koukiさんの映画レビュー・感想・評価

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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

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これ、ちょっと話の角度と結末を変えた『推し、燃ゆ』です。アイドルとオタクという奇妙な合意の上にある関係から、互いの心が無意識に右往左往する様です。

つまり彼女の片想いの痛々しさに、我々の中では共感羞
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

相手との関係性によってキャラの言動が少しずつ違うので、1からずっと見飽きないしむしろもっと欲しがっちゃう。

世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.7

紀里谷監督は20年かけて、生涯渾身の一作を撮りきった。この哀しい世界でフィクション作品がずっとやるべきだったことをやりきった。

映画(虚の世界)で人がどんなに苦しもうと、誰かが命果てようと、我々の世
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

やっぱり庵野さんはちょっぴり大人になっていたんだ。

Winny(2023年製作の映画)

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法律の執行部隊はしっかりしてほしいと思いつつ、技術を提供する側も社会との繋がりや倫理を蔑ろにしてはいけない。教訓とすべき事柄が色々あった。

スモーク(1995年製作の映画)

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大学時代の授業で見せられたのをふと思い出して。

人間関係の程よい薄さがなんとも羨ましい。でも自分には無理だなー。

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

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公権力や宗教右派へのカウンターとなった主人公やラジオDJ・ヒッピーたち。当時でもおそらくマイノリティ側で多くの人からは白い目で見られていただろうけども、自分自身は一度あの領域に行ってみたいと本能レベル>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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スクリーンいっぱいにスピルバーグが愛した人で満ちていた。特にあの女の子のことは絶対大好きだったんやろうなって、直感で分かるぐらい可愛く撮られてる。

某監督役でリンチが出てきた時は腰抜かすかと思いまし
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対峙(2021年製作の映画)

4.3

数々の銃撃事件で関係者たちが混迷を極めていた苦悩を重厚な会話劇で再現されている。舞台となった部屋の真っ白な壁とは対照的に、彼らは何にすがれば前へ歩を進めるのか第三者である我々からしても全く光が無い。被>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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なんやこのパルム・ドールを穫るためみたいなカオスは笑。人間がここまで欲に純粋だとしたら、もう何もかも全部投げ捨てたくなるわ。

カンヌの審査員は『パラサイト』といい『TITANE』といい壮大なメタファ
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別れる決心(2022年製作の映画)

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不倫は禁断の愛とか言われがちやけど、別に愛には禁断とかそんなものはなくて、抱いた愛に対して真摯なのかどうか。真摯でないならすぐに止めるべきですよ、と。で、今回はあまりにも真摯すぎて犠牲を厭わない人が現>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

音楽については言わずもがな、画面もスマートでかつ超エネルギッシュ。

最後のライブでの観客の演出がズルい。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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量子論では直感とは違うことが起こるっていう宇宙の可笑しさを前提知識として知らないと、ただただ変な設定に溺れた映画みたいに見えるな。

革命の爆発感は好きやで。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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食することの本質を見誤るなですね!

とはいっても、どこからどこまでの人のことを揶揄してるのか本編鑑賞中は分からなくてオロオロしていた。

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

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アメリカの高校怖い!

え?日本もこんな感じなの??

バビロン(2021年製作の映画)

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チャゼルはタランティーノのように愛情を持ちつつも、実のところものすごく自虐的で現実への視線は冷めていたのか。あくまで自分は歴史の一部分でしかないと言わんばかりにずっと悲観しているように感じて、元気出し>>続きを読む

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.8

見終わると、そんな気持ちになるつもりは全く無かったのに、、、ってなるぐらい苦しみが広がっていた。噂には聞いていたけど、あらすじ的にもうちょっとポップだと思うじゃん?リアリズム突き詰めるとは思わないじゃ>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

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ハリウッドのバイオレンスアクション系映画(というよりこのスタジオ)は、「ワンイシュー・ワンフィルム」で関係ない要素を排除して分かりやすい脚本にしていてほんとお上手。面白さは主人公の設定のアイデア次第だ>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.8

非常に勝手な解釈だけど大友監督は歴史や偉人の再評価をしたいのかなと思っています。道具や人の所作を含めたディティールを作り込む理由も、出来るだけ人物に焦点を当ててもらうためにノイズを減らしてるんだと予想>>続きを読む

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

4.2

たくさんの人が必要としている(かもしれない)映画だった。時に心から共感できる場面があれば、己の無知・無自覚さを目前とできる感情の深さがある。男性・女性、子ども・大人に関わらず、各々が各々の場面でこのこ>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.9

ジュブナイル系の物語で「映画のための映画」かと思えばそれは表面的で、まさかインドの”産業における階級社会”をテーマに持ってきていたとは驚いた。原題の”Last Film Show”は至極深みがある。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.1

手紙は摩訶不思議な力を持つツールだとつくづく感じた。古典的連絡手段である手紙の利用は、電話の発明以降は縮小している。電子メール等が可能となった今ではさらに加速しているだろう。しかし、見方を変えれば、そ>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.9

風が裏の主役だった。手紙と重い重い文字をどこまでも運んでくれる爽快で力強い風。それはどこからともなくやってきて颯爽と去っていく。まるでヴァイオレットとベネディクトのよう。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

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stay nightシリーズのうち、無印(セイバールート)は”変えられない過去”、UBW(凛ルート)は”待ち構える未来”、そしてHeaven's Feel(桜ルート)は”見殺し続ける現在”に立ち向かう>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

3.8

もうやめてあげて、、リング0の貞子に対しての扱いなみに無慈悲やん、、皆が後ろに落ちる影を見ないフリしてきた代償がそのまま「影」として現れたのだな。ていうかこれどうやって全員を救うんや。

セイバーVS
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

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友達に推薦され、TVアニメシリーズを見始めてからようやくここまで来た!

マルチバースの概念とはちょっと違う、後戻りもバースの移動も出来ないルート分けされた物語構造が面白いんです。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

報道への準備と被害者らの独白はかなり作り込んでいる一方で、「彼」の顔やその瞬間をスクリーンに映さなかったところに、ノンフィクション作品への誠実さと信念を感じた。

でも、報道の傲慢さはまだ色濃く残って
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Sleepless(2021年製作の映画)

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睡眠って全ての欲求を抑えつけてくれるよなー

筑波大の柳沢先生はすごい研究者だということは皆さんに知っていただきたいですな。

米国音楽(2022年製作の映画)

3.8

これはもっと長く深く続きを観てみたい作品。

物語としても作品の上映方法としても、この映画は商業性への挑戦をしている。

餓鬼が笑う(2021年製作の映画)

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みんな不寛容で誰にも共感できないフィクションの世界。

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