疑心暗鬼を掻き立てることが最大の復讐とは、思いつくかも知らんけど、これほど上手く運ぶのは、やパリフィクションなんだと思いつつも、シテやられるという感じだね。
これもあまり情報を入れずに見て味噌。
スペインのオリオルパウロ
「インビジブルゲスト」のリメイク版。
本家は未見なんですが、「ロストボディ」の監督ものだから信頼できる。
しっかりと見ないと分からなくなっちゃうけど、仕掛けは単純。だから解>>続きを読む
ツボにハマれば笑えるんだろうけれど、癖のあるシュールさが苦手な人には、どうなんやろかと。
好きな人は好きだけど、ダメな人にはダメなんでしょね。
脱獄ものにハズレなし。
脱出方法が独特、実話だから本当なんだろう。
幾重にもある扉の鍵が重要なのはタイトル副題からもわかるけど、形状と仕組みを学習して行くプロセスの描写が微妙。
理不尽さや困難さが伝わ>>続きを読む
前作の続編になるけれど、バディは変わるし原作にもないリュックベッソンの創作。
だからか、派手だけど練られていない話なので「クリムゾンリバー」とは関係ないじゃんというヤツ。
さらに、意味不明な展開の果て>>続きを読む
ジャン=クリストフ・グランジェの小説『Les Rivières pourpres』が原作。
2つの事件が結びつく事で、バディものになるという仕掛け。
いきなり猟奇的な不気味さに驚かされるものの結末的>>続きを読む
なんだかねー。終始ピントがズレてるような感じしかしない。
邦画でこんなカンジの狂気をやろうとしたの感はいいとしても、こんなキャラをできる役者がいないという事が問題なのかも知らん。特に女優さんがね。
ベラミからの山一抗争。
組長の家族に焦点がつくうつる。それも極妻のはしりみたいな展開。
実録なのかドラマなのか、キャストが豪華なのに、イマイチしまらないカンジ。
ベラミ事件をモチーフにしてるものの
時代は違うし、実録とは違うところが気になるけれど、それは仕方ない事かも。
鳴海清が、菅原文太なのか清水健太郎なのかもね。
そこ大事なところかと思いきや、そこをぼかさ>>続きを読む
まぁね。興行の都合だからなんだろうけど、カットされたシーンはないとダメだろうし、あれば確実に記憶に残るところだしね。
両方とも見れば分かりますよ。ね。
家や場所に執着している様で、これはもしかしてメモに執着していたということか?
成仏するのを拒否して家に戻った時にはメモはまだ無い。
この世の時間と違う時間は不可逆に存在するとして、自分に会う事はアリな>>続きを読む
スタローンふぁんはいいかも知らんけど、釣られた人は残念な事に。
お話は悪くないのに、そこぢゃないでしょって事が残念。
男なのに女にされちまったナイスバディのロドリゲスにいちゃんと
女なのに男前のシガニーウィーバー姐さん
かなり期待していたのに、アクション少なめの説明多すぎで残念。
エピソードゼロで、続編の本編ある>>続きを読む
「何が起こるのか分からないのが競馬」
競馬好きの脚本家と監督がつくったらしい。
競馬をやらないからか、イマイチ伝わるものがなかったな。
時代背景と取り扱っている問題が重いけれど、視点が内部の改革若手だからかエンタテインメントとしてしっかりと見応えがある。
当時はどうだったのか記憶にないが、今から思うと、銀行側のプロパガンダに見えるのも>>続きを読む
環境とは?世界と社会
世界は万物、社会は人の世界。
施設やルールは与えられた環境、社会。
意味を与えるのも、意味を考えるのも人の営みそのもの。
地球や自然は、あるがままの環境。
社会は人が作った>>続きを読む
久しぶりにインディーズものに惹きつけられた。
ケンとカズ、脇を固めるみんないい目をしてるからなのか、ストーリーはともかく生々しくリアリティがあった。
みんなこれから楽しみ。
「死んでいいという人なんか居ない」はず、天災は理不尽にも全てを壊す。
人の命の順番を決めるのは人災。
地震津波から護られることと、ウイルスから護られることは違うのか?同じか。
「護られなかった人々」>>続きを読む
なるほどね。アンドロイド系とかAIものはよくあるアルアルだけど。
きちんと最後まで見ましょうってヤツ。
車好きでなくても気軽に楽しめる娯楽モノ。
ヴィンテージカーとイケメンと美女、そしてそこそこのドンデン。
カウチポテトでワインのお供にちょうどよろし。
ほんと「続編」とはなんぞや?
原題は『The Sugarland Express』で、パトカーはいっぱい出てきます。
州立刑務所からシュガーランドまでは、500kmらしいからそこそこドラマはおこる距離>>続きを読む
これはやぱり、キューバ危機や米ソの時代背景を知って見るのと知らないのとは全然違うね。みんな英語を話すから分かりづらいしね。
ヒッチコックが好きなら見せ場はいろいろあるけれど、これも知らないとよくわから>>続きを読む
実話だから期待していたのに、実話ベースであとは多分脚色だな。
どこからがフィクションでどこまでが実話なのかを楽しみのは自由だけども。
クライムコメディくらいな感じで見たほうが良さげだね。
あぁ。バブルの時のやつね。
レストラン「TATOU TOKYO」はいろんなロケにも使われてるし、オシャレな不倫が流行ったんよなぁ。テレビドラマもつくられてる。
中身はともかくも、男女の機微なんてさして>>続きを読む
原作「闇の呼ぶ声」遠藤周作は唯一のミステリーだから、どんなものかと思ってたら本当にこんなものだったのか言うくらいのできあがり。
小林麻美さんのPVとしか思えないものの、それはそれでイマイチ。
小津安二郎の遺作。
昭和37年かぁ。
海軍の艦長さんの戦後を何気に描きながら、高度成長期の流れと批評が淡々と写し出される。
「今日はお風呂沸かさなかった」とか「うちも冷蔵庫買うことにしたわ」とか。>>続きを読む
古い映画、特にこのころの時代性にノスタルジーを感じてしまう世代には、団地や風俗に個別の思い入れが溢れていて面白い。
高度成長期だったからこそ、これも「砂の器」も心に響いたのかもしれない。
色褪せない>>続きを読む
高倉健+菅原文太
復讐のために脱獄するやつ。
雪原を逃げるってのは網走的なイメージからなんだろな。
高倉健と菅原文太の共演の12本のうちのひとつ。
田岡組長の実名実録ものだけど。
「あぁ任侠ものだねー」というやつ。
まぁ火サス並みにしか思えない中味。
江戸川乱歩賞の原作だからと思ったけれど、セットの豪華さと島田陽子の体当たり演技(?)だけで、ミステリ要素あったか?
火サスや2時間ドラマがつまらない理由と邦画が落ち>>続きを読む
工藤栄一版 必殺シリーズ第3弾
ハニートラップや生き残りをかけた総力戦とか、イロイロありの工夫したパターン。
松坂慶子と成田三樹夫の回。
今から思えば、火サスと変わらないように見えるものの、岡田茉莉子の言葉には力があって小娘とは一味違うね。
だからか、山崎努のクソぶりが際立つ。
昭和の匂いがプンプンするのが懐かしい。
百恵ちゃんよりも古い倍賞千恵子バージョン。
冤罪事件の弁護を断られた逆恨みサスペンス。気持ちはわかるが、遠隔地で売れっ子なら「貧乏人」じゃなくても受けてもらえないわなー。
弁護士なんてこんなもんだと思>>続きを読む
絡む人たちがみんな「わるいやつら」ってところが秀逸ですね。
もちろん「美しい花には棘がある」って事で、昭和の女優さんはとても美しい。と。
五社英雄x緒形拳の実話事件
浅野温子、宮下順子、藤真利子との絡みがまた鬼畜系クズを際立たせる。
事件が昭和24年だから、当時の様子がよくわかる。坂根が41歳。脱獄が44歳と言うから昭和アルアルかもな>>続きを読む