Openさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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クレマチスの窓辺(2020年製作の映画)

3.6

舞台挨拶付き上映@アップリンク京都

観客をびっくりさせる
何かが起こるわけでもなく
ただ亡くなった祖母の家で
1週間のヴァカンスをOLのお話。
約1時間という上映時間も
多くを語らずちょうどいい。
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教育と愛国(2022年製作の映画)

4.0

公立中学校教員、観ました。

どんなホラー映画よりも
吐き気を覚えます。

個人的にも大変危機感を覚えている、
教育への政治的介入。

伝統文化や愛国心の観点で
パンはふさわしくないので
パン屋の記述
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

もっとデルトロ節全開かと思っていたが
結構オーソドックスな盛者必衰モノ。

役者の無駄遣い感は否めない。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

テンポの良い騙し合い!
二転三転四転五転…の畳み掛けは
見応えアリ。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

これは完全な自分の勉強不足。

久々に全く理解ができない
映画に出会った。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

社会的なメッセージが
込められた復讐劇。

そうだよ、
酔っているから同意ではないんだよ。

「子供だった」みたいな
戯言は許されない。

スカッとするけど、
この類の作品で
主人公が幸せになるパター
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サム・ライミ色強し。

ワンダヴィジョン2。

上映前に回っていたカメオの噂が
ほぼ全部フェイクだた。

観られて大満足だけど
期待通りという印象。

マーベルも
ファンの期待値高まってるから
大変ね
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

遠回りをして
いろんな人間関係や人生が
着地していく様子を見るのが
群像劇の良さだが、
それが存分に楽しめる秀作だった。

でも群像劇ってほど
登場人物が多いわけでもなく
シンプルにまとまっていて
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.8

卵、孵化、化身

親からの期待、思春期、
親の愛、摂食障害、妬み
などなど…

欲しいメタファーが
しっかり汲み取れる作品

でも、思ったより
分かりやすい作品だったな〜
という印象。

でも、北欧ホ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

映画館で観ればよかった〜〜
と後悔…。

原作へのリスペクトが感じられる
ストーリー展開と歌劇シーン。

でも現代にしっかり
落とし込んでる部分もあって
リメイクのよさを存分に感じた!

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

グロ注意!

途中退出した人もいたな。

でも、
多様性の在り方とか
様々なものの境界の曖昧さとかを
見せつけられた…。

過激な描写に
具合悪くなるけど
度肝を抜かれたのも事実。

パルムドールの話
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

最初の1時間、
「あれ?長いな…」
と感じたものの
それを終盤にかけて回収する、
劇的で感動的な展開。

緊張感のある場面と
ミュージカルや
シットコムのような
場面の使い分けによって
メリハリをつけ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

シングストリート!笑

話自体に特に捻りは無いけど
設定と役者の演技、
多様な人間模様が輝いていて
飽きないし感動できる。

ただ良くも悪くも
捻りが無くて
分かりやすい。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

ウェスアンダーソンの
頭の中覗いてみたい〜

変わらず独特な世界観だけど
「意図は伝わる」
素晴らしいクオリティ。

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

今泉作品っぽいけど
ちょっと違う…
というところに
L/R15の企画の新鮮さとかよさがあった。

だからこそ、
今泉作品を観たい人は
物足りなさを感じるかも。

今泉名物の長回しが
中途半端だったのが
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

期待値が高かったか…。

回想的な脚本は面白いし、
主演も脇を固めるキャストも
申し分ないんだけれど、
ちょっと冗長な部分があったり
「エモさ」
(とジム・ジャームッシュ)
の押し売りになっている
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.1

めっちゃ好きだったんだが?

出てる役者が全員素晴らしい。

誰が悪者とかそんな話じゃなく
ただただ辛い。

自分も子育てをするような
年齢になったらもっと共感するんだろうか。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

オスカーにノミネートされるだけある。
好み。

村上春樹なので、
かなり淡々としてるけれど
ハッとする展開もあり、
ミニシアター好きが
求めていた感。

ちょーっと
ジム・ジャームッシュ味を感じたのは
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.3

新しいPIXAR!!!

2作続けて変身モノだけど
“Luca”より刺さったなぁ。

文化圏が近いってのもあるし
多くの人が経験する思春期
親との衝突の話だから
共感しやすい。

日本のアニメっぽさを
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

今泉節炸裂!

現代恋愛映画の巨匠、今泉力哉監督と
エロVシネの伝説、城定秀夫監督の
コラボ企画作品。

綺麗事だけではない恋愛観と
計算されたラブシーンが
今回の企画の成功を物語ってる。

気まずい
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

こんな人も!あんな人も!
という感じで
多種多様な役者さんが出ている
オムニバス。

ジムジャームッシュの世界観、
割と好きなので
他の作品もちゃんと観たいな。

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

こんな酷い世界情勢なので観たよ。
高校生の時に読んだ、
「動物農場」の話と繋がった。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.7

こういう伏線回収系、好きです。
でも、ひねりが若干物足りないかな。
面白いんだけど予想通りというか。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.1

ほぼ前情報無しで見たら、
どんどん引き込まれていって
後半にかけての畳み掛けに驚かされていると同時に
爽快感と胸糞の悪さが同時に襲ってくるフィナーレ。

オスカーノミニーなのも納得。

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.7

よくある盛者必衰モノだけど
ジェシカチャスティンと
アンドリューガーフィールドの演技が
よすぎる…

金銭問題、ジェンダー差別、スキャンダル等々、色んな面から宗教ビジネスの闇を描いてて見応えアリ

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.1

こんな良質なミュージカルが
ネットで観られるなんて
便利な時代…

観進めると、
どのようにジョナサン・ラーソンの
生き様が『レント』に影響を与えたのか
少しずつ見えてくる。

ミュージカルの場面と
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