カモメさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カモメ

カモメ

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

『フォールアウト』だけでなく、ミッションインポッシブルシリーズ全体の話だけど、このシリーズハリウッド映画のひとつの黄金パターンですね。

何をもって黄金パターンかというと、スターひとりで客を呼べるとい
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.5

テレビ放送を録画して鑑賞。

世界を救うぞ!って話は何だかんだ言っても面白いですね。
俺も一度は世界を救ってみたいもんです。
冒頭から「謎」「謎」「謎」の嵐で、興味をキープさせます。特に前半は「トム・
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.3

ブックオフで108円でDVDが売ってたので購入。安すぎだろ。
スピルバーグとトム。それだけでも見る価値ありますね。
それに加え原作が『ブレードランナー 』と同じフィリップ・K・ディック。

トム・クル
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

ピエール瀧が、
「この映画は、“ダンサー”よりも“イン・ザ・ダーク”の要素が強い作品なんだ。みんなそこを勘違いして見るから、ショックを受ける」
とゆうに言ってました。

松本人志は、
「この話は、狂人
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

5.0

いかにもベースボールムービーって感じの映画です。野球映画ではない。

アメリカンな感じがたまらん。これも宇多丸がいうところの「負け犬たちのワンスアゲインもの」です。
球団を売っぱらいたいバカ女のオーナ
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.0

ジュリア・ロバーツが演じるアメリカの田舎女を愛でる作品。

とにかくジュリア・ロバーツが痛快です。口の悪さも心地よいし、正義の心にも共感できる。
ジュリア・ロバーツの正義の心は、『ジョジョの奇妙な冒険
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.6

絶賛の声、多い映画。
車、
デトロイト、
人種問題、
世代交代、
口の悪い老人、
哀愁、
頑固、
そしてクリントイーストウッド。

良作ではあるけど、退屈なんだよ。映画館でも見て、改めて見たんだけど。
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レインメーカー(1997年製作の映画)

4.0

マット・デイモンの良さをあまりわかってない自分でしたが、この映画では、なるほど、なかなか良い役者なのかもしれないと思いました。
理想のある若造って感じです。相棒のデブでチビのベテランのオッサンもなかな
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.8

悲劇的、
ジャーナリスティック、
情緒的、
サスペンス、
アクション、
センチメンタル、
希望があり
勇気をもらえるやつ。

自分が映画に求めてるものがほとんど入ってる作品かもしれません。

でも5点
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

原題、「up in the air」。直訳だと宙に浮いた状態。転じて企画や計画がまだ決まってない、という意味です。なるほど、まさにそんな映画でした。

そんなタイトルにピッタリな役を演じるのがジョージ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

ディカプリオのカッコいい期とおっさん期の間の過渡期の作品。
ディカプリオの「マジやべえって! このままこんなクソみたいなこと続けてたら、マジ死ぬから、俺! 頼むから早く解決してくれよ!」感がすごい。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

ジャン・レノのアイドル映画として100点満点な映画です。
クールに人殺しをするジャン・レノ。
殺し屋的習慣のせいでベッドでは眠れないので一人用のソファで座って寝るジャン・レノ。
アイマスク代わりに丸い
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

万引き家族。
「万引き」に意識がいきそうだけど、どっちかっつうと「家族」の話ですね、これ。
是枝監督がずっとテーマとしてとりあげてる「家族」は、今回もしっかりテーマですね。
この映画見た後は、子供の手
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

幼稚園児の息子が、この映画観てる最中に、出てくる料理を片っ端から「食べたい」と希望。
キューバンサンド作りにチャレンジしてみようかな。
話もユーモアあり、ベタベタしすぎない感動もあり、音楽も良いし、ホ
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

子供の頃から撮影を12年間続けるというクレイジーな作品。北の国から方式ですね。
北の国からといえば、町山智浩が評論で言ってたけど、かつてほたる役の中嶋朋子を主役に10年単位の長さでフィギュアスケーター
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

語り尽くされても今なお新たに語られる人気作品。公開当時はコケたけど、その後ジワジワと、一部の映画ファンからの評価が高くなりカルト的な人気を獲得。今ではオールタイムベスト的なランキングの常連作品となって>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

ナタリー・ポートマンやダコタ・ファニングみたいに、何年かに一回、良い子役って出てきますね。今回の子役はそれに当たるんじゃないでしょうか。

子供を持ったり、面倒を見てる人なら楽しめる映画だと思う。
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

5.0

この作品の見所はいろいろあるけど、映画史に残る名シーンがふたつもあると思います。
ひとつは、ゲイリー・オールドマン演じるドラッグディーラーと主役のクリスチャン・スレイターとの対決シーン。もうゲイリー・
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

映画好きが選ぶ生涯ベストとか映画記者が選ぶベスト的なランキングでは必ず上位に入るような映画です。
監督と原作は「ミスト」や「グリーンマイル」と同じフランク・ダラボンとスティーブン・キング。
好みによる
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.5

決して崩せないと思われた「悪」を暴く新聞社の特ダネチームの実話を元にしたものすごい話。
この特ダネチーム、「ジョジョの奇妙な冒険」でいうところの、黄金の精神の持ち主です。そこに痺れる憧れます。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

これは面白い。ちょっと「インターステラー」に似てる。SF、時間、親子…。点と点が結ばれる瞬間、世界の話から個の話に以降する瞬間は、映画ならでは。
ずっと抑え気味の制御された演出が、嘘っぽくなりがちなS
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

テレビ放送をしてたので鑑賞。劇場で見たときは、とても面白く感動したんだけど、テレビではそれほどではなかった。なんでだろ。大画面で見応えのあるアニメーションにやられたからか?
劇場とテレビの体感差をメチ
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.8

ゲス野郎藤原竜也を堪能したければ、この作品良いですよ。
賛否でいうと、否の方が多い作品かもしれませんが、「悪党を守る価値、守られる権利があるか?」というテーマも面白いし、楽しめました。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.4

ゲス野郎藤原竜也を堪能したければ、内容的に「藁の楯」の方が好みでした。
伊藤英明は男っぽくなりましたね。唐沢寿明主演版のドラマ「白い巨塔」で伊藤英明を知った者からすると。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.4

スピルバーグ、作品の振り幅大きすぎ。同時期に「ペンタゴンペーバーズ」を作ったりして。

はじめて4DXを体験。この作品で良かったかな。
頭を空っぽして楽しむ映画ですね。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

ベビーな設定の割に、結構笑えるところもある不思議なテンションの映画です。
主人公のお母さん役の人、「ファーゴ」の主役の人と同じか。今回はキレッキレでしたね。役者ってすげえなあ。

ビッグ・ダディ(1999年製作の映画)

3.8

これ見るたびに朝マック食べたくなる。
ひょんなことから子供を引き取るコメディモノです。このフォーマットはある程度安定して楽しめる。

プロジェクトBB(2006年製作の映画)

3.7

ジャッキー映画の中で最も泣ける作品がコレ。
赤ちゃんを引き取ってドタバタモノです。で、最後は…。
ね、泣けそうなフォーマットでしょ?

エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

4.5

ジム・キャリーのコメディが好きなら満点。探偵モノとして見ても、コメディと割り切ればかなり楽しい映画です。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

ショーンペンの役は、昔ならロバートデニーロが演じそうな役どころ。ファミリーには優しいけど、キレる時は容赦なくキレる元犯罪者。
子供時代のある出来事からなる運命に翻弄される男たちを、クリントイーストウッ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.1

27年前の作品か。リバーフェニックス、そうとうカッコいいな。

リバーフェニックスの突然睡眠に襲われる症状を持つ設定、何を示唆しているのか、よくわからなかった。

探偵物語(1983年製作の映画)

3.2

尾行ひとつ満足にできないのかしら
ドジな探偵さん

このコピー、薬師丸ひろ子感がすごい。自動的に薬師丸ひろ子の声で脳内再生されます。

松田優作主演でも、ドラマの『探偵物語』とは全く違います。いかにも
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

「トレイの前と後、両方手を洗うやつは女々しいやつだ。私はそんな男ではない」
と自分を評する悪役のマイケル・シャノン演じるストリックランド。このセリフには笑った。
アメリカって、トイレの前後に手を洗う人
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

森田剛、怖かった。
あの演技、本業のV6の仕事に今後差し支えあるんじゃないかしら。
濱田岳のさえない青年役も良かった。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

主人公が、どんな場面でどんな立派なことを言っても、どんな人間的なことを言っても、
「ゲイリー・オールドマン(人殺しだったり、ヤク中だったり)のくせに!」って思わずにはいられない映画。
やっぱり人間って
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あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

3.0

予告編を見れば、その筋書きの10割が予想つく映画です。実際、予告編を見たあと瞬時に作った俺オリジナルの絵コンテと同じ内容でした。
それでも、面白くないかと言えば、そうでもなくそれなりに楽しい映画でした
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