NAOKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.8

「たとえ、火の中、水の中」

「最後の追跡」
原題は「ヘル オア ハイウォーター」
何でしょうね?日本語で言うところの「たとえ、火の中、水の中」みたいな意味なんですって…
見終われば…「なるほど…」で
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

この映画…Netflixに入った目的のひとつ…
コーエン兄弟の「バスターのバラード」

コーエン兄弟との出会いはおれがまだ20代の頃…なにげにつけた深夜のテレビで彼らのデビュー作である「ブラッド・シン
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.7

Netflixで…これもどうしても見たかった1本…
制作費がかさんでNetflix限定になっちゃったという…

クローバーフィールド・シリーズなのに繋がりがさっぱりという方多いようですが…

そもそも
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世界侵略 ワシントン決戦(2018年製作の映画)

1.7

くっそー☠️りょーこ先輩に先を越されてしまった!

昨日観てたのに…
昨夜「ウトヤ島、7月22日」という絶対ふざけることが出来ない真面目な社会派映画を観て沈痛なレビューを上げた反動で…次はこのバカ映画
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

怖い映画です。
ホラー映画の「楽しんでいい怖さ」とはまったくの別物…出来ることなら一生出会いたくない「怖さ」です。

銃撃が出てきます。
いつもガンアクションとして映画で楽しんでいる銃撃とはまったくの
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

今や伝説のお笑い番組…
「おれたちひょうきん族」
北野武がタケちゃんマン…さんまがブラックデビルとかパーデンネンとか色んな悪役を演じたのだけれども…その合間に「サラリーマン」という悪役をやったのをご存
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.7

家で…テレビはほとんど観ません…
車の中でワンセグで観れますがほとんど観ません…

もっぱら映画だけを観るために自分の時間を使ってます…

おれの映画環境はいくつかの映画館とTSUTAYAとGEO…
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

自分は頭が良くてその辺の大人より物知りだと思っている子供…
だから大人びた口のききかたをする…
でもそれが恥ずかしいことだと分からないくらいまだ子供…

ちょっと自分の子供の頃を思い出して恥ずかしい気
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

LINE!

『search/サーチって観た?』

【観た観た!映画館で観たぜ】

『今、パソコンで観てる…この鑑賞方法が正解じゃね?☺️』

【確かにね…】

『しかし…このアイデアはすごいな!この
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.6

中学…
新学年になって…新しいクラスにも慣れてきた頃…

学校帰り…おれのポケットには給食のパンが1枚押し込まれている。
帰り道の途中にある神社に一匹の黒い野良犬のネロ(おれが勝手につけた名前)がいて
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.8

そこは高原の避暑地のようなところ…
広々とした敷地に色々な施設が点在していて、青い空をちょっとビックリするような早さで雲が流れている。

その高原の小さなスタジオで女の子ばかりのバンドが練習をしていて
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.9

去年…予告編を観てからガン上がって待ってました。
いろいろ微妙な噂も聞いていたので、思いっきりハードル下げていざレイトショーへ…

始まるなり、移動都市「ロンドン」の迫力に大興奮!
お!すげぇじゃん!
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種差別という話をする前に…
そもそも「人種」という言葉や概念がおかしいという話があります。

人の種類?
おれたちは何?黄色人種?
他にも白やら黒やら…

人に種類なんてないんです。そもそも人を種類
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

以前、木村拓哉先輩の映画をレビューしたときだったか?
「ハンディキャップとしてのイケメン」の話をしました…

おれみたいな中身で勝負!とかね…それしか手段を持たないような人間はどうしても「イケメン」に
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

3.7

昔の何かのテレビ番組で…

「関西人というのは相手がたとえ知らない人でもボケられたら突っ込まずにはいられない…それは太閤様(秀吉)の時代から関西人のDNAに刻まれていることだから…」

そして街頭イン
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デビルマン(2004年製作の映画)

2.5

公開当時の騒ぎを今でも思い出します。
ネットの映画関係サイトが今でいう炎上のような状態になりました…

「ハッピーバースデー…ワーストムービー」
「また出た原作レイプ!…と思ったら犯人の中に原作者が!
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「味園ユニバース」
幻のもうひとつのエンディング…

「ワナだったのか…」
渋谷すばる演じる茂雄は思った…
昔の仲間だったやつらが自分を取り囲む…
「社長の野郎…」

ふいにカスミと赤犬のメンバー達の
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人の…想像力…

想像力なめんなよ…

スピルバーグの「ジョーズ」…
実はこの映画の中で人食い鮫ってクライマックスまであまり姿を見せないんですよね…
CGもない時代…
鮫の模型(ロボット)がうまく動か
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心と体と(2017年製作の映画)

3.7

「おい、あれ…誰だよ?」
「あ?先輩まだ会ってませんでした?パート・アルバイトで入った中村さんですよ」
抜けるような白い肌に化粧っけのないその顔はちょっと見とれるくらい美しかった…
「あれ?先輩…好み
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

予告を見ればだいたい想像できてたはず…

ジェームズ・キャメロンだしロドリゲスだし、アリータの顔は人間離れしてるし…日本の漫画が原作だし…

アニメを…CGアニメを観るつもりで初日の映画館へ…

結果
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

リョウスケはおれの高校に途中から編入してきたやつだった…
どこの高校から来たのか聞いておれは仰天した…全国的にも有名な進学校だったからです。
おれは好奇心丸出しで尋ねました…

「ねえねえリョウスケ君
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

キーワードは…
「少女…覚醒!」

なんかよく見かけるキャッチですが…おれはこの言葉に弱いみたいです。
偶然…一緒に借りた北欧ホラーの「テルマ」とこの「The Witch/魔女」…
同じ少女が覚醒する
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テルマ(2017年製作の映画)

3.6

もう今はあまり聞かないけど…昭和の頃、「フリー・セックス」とか「スウェーデンポルノ」などといったキーワードで、北欧はエロに関しておおらかで、取り締まりも甘い…と世界的な認識がありました。
毛が見えたの
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.8

しびれました…
いろんな意味で…

1995年「ヒート」
数あまたの映画がこの傑作を越えようとチャレンジしては敗れ…「どうせデ・ニーロとアル・パチーノだったから良かったんでしょ?」と負け惜しみを言い続
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ツイスター(1996年製作の映画)

3.7

駅前のケーキ屋
「ヤン・デ・ボン」…
あそこ美味しいの?

うん、なかなかだよ!
有名店の「よりどりスコット」や「パン屋ホーベン」で修業したパティシエが独立したお店だよ…

大ヒット洋菓子「ダイハード
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

4.6

2000年代
2000年から2009年までの10年間でのおれのベストワンはイーストウッドの「グラン・トリノ」でした。マカロニ・ウェスタン時代のガンマンからファンだったおれにとってはこれしかありませんで
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.8

1979年にオーストラリアで作られた「マッド・マックス」は低予算のB級アクション映画だったが…そのあまりの面白さにこの日本から火がついて(ちょっと自慢)世界的ヒットとなりました。

2年後にやって来た
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キックス(2016年製作の映画)

3.7

15歳…

今、まさにジャスト15歳の人…もうすぐ…の人もいるでしょう。
まぁ…おそらくほとんどの人が通過してるのかな?
おれなんか遥か時空の彼方…

あなたは自分が15歳の時の気持ち…覚えてますか?
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

フォロワー様の…
「これ『ススムちゃん大ショック』のまんまパクりですぜ」
…というタレコミに
「マジか?」
…と鑑賞…

「ススムちゃん大ショック」というのはデビルマンで知られる永井豪先生が実に48年
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.8

ハンプティ・ダンプティ壁の上…
ハンプティ・ダンプティ大転落…
王さまの馬や兵隊総がかりでも
もとの場所には戻せぬ
ハンプティ・ダンプティ

先日、タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」をレビ
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レオン(1994年製作の映画)

3.8

邦画界でそれなりの地位を確立した人気俳優が性犯罪容疑で逮捕!
おれはファンだったのに…何てこった…

その思慮なき行為のお陰で過去の作品まで見られなくなったらどうするんだ?

リュック・ベッソンも今…
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

「怒り」

「怒り」という感情は映画…特にアクション映画においてその起爆剤として格好の材料である。

ブルース・リーは「怒り」の鉄拳!
それは「犬と中国人は入るべからず」と香港の公園に掲げた戦時中の日
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26世紀青年(2006年製作の映画)

3.7

「イディオクラシー」
これが本当のタイトル!

イディオット(バカ)と~主義のクラシーをくっつけた造語…「バカ主義」?

バカがちょっと政治的な意味を持っちゃった…というなかなか知的なタイトルなのです
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

さて昨日は「ファースト・マン」先に観て…おれ的には二番手となった「アクアマン」観てきました。

待たせたな…モモア🦈

先に結論言っときます…

最高じゃないですか!
出た!本年度暫定ナンバーワン!
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

今日ね…正直迷ったんだ…
本日封切りの「アクアマン」か、この「ファースト・マン」…
「ハシゴ」も画策したが時間的に無理でした。

悩んだあげくこっちのマンにしました!ゴメン💦モモア!

考えてみるとア
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愛しのノラ 幸せのめぐり逢い/愛しのノラ 幸せをはこぶ猫(2017年製作の映画)

3.7

「いやね~、今朝ね…家の前の道路で野良猫が死んでたのよ…たぶん車に轢かれたんだね…かわいそうに…」

朝食の時…母親はそんな話をした。
その猫の死体は誰が始末したのかいつの間にかなくなっていたそうだ。
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