カナイさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

カナイ

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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

久しぶりに鑑賞。むかし見たときはかわいらしいお話しだなぁと思ったような気がしたけれど、今見ると何ともくるものがあって最後は泣きながら観ていた。名作。

王の運命 歴史を変えた八日間(2015年製作の映画)

3.5

人が借りてきたのを横からみていたのでまったく予備知識なく鑑賞。親と子であるということ、国家を動かし治世するということ。見ていて、ものすごくしんどかった。良い意味で。
役者陣にくわえ、音楽がすばらしくい
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.2

ツメがちょっぴり気になったけど、面白かった。ネット上の「架空の姿」をビジュアルイメージで見せる演出もわかりやすく、キュキュッと90分で内容濃い。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.5

執事の目線だけでなく、生きる時代、親子、夫婦の機微や想いがうまく交差しながら描かれている作品だった。
リアルタイムでは知らないにせよ、いかに差別、迫害が凄まじかったか、ということは知識では知っているけ
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ピクセル(2015年製作の映画)

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テレビゲームに馴染みのない70代の人と一緒に観たのだけれど、登場人物のキャラが濃くちょいちょい笑いが入るので楽しんでみていた。私はブライアン・コックスとショーン・ビーンが出ていたのが嬉しかった。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

人が借りてきたのを横で見たため、タイトルには聞き覚えがある程度で視聴。観る気はなかったのに、作りがうまく気がついたら見入っていた。久しぶりにハラハラしすぎて心臓が痛かった。
ベン・アフレックすごいなと
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暗殺(2015年製作の映画)

3.5

魅力的なキャラクターが多く、観ていてぐいぐい引き込まれた。美術も凝っていてよい。時代背景、日本人(役)が出ていることもあり、色々と考えさせられる。「観相師」でも印象的だったイ・ジョンジェさんが今回もい>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.6

心がシクシクしたら、自分の胸に手を置いて、うまーく いーく!
笑える中にも結構シビアなものを織り交ぜていてどきりとする。
時系列の描き方や伏線もよかった。
思わず一緒に口ずさんでしまうエンドクレジット
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死んでもいい(1992年製作の映画)

3.5

記録用。
ばかな男と女のはなし。と、言い切れない、にじみ出る心情表現の巧みさ。波のように揺れたり戻ったり。大竹しのぶ、永瀬正敏、そして室田日出男が素晴らしい。
ストーリーだけ考えれば自分の好みではない
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HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年製作の映画)

3.1

今回も面白かった。
ありえない角度の男体が見られる。変態という言葉がゲシュタルト崩壊をおこしそうになる。

コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.4

ジャケ写&レイティングで陰惨な話なのかと思っていたけれど、丁寧な心理描写で良かった。
主人公の、コインロッカーから拾われた末に女ポスのところで働くことになる男勝りの女性がすごく良かった。目が美しい。

観相師 かんそうし(2013年製作の映画)

3.3

全般はほのぼのとした所もありつつ...観たあと、時流の力についても考えてしまう作品だった。
ソン・ガンホさんはよいなぁ。印象深い役者さんが多かった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

学生時代、原作読了して観た。まったく期待を裏切らなかった作品。クラリスとレクターの、格子を隔てた独得の関係性が好きだ。

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.0

これは、観て良かった。淡々と描かれているのに飽きない。
私は宮城事件を詳しく知らなかったので(一部でクーデタもあった、程度にしか)こんな所にまで、と血の気がひく思いがした。印象的な言葉も多く、考えさせ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

5.0

子供も大人も楽しめる、傑作。笑って、泣いた。観てだいぶ経つけれど、鮮明に心に残る一本。

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

5.0

たぶん1番DVDで繰り返し観た作品。ちょっとその頃病んでたのかもしれない。けれど、全体のトーン、テンポ、カット、それらのセンスが恐ろしく良い。ギリシャ悲劇のような容赦のなさ。復讐と愛はよく似ているよう>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

よく言われるように、劇場で観終わったあと、しばらく動くことができなかった。胸がいっぱいで。観たあとも、すずさん達が、ずっと頭のなかにいる。