カナイさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カナイ

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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.9

とても誠実に1人の人を映し出したドキュメンタリーだった。バレエに詳しくなくとも、彼がどれほど突出したダンサーであるのかが分かる。その苦悩も。長い手足で軽やかに舞い、回転し、高く飛ぶ時の美しさたるや。魔>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

(後日、書き直すと思うけれど、忘れないよう、鑑賞後に勢いでふせったーに投下した感想の転記)

伯爵の策略に乗った(フリをした)2人。屋敷を出る前に、秀子がスッキを叔父の蔵書室に連れて行き本を見せその内
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京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

3.3

美術が凝っていて、ほぼほぼ女の子しか出てこない。雰囲気があってよかった。
ちょっと細かいところで色々と突っ込みどころが無くはないんだけど、私は好き。

私は王である!(2011年製作の映画)

3.2

「アシュラ」のソンモ、からのジフンさん目当てで。
こんなに面白い顔ができる人なのだなぁと新鮮に思った。
入れ替わりといえば「王になった男」が浮かぶのだけど、こちらはかなりコメディタッチ。
追放された人
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画皮 あやかしの恋(2008年製作の映画)

3.2

夫婦愛がぐっときた。
女優さんが美しい。男優さんも美しい。人物の説明が細かくなくても、目線やその色で、どういう関係性か、ちゃんと伝わる演出がよい。

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

3.1

北朝鮮の若きエリートが韓国内に潜入する。思ってたよりコメディで、ほのぼのしてると段々とお話がシリアスな展開に。
多少演出というか見せ方の足並みが乱れる感じがなくはないけど、メイン3人や周りの人のキャラ
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.7

ハ・ジョンウがかっこいい。
アクションもかなり凝っていて、これどうやって撮っているんだろう?!と思う。いろんな人の思惑企が絡み合い、最後にそれが解けるさまが良かった。


特殊な環境に置かれてしまった
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サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

3.8

ジェイソン・ボーンを彷彿とさせる。最後の最後まで詰めて作られてあって面白かったー!
アクション、カーチェイスもすごかった。そして人の描き方がうまい!お話やキャラクターも練られてあって良かった。男同士の
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超能力者(2010年製作の映画)

2.9

人を操る能力を持つカン・ドンウォンと、何故かそのチカラが通用するしないコ・スが出逢う。
コ・スの友だち、人種がそれぞれ違っていてそこの下りよかった。この役者さんは「尚衣院 サンイウォン」で初めて観たの
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.0

アクションだけじゃない!
動線がめちゃくちゃ良い作品。
(時系列の見せ方、カメラワーク、キャラの視線/視点などなど)
冒頭からサスペンス、臓器売買、警察、組織、病気の女の子とそのお父さん、とテンポよく
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息もできない(2008年製作の映画)

3.9

チンピラと、ふとしたきっかけで出逢った女学生と、2人の周りの人々の話。
タイトルが合っていると思う。暴力があり、情があり、悔しさ、怒りがあり。合間に微笑ましいシーンもあり、ずっと彼らにこの時間(状況)
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許されざるもの(2005年製作の映画)

3.5

先に兵役を終えた主人公の元に、休暇中の友人が会いにくるところから始まる。2人が共に兵役中だった過去と交互に見せてゆく。
ワンシーンワンカットで進むので、どこかドキュメンタリーのよう。自分にとって兵役は
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白痴(1999年製作の映画)

3.9

記録用。公開後少し経ってからミニシアター系上映会にて鑑賞。
作家性の強い作品。時代設定も未来なのか過去なのか、夢と現実の境が曖昧だけれど、皮膚感覚がしっかりとある。なにかが少し歪んでいて、混沌と禍々し
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.9

記録用。観たあと暫く頭から離れず、今でも時々思い出す作品。独特の作風と、濃くて魅力的なキャラクターと勢いが良かった。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.5

記録用。とにかくテンポよく、キャラがよく、お話がどストレートにおもしろい。
ラストも最高だった。

告発(1995年製作の映画)

3.9

学生時代に映画館で。
実際の出来事をベースにしている。非常に重く、肉体的にも精神的にもつらかった。
ケビン・ベーコンが本当に痛々しい。

観た当時は暴力表現に耐性がなく、共感性が強すぎたせいか、まるで
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.3

この作品を観たのは随分と前だけれど、今だに幾つかのシーンをはっきりと憶えている。時にコミカルに進む。一つの出来事が思わぬ方向に転がって絡まっていく。特にラストが印象的だった。

名探偵ゴッド・アイ(2013年製作の映画)

3.7

シリアスかと思ったらコメディなところもあり。SHERLOCK のような演出もあり。
盲目の探偵アンディ・ラウがちょっとめんどくさい男なところも面白かった。え、それ、いいの......?ってのもあったけ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7

全体の色彩や、光や音楽の使い方が独特で、観ていて気持ちが良かった。
主人公は多くを語らないのだけど、静かに伝わるものが良かった。

ある会社員(2012年製作の映画)

3.5

殺し屋も、会社に属する、ある会社員である、という所が面白かった。
主人公の人はあまり感情がオープンに出るタイプではないのだけれど、ある人と出会ったあたりから色んな面が見えてくるのも良かった。劇中で出て
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映画は映画だ(2008年製作の映画)

3.0

面白い設定で、キャラも良かったのだけど、中盤から?というところもあり...... もう少し何かが違っていたら相当良い作品だと思うので、惜しい、というのが正直なところ。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.6

復讐劇。かなりしんどい作品だろうなと覚悟して観たけれど、ハードでした。
どんでん返しもあり。ラスト、私も嫌いじゃないです。

義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

3.7

ソン・ガンホとカン・ドンウォン。
まったく内容知らぬまま観たのだけど面白かった。

トンケの蒼い空(2003年製作の映画)

3.9

ウソンさんがめちゃくちゃかわいい。トンケ(野良犬)というあだ名がついている。はすっぱな女の子2人も良かった。
ええっここでそういう曲がっ、ていうBGMなんですが、意外に合っていて私は好き。お話の進み方
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オーバー・ザ・レインボー(2002年製作の映画)

3.5

回想シーンでの大学生姿が自然で可愛らしい。
ジョンジェさん(髪を下ろすとびっくりするくらい若くなる)も、ジニョンさんも良かった。

ノーボーイズ,ノークライ(2009年製作の映画)

3.1

どうしようもない状況のなかの、ふとした日常の何気ないやりとりが良かった。




生理的なところのテンポが自分とは合わなかったのだけど、ラストの感じは好き。

傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.5

ジョンミンさん不器用なチンピラ役似合う。互いに言葉少ないながらも惹かれあっていく描写がとても自然でグッときた。ご飯を食べるシーンの描き方が好き。


正直なところ、前半のテンポ良さが後半に入ると落ちる
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新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)

4.0

私はこの映画好き。登場人物1人1人が丁寧に描写されていて良かった。容赦ない軍人であった主人公の心の動きも染みるものがあり。美術も作り込んである。
エンディングに至るまでの画面も好き。小さな子供からおじ
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MUSA -武士-(2001年製作の映画)

3.0

お話自体はごくシンプル。キャラクターも立ってる。戦闘シーンも重厚感がある。のだけれど、メリハリがなく中だるみしている気が...
長髪ウソンさんは口数少なくめっぽう強い(このヨソルというキャラ好き) チ
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