慶さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

慶

映画(340)
ドラマ(0)
アニメ(0)

森山中教習所(2015年製作の映画)

3.7

野村周平の良さが最大限生かされてる作品じゃない?

暗い役や真面目な役よりこういうポジティブのんきな自由人みたいな役の方が好きだなー。

賀来賢人のクールな役もいいけど、この2人の役が入れ替わったらど
>>続きを読む

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.9

多分、映画が好きになるきっかけになった映画。

小説読んで、映画化させると知って「どうやって実写化すんねん」と半信半疑で観た映画。

一言で「ズルい!」って魅了された。
とにかくズルい。
こんな手法を
>>続きを読む

アイム・ソー・エキサイテッド!(2013年製作の映画)

2.5

オカマの客室乗務員が3人。さらに車輪がおりない機内トラブルで旋回を続ける飛行機。さらにさらに、客はくせ者だらけ。これ以上のシチュエーションいる?これだけ条件が揃えば面白そうじゃない?そう思って観始めた>>続きを読む

劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

3.8

何も心配はしてなかったが、ちゃんとおそ松さんしてた。

過去の世界に迷い込むという、一見ありきたりなストーリーだが、おそ松さんならではの世界観なのでまったくありきたり感は感じない。むしろそれをうまく料
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

壮大なスケールの「カンニング」。
とてつもなくわかりやすい内容。

スパイ映画さながらのバレるかバレないかみたいなハラハラと、手の込んだトリックが実に巧妙で爽快。

昔観たことがあるカンニング映画(か
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

評価が物凄くいいから過大に期待して鑑賞。

全ての表現が極端で大胆。
文化の違いなのか、ありえへんことだらけだったり笑いのツボもわからなかったりで、若干世界に入り込めないままやや引いた場所からの鑑賞。
>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.5

多分、邦画で一番好きな作品。

巧妙に構築された時間の流れと伏線が、何度観ても本当にお見事。

舞台版も観たが、ドタバタや軽快なセリフの掛け合いはそのまま、映像ならではのうまい見せ方をしている。むしろ
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

3.7

原作が読んでて赤面するほど どエロい印象だったが、映画も原作を忠実に再現しようとしている感じがすごく伝わってきた。

原作で勝手にイメージした主人公が、自分の中では松坂桃李のような高身長モデル体型な青
>>続きを読む

図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

2.5

“死にモドキ”という虫を探す旅に出る、伊勢谷友介主演の脱力系コメディ。

三木聡監督って独特の世界観だよね。
良くも悪くも、The 三木ワールド。

本読みの時点で役者陣が「?」ってなってそう笑

>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

「どんでん返し」で必ずと言っていいほど挙げられる作品。

麻薬・マフィア・銃撃戦にはさほど惹かれない自分にとってはやや苦痛なストーリーだったが、「どんでん返し」は興味深いので鑑賞。

どんでん返しって
>>続きを読む

46億年の恋(2005年製作の映画)

3.3

難解だけど引き込まれる。
理解できないけどボーッと見てしまう。
汚れてるけど美しい。

そんな作品。

21世紀美術館である現代美術を見た時、あまりに狂気に満ちた作品だったので作者に対して恐怖を覚える
>>続きを読む

SEX発電(1975年製作の映画)

1.8

タイトル通りのお下劣さ。
SEXで発電しようなんてふざけた大人の発想だなと思って見てみたが、これが始まって7分くらいで本当にバカバカしい。
「体に電流が走る」をチープなマシーンで実現化。
これが197
>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.2

ごく普通の友人同士のテーブルパーティだが、自分のスマホを暴露するという恐ろしすぎるルールが勃発。スマホに秘密隠し入れてる人には気が気じゃないシチュエーション。

マンションの一室によるあまりにも普通に
>>続きを読む

さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.5

落ち目の映画監督が、再起をかけて挑んだ映画の撮影初日前に、なんとストレスから失明。監督生命をかけてクビになるわけにはいかないという思いから、あろう事か失明を隠して撮影初日を迎える。最小限の介添者を頼り>>続きを読む

ハウリング(2013年製作の映画)

4.0

ヨーロッパ企画・上田誠の作品が好きで、色々あさっていたら発見。

いやぁ発想が見事。
ショートすぎるムービーだが、その短い話の中に頭をフル回転させられる要素がギュッと詰まっていて、これ観たら嫌なことが
>>続きを読む

片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

3.2

片桐はいりを極めたような錯覚が起きた。

身近にいるような、実在しないような、なんとも不思議な彼女のこの存在感はなんだろう。

1作目はよく分からんまま終わり、
2作目で割と好きかもと思い始め、
3作
>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

原作は知らない。
単純に興味本位で観てみたのだが......え、案外良くない?

そもそも原作知らないから「ジョジョ立ち」のイメージしかなく、完全にコメディかと思ってたのだが、全く違うんだね。

設定
>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.0

この映画のことは風の噂的に知ってはいたけど、単に露骨な性的表現が話題になったということくらいの知識しかなかった。
古い映画だし、ロマンポルノにはあまり興味がなかったのでずっと視聴せずにいた。
しかし今
>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.2

成功主義者の夫、ヘロインを吸って老人ホームを追い出された口汚い祖父、ニーチェの沈黙を貫く息子、美少女コンテストを夢見る小太りの娘、そんな家族に振り回される母に、自殺を図ったゲイの伯父も加わって歯車が全>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

2.8

おばさん7人が紅葉バスツアーで滝を見に行って遭難する話。大惨事は起こらないほのぼのサバイバル。もっと面白くなりそうな題材なのになぁとぼんやり考えながら観ていたら終わった。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

2.8

なんか、これうる星やつら?ってかんじでパラレルワールドみたいなお話だった。「もうひとつのうる星やつら」かな。主役はサクラかと思うほどセリフが多い。

ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族(2009年製作の映画)

3.9

家族みんながそれぞれ言えない秘密を抱えていて、バラバラのパズルがある晩突然一気に揃う。「君は僕の酸素だ」はほんとにそういうセリフだったのか気になるが、まあいいや。息子の秘密は守られたのか?

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.8

とにかくどんどん人が死ぬが、死ぬ奴らがみんな悪いヤツばかりでむしろ爽快。呑気な100歳、なんでもあり。怖いもの無し。100歳だもんな。「私を殺すなら急いだ方がいい。100歳だから」が好き。100歳の冒>>続きを読む

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.0

廃業寸前の靴工場をドラァグクイーンのブーツが救う感動の物語。崩れかけた物が立ち直っていく様は感動する。

煙の魔術師(2012年製作の映画)

3.0

おっしゃ観るかという気で再生したら会話なしのストーリー。煙の魔法で客の持ち物を次々変化させて.....と見入り始めたところでまさかの6分でエンディング(爆)

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.5

ゲイや炭鉱夫の差別問題がふんわりとしか理解出来ていない状態からの鑑賞なので、正直ピンと来ない点が多かった。でもそんな歴史があったんだなーというふんわりとした感想。じわじわ面白くなってくる。思いつきや行>>続きを読む

続青い体験(1975年製作の映画)

3.0

青い体験の続編でキャストも同じなのに全然続編ではなく、まったく違うシチュエーションで前作との関連性もない。ある意味斬新。

青い体験(1973年製作の映画)

3.0

1973年の作品。この頃にしてみたら衝撃的だっただろうなぁと思わせる作品。そんな時代が果たして自分にあっただろうか。

ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

2.8

ありえへん世界。「嗤(わら)う分身」のような暗い室内のサビ臭い世界観。野村周平じゃなかったら絶対観ないかな。グロい。しんどい。

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.0

「なっかなか変身しねぇな」の一言。能力を手に入れるまでのお話。戦隊ファンとしてはもう少し早めにヒーローになってほしかった。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.5

オヤジが17歳の時に戻り、家族関係をやり直す。ありきたりだがなかなかおもしろい。あの頃に戻ったらなにやり直そう?

カラスの親指(2012年製作の映画)

4.0

最初の競馬場の詐欺シーンから面白い。
現実的に「それでほんとに解決?」と思えるような騙し合いには感じるが、全体の作りとしてはさすが小説が元になってるだけあってちゃんとストーリーにはなっている。今となっ
>>続きを読む

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.2

離婚されたパパが家政婦に扮して子供に近づく奮闘記。普通だったら気づきそうなものだがそれを誤魔化されてしまうほどの演技とストーリーですごく好き。字幕・吹き替え共に観たが、これは山寺宏一の吹き替えが見もの>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

ディカプリオの好きな映画。若い。てか事実に元ずいた話というのが信じられん。しかもスピルバーグ監督。この人生楽しそう。頭いい。けどありえないのがまかり通る時代を感じる。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

4.0

犯人が今となってはものすごく豪華。阿部寛主演となると男臭い刑事モノって感じがして最初は躊躇したが、若者にこそ見せたいお話だった。松坂桃李が歯を治す前の映画。

short cut(2011年製作の映画)

4.0

三谷幸喜のワンカット&ワンシチュエーションストーリー。森の中でこれだけの話を展開させるってすごい。何より1カット、何より鈴木京香がアグレッシブ。じわっと笑える。