南さんの映画レビュー・感想・評価

南

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ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2025年製作の映画)

3.5

一緒に入った山で弟が行方不明になった。弟は見つからないまま時は経ち、捜索ボランティアをしている主人公の元に一本のビデオテープが届く。
雰囲気とか作りはすごく良かった。正直最近の日本のホラー映画は雑な作
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

恋にはタイミングがあることも知っているし、きれいな思い出として残しておけるのだったら素敵な恋だったんだなとも感じたけど、最終的には「よくわからない人たちだったな」という感想に落ち着いた。

ある男(2022年製作の映画)

3.5

亡くなった夫が実は別人のなりすましだった話。
目を背けたい過去があってもそれが揺らぎようのない自分自身であり、アイデンティティなのだなと思った。それと同時に偽って過ごした日々もまた自分自身なのだと思う
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

話の流れや登場人物がパワフルで、最初はこの勢いについていけるか不安だったけど、いつの間にか引き込まれた。
クラスでの女子の描き方が見に覚えがありすぎて、ちょっと胃が傷んだ。女子ってそういうとこあるよね
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トップガンの知識はないが、それでもかなり楽しめる王道ストーリーの映画だった

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラー風味だけど主人公がバイタリティ溢れる人で、途中からは観ていて楽しくなるような映画だった。主人公が周りにヘイト溜めすぎて犯人の目星つかなかった!
死んで巻き戻る設定はよくあるけど、体の損傷がそのま
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

社会を知った大人たちにとっては身につまされる話だと思う。これは運送業界だけの話には留まらない。
誰かが亡くならなければ、死を持って訴えなければ、変わらない社会がつらい。人はなんのために働いているのだろ
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.0

作画、演出、ストーリー、全部最高!フジキセキが本当に良い仕事してた。映画館で観れて本当に良かった!

トラペジウム(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アイドルを目指す女子高生がメンバーを集めてアイドルになろうとする話。
主人公の計画は綿密なようでいてかなりずさんな計画ではあるものの、アイドルへの道が不意に開かれる。「アイドルになる」ことへの熱意は狂
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

4.0

捨て犬が飼い主に復讐しようとする話。汚い言葉や内容が続くものの、要所要所に見せ場をきちんと作ってありストーリー構成は王道で飽きの来ない内容で良かった

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

博士と少年の心温まる交流を描いた作品…かと思いきや最後の最後でどんでん返し。先の展開知らないまま観れて本当に良かった

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.5

ストーリーは割りとシンプルな作りだったが、狡噛と常守の邂逅・共闘など、ファンがアニメ1期2期を経た後で見たかったシーンがたくさん詰め込まれてて良かった

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

対話や交流を軽んじてそれらを役割としてロボットにすべてを任せてしまった結果とんでもないことに…。
人を殺すことにためらいがなくなったロボットは怖すぎる。強く作り過ぎでは?
最後の対決では、叔母と姪が初
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

ストーリーはだいぶ駆け足だったが、歌は良かった

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

シン・ゴジラと比べるとわりかし映像的にもストーリー的にも盛り上がりに欠ける印象。ウルトラマンファンならもっと楽しめたのかな?

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

スラムダンクの原作は未履修だったが、かなり楽しく観れた。
モーションも細かく作られており、CGモデルの強みがかなり発揮されてた。
作中で見せ場が数え切れないほど作られており長丁場の試合でも退屈しないで
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「きさらぎ駅」の話からよくこういう話を思いつけたなと感心した。
チュートリアルを聞いた主人公が異世界脱出RTAを始めたところで、この映画ただのホラー映画じゃないぞ、と気付いた。淡々とタスクをこなしてい
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0

設定だけ聞くと面白そうなのに、観てみるとひどく退屈な映画だった。
話をどういう方向に持っていきたいのかわからず、ギャグ映画かもしれないがギャグ自体が全く笑えないものばかりで、常に頭の上に疑問符が浮かん
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

よりファンタジー作品に仕上げてきたなといった感想。
地震や3.11を想起させるシーンがあるのでそういうシーンが来るたび少ししんどかったが、今を生きている私たちは明日だって生きていけると思える良い映画だ
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

男女混合グループが泊まりにきてなにかに襲われる、というホラー映画お決まりの始まり。まさか2組目も現れるなんて…。
主人公たちがジェイソンに勝てる見込みが全くないなと思ってたけど、終わり方を観て納得。
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牛首村(2022年製作の映画)

3.0

今までのシリーズの中では一番ストーリーがまともだと思った(面白いとは言ってない)
他の作品にも言えるが、序盤は面白い。ホラー映画に求めてる「怖さ」がちゃんと映されている。ただ中盤、終盤へ向かうと途端に
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.5

怒るときは怒る、粗暴に見えて意外と紳士的、彼女を大切にする、人を許すことができる…ロッキーのキャラ描写がなかなか好印象だった。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

当時も観たけど、久しぶりに観てみたくなり2回目の鑑賞。
よくよく考えると粗はあるけど(3年のズレに気付かない、山の上で生身で一晩明かす等)、それらをふっ飛ばすぐらいの完成度、絵力の強さがある素晴らしい
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像と音楽は良かった。車が行き交う中で秘密を明かされる演出も良かった。
ただストーリーはあまり良い出来ではなかった。伝えたいテーマ、登場人物たち、ストーリーの盛り上がり、どれもが噛み合っていなく消化不
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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

紀伊カンナ先生の絵が動いてる!不器用なふたりが周りの暖かい人たちに背中を押されながら少しずつ近づく様子がいじらしかった。
序盤のみんなで食卓を囲むシーンがかなり好き。カレーもポテサラも筑前煮もどれも美
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二ノ国(2019年製作の映画)

2.0

脚本はツッコミどころありすぎだし、演出もいまひとつで、演技も微妙。褒める点が音楽しかない…。ハルのキャラ描写では、相手の言葉をすぐ鵜呑みにする、ユウのことを見下しているのが態度に出てる等、不快感しかな>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

全滅エンドだと思わなかった…(猫も含めて)
解剖を進めるに連れ明らかになる真相をもとに、あれこれと推理するのは楽しかったけど、やはり全滅エンドはやりきれない。