Inoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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群がり(2020年製作の映画)

3.1

片田舎での農家の話なので、人は少ないし家もないしイナゴ以外は何も群がっていないのだが、なんせイナゴが…多い。話はイナゴを育ててそれを小麦粉にして売っているシングルマザー農家の話で、最初はイナゴがなかな>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

1作目よりもハラハラしたかもしれない。この映画はホラー映画というよりはアクション映画と言ってもいいかもしれないほどの素手アクションやステルスシーンを観ることができる。このじいさんが1作目では結構な悪者>>続きを読む

ボブ・ロス 楽しいアクシデント、裏切りと欲(2021年製作の映画)

2.9

何か別のドキュメンタリーで、ボブ・ロスの権利を持っている人が欲深くてもめているというのを観たことがあったけど、細かい背景は知らなかった。成功した本人にはビジネス権利がほとんどなく、裏でお金のことを全て>>続きを読む

タイムライン(2003年製作の映画)

3.0

期待してなかった分、楽しめたと思う。思った通り歴史的な正確さとか(服装や言葉、その時代の文化)は全く無視のハリウッド色ゴリゴリの作品になっており、そこは覚悟して観る必要がある。しかし、娯楽作品としては>>続きを読む

アフターマス 余波(2021年製作の映画)

2.9

不倫やキャリアチョイスや家族関係…いろんな理由で夫婦関係が難しくなってしまったけれども、一生懸命立て直そうとするあの微妙な気持ち悪さやしんどさが上手く描かれていたと思う。ホラー要素はその味付けみたいな>>続きを読む

The Resort(原題)(2021年製作の映画)

2.3

若い男女4人が、あるハワイの島に誕生日バケーションに行って、ちょっとした呪われホテルの残骸を探索したら、本当にお化けが出てきて追いかけまわされる、というホラー映画。ホラー映画慣れしている人にとってはあ>>続きを読む

ウェイ・ダウン(2021年製作の映画)

3.1

最初の半分は大体が分かる展開なので、このままこんな感じだとつまらないなぁと思っていたけど、ちゃんと最後の方はハラハラ展開が待っていたので良かった。主人公がフレディ・ハイモアというのがこの映画の一番面白>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.4

私はアウトドア派じゃないので、最低限の物だけを持って、自然の中に自分を投げ出す人の本当の気持ちは分からないけど、端から見ていて憧れる思いは多少ある。自分はしないだろうけど、どんな気持ちなのか…と想像し>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.3

キュッと締まった、いかにもハリウッド映画だった。延期を重ねてやっと公開された映画なので、スタジオとしては絶対にコケさせたくない作品なんだろうなと観客としても妙なプレッシャーを感じて観る前から心配してた>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

噂で前回よりも断然良くなっていると聞いていたので、期待度が上がり過ぎた感はあった。しかし、観やすかったし楽しく観れたことは確か。ハーレイ・クィンが特に活躍していた気がするし、ブラッドスポートがなかなか>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.4

大まかなプロットと流れは思った通りの映画だった。想像してたよりも「痛い系」寄りだったので、痛い系が好きじゃない人は無理かもしれない。女の主人公がある状況で追い詰められたものの最後はキラー(達)を相手取>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.4

アマンダ・ノックスの事件にインスパイアされたフィクション映画。主人公はフランスで殺人事件の犯人として投獄されたアメリカ人女性の父親。フランスの監獄での面会に行ったり、娘の無実を証明するために奔走したり>>続きを読む

ジェニファーズ・ボディ(2009年製作の映画)

3.0

この映画は一体誰のために作られたものだったのだろうか。脚本も監督さんも女性で、確かに女性目線で見ると、男性が撮ったものとは違う視点で作られていることを感じることができる。ジェニファー役のミーガン・フォ>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.1

前作からそんなに年月経ってたのか。みんな何だか歳取ってるものなぁ。この映画の特徴は、ゾンビ映画なのに妙に軽くてドライなキャラ達で成り立っているところだ。メインキャラたちは個性豊かでカッコいいというより>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.4

うーん、夏の大作!こういうのを観ると「夏が来た!」って感じがする。昔懐かしい感じのアドベンチャー映画を楽しめるし、プラス、各キャラクターの背景などがポリコレ的にちゃんとアップデートされているので、幅広>>続きを読む

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

2.9

G.I. Joeに関しては私はほとんど知識がないので、この映画だけの感想として述べるけど…どっかでコレ最近観たな?というのが最初の印象。オープニングが最近公開された『モータルコンバット』にすごく似てい>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.1

可愛い映画だった。この映画のことをあまり知らなかったけど、イメージとしては、かぶりものだからという単純な理由で『FRANK』みたいなイメージがあって、そんな映画だろうかと勝手に思っていた。観ているうち>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.3

最後すんごいどんでん返しとか期待してたけど、それよりは、撮り方の上手さというか不思議感がすごいなと思った。話が全体的に淡々としているので、そこに「怖さ」とか「気持ち悪さ」とかの味付けが上手く入っていて>>続きを読む

エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

2.4

やっぱりというか続編が出た。映画の最初に前回あった話をダイジェストで丁寧に教えてくれるので、忘れていても思い出せる仕組み。前回も書いたように『ソウ』と『キュープ』を足してエスケープルームで割りましたみ>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.3

ちゃんと面白かった。ナターシャさんが人間的で、しっかりしてる中にもなんかすごく辛そうなものを抱えてる感じが出ていたように思う。特に妹とお父さんがあんな感じなので、ナターシャがド真面目に見える面白さ。ス>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.6

感想書きづらいな。こうもシリーズが長くなってくるともう他の作品で何が起こったのかの記憶が曖昧になってくる。私はこのシリーズのファンではないが一応スピンオフ含めた全作品観ていてキャラクターもそれなりに知>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.3

素敵コンビだわー。「2」の時にも思ったけど、ウォーレン夫妻のチームワークとか絆が観れるのが面白かった。ちょうど昨日もエクソシスト系の映画を観たところだったので、2つの映画の違いなどを考えながら観た。『>>続きを読む

スレイヤー 7日目の煉獄(2020年製作の映画)

2.9

エンタメ系エクソシストホラーになっていて、私が好きな心理的な怖さからは遠い作品だったように思う。もう少し深く主人公のキャラが掘り下げられていれば面白かったかもしれない。カトリックに詳しくなくても、「お>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.0

んー…。大型トラックやら重いものを扱う人たちの作業をカッコいい感じで見せながらアクション映画として成り立たせてある映画としては面白かったけど、映画そのものとしては多少物足りないものがあった。例えば、ト>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.6

漫画みたいな映画だなと思っていたら、原作は漫画らしい。主人公は記憶を亡くしてお金はあるが車で暮らしているホームレス。妙な研修医を名乗る人物にお金と引き換えに頭にある処置を受ける。すると今まで見えなかっ>>続きを読む

Calm with Horses(原題)(2019年製作の映画)

3.2

アイルランドの田舎の閉そく感を感じるしみじみとした犯罪系ドラマ。主人公は犯罪ファミリーの若いメンバーの用心棒をしているんだけど、このファミリーに関わっているせいで手を汚したりしなければいけない。しかし>>続きを読む

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.4

イギリス、アメリカ、インド、シエラレオネ(アフリカ)での自閉症の子供と親を追ったドキュメンタリー。主軸となるのは、日本でも話題になった書籍『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』で、一体自閉症の人から見た世界っ>>続きを読む

安全の対価(2021年製作の映画)

3.2

サスペンスミステリーの王道をいってて、人間の小さく醜いところや社会の汚れた部分を描きながらも、最後には希望とかカタルシス的感覚を得られるのがサスペンス系作品の醍醐味。それを感じられる映画だった。過去の>>続きを読む

ブロックアイランド海峡(2020年製作の映画)

2.6

低予算で工夫してがんばって作ったんだなぁ感はあるけど、私にとってはペースが遅かったように思うしあんまり怖くもなかった。話もよくある話なのでそこをどう見せるかという感じだが、中盤でやっと船の面白いシーン>>続きを読む

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.1

ライアン・レイノルズの『リミット』みたいな話かなと思ったら、主人公が置かれている状況は『リミット』と同じものの、段々と何重にも重なる謎が解かれていく様は観ていてなかなか楽しかった。観客は主人公と同じよ>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.6

基本的にミュージカルは好んで観る方ではないけど、去年の公開からずっと伸びていて気にもなっていたし、リン=マヌエル・ミランダだし、最近のLatinパワーはすごいし、きっとこれからもどんどん大きくなってく>>続きを読む

インモラル・ルーム(2018年製作の映画)

2.7

若いカップルが、夢いっぱいで引っ越してきた(もしくはこの映画のようにバケーションに来た)ら、近所の優しい人だと思っていた人が実はサイコで、その人に生活をむちゃくちゃにされる、という映画はジャンルとして>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.1

エマ・トンプソンが好きなので、伸び伸びした悪者演技が観られて楽しかった。本当に悪い人なんだけど、芯が通ってるところは一貫していた。感情の幅も狭くて、怒鳴ったりするわけでもすごく悔しがったりするわけでも>>続きを読む

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.1

私はよく仏教を知らないけど、輪廻的なメッセージのある物語だった。今の世界があって次の世界があって…。キャラクターと途中で人間の性の話をする部分が鍵となる。人間は結局馬鹿なので、今生きている世界で何も学>>続きを読む

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.0

話はまぁ面白いし、ショーン・ペンがいい役者だなぁというのがよく分かる。ニコール・キッドマンも一人でしっかりと立っている寡黙なキャラを上手に演じていた。話の舞台がUNであったり、アフリカの情勢に対しての>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.3

思った映画と全然違う映画だった。てっきりラブコメディタイプの映画だと思ってたら、主人公はレイチェル・マクアダムスではなくドーナル・グリーソンで、彼の人生(と父親との関係)の話だった。タイムリープ関係だ>>続きを読む