

4作品一気に観て、ちょうど走馬灯のようなOPと伏線回収劇で整理されたお話だった
OPが動く芸術でよくできてる
メキシコの死者の日から始まるセンスが最高だったけ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

前作2つにより、これはもうハマる余地ないと思いつつ観たら…
これぞ映画、テンポのいいアクションと緊張感、見た目がいかにもな悪役顔のハビエルバルデムと挫折からのカムバック
シリアスなシーンでのジョークも
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.3

前作のラストから溢れたものだけを掬い上げたようななんとも微妙な作品
これと言った見せ場もなく緩急がないまま進んでいく
でも前作とは逆にOPだけかっこよかった…
イギリスとアメリカで大分スパイ者の扱いが
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.6

やっと観賞
キングスマンが007シリーズをオマージュしてるのも大納得の王道スパイ作品
序盤のキレのいいアクション、美女と好敵手の登場、華麗にスマートにキメるボンド、かっこよさしかない
OPが思いの外カ
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.5

記憶に潜入する商売人の退役軍人が記憶に魅入られる近未来SF作品

記憶が見えると魅入られ抜け出せない、誰もが一度は経験するであろう事象を観客が感情移入しやすいように上手く描写し、その上での事件捜査と私
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

1日で一生が終わるビーチでどうやって生き残る?
極限状態における人間の精神状態を時間で表現した、シャマラン節が効いたスリラー/ホラー
いつもと違って少し読みやすい展開はあったものの、独特なセンスの描写
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.5

中身としては、グリム童話をパロって文化祭の劇用にアレンジしたような快活さ
ただ女性進出に力を入れすぎて最近よくある陳腐な展開になっていてお腹いっぱい

ホーム・アゲイン(2017年製作の映画)

3.3

序盤の掴みがいいだけに、中盤からグダって終わり方もショボくて残念
まとまりのない作品

クルーレス(1995年製作の映画)

3.7

趣味とはいえ元々人の役に立つことがすきなシェールが、大切なことに気づき中身も成長していく作品
今観るとインパクトはさほどないけど当時は流行ったであろう王道なティーンの悩みを詰めたもの

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

前作よりも大分良い出来だった
序盤は変わらずしょうもない感じだけど、今回はきちんと話の大筋にまとまりがあった上にキャラもきちんと生かされていて魅せられた
12代目ドクターが科学の話してるとドクターにし
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キアヌ(2016年製作の映画)

3.5

愛すべきおバカ映画
この上なくキュートな仔猫の行方を追いながらトラブルに巻き込まれ続ける
キアヌリーブスが仔猫の声演ってるのシュールすぎてなんてことしてるの感が半端じゃない

キスから始まるものがたり3(2021年製作の映画)

3.7

だいすきなシリーズついに完結
1,2に比べると詰めすぎて薄かった気がするけど、変化も真っ只中に立たされ不安定な状況なのは相変わらずで、いつ観ても青春時代を思い返せる作品

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

難しくて分からないという人は、イギリスのドラマ「ドクターフー」の「ブリンク」(瞬きするな)を観ればタイムパラドックスと時間の概念が全て分かるからその回だけ観てほしい
その後に今作をもう一度観たら全部分
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