anakarumikさんの映画レビュー・感想・評価

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無言日記2018(2019年製作の映画)

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頭の中ではめちゃくちゃ喋ってる。セルフWaking Lifeかと思った

Playback(2012年製作の映画)

4.2

「フランス映画だ」と思った。いろいろと象徴を入れてくる。道路の歪みは、漠然とした不安定さで、それがどこからくるのかもわからない。震災の小さな歪みが時を経るほど大きくなってくそれ(そのうち、知らないうち>>続きを読む

密使と番人(2017年製作の映画)

3.8

緊張感が織りなす、塊みたいな空気感が
いきなり空気になった感じ。痺れた。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

思い出すだけで泣けてくる。何がって、これだって答えられない。
あ、物語は終わらないんだって三宅映画を観るといつも思える。それがやはりあって、あと音とリズムがあって、街があって人がいて、それぞれがそれぞ
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

4.3

しんど。笑笑 ってなったけど、凄い。車走らせてるだけなのに引き込まれる1時間強。細部を見ると本当に面白い、鳴り止まない電話とか、煉瓦造りの向こうの木の家とか、郷土料理を喜ぶと思ってる感じとか。最後の鳴>>続きを読む

Les créatures(原題)(1966年製作の映画)

4.1

おもろかった。唐突な設定と蟹に毎度唸った。イメージ遊びが面白い

少女ムシェット(1967年製作の映画)

4.1

望みのなさ、絶望。学校では歌えない歌が歌えたとき泣いた。幼くして母性を出さざるを得ない状況。起こる状況を受け入れるのみ。一方でカフェの女性は、わがままのように振る舞える。相変わらず映像はフェチズムを刺>>続きを読む

スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.5

ナイスなメリーゴーランド。ナイスなスチームバイク。利権塗れの大人たちは怖いヨネ

囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather(2020年製作の映画)

4.4

原作ファンでついに観ました。30分くらいしか経ってないと思ったら終わりました。声優陣、、ワォ過ぎる。全部いいです。
アニメと全然関係ないし全く違うものだけど、ウォンカーワイのブエノスアイリスが頭の隅に
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.6

彼は哲学者だ。出会った人は彼という人間に感化され、何かが変わっていた。己と孤独と共に生きるという強い姿は、ノスタルジーと無垢を漂わせた。アラスカという広大な大地の小さな小さな忘れられたバスは、彼の美し>>続きを読む

マジック・マイク(2012年製作の映画)

4.0

ストーリーってこうだったね。なんかいろんなストーリーが起こってて全然着いていけなくてずっと考えてるんだけど、、マイクのダンスかっこよかったし、最後のオーナーのダンス、ショーの中に身を置くことにとっくに>>続きを読む

パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.7

パン切れ、いいネーミング。キーワードで展開されてく。皆さんお疲れ様でした。パリの恋模様を楽しめました。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.5

木は強い。まさに、田舎に立てた文化複合公園施設みたいなところは少子化だし維持費も掛かるしヒーヒーだよね。
この景色が!この木が!って軸を引かないのもアリだけど、本人も言っているように先生は都会育ち。娘
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.9

なんかもう、最初から夢オチみたいな物語だった。全部ふわふわしてて、彼女の描くあの絵のような支離滅裂さを感じてしまった。それぞれの正義感さえ支離滅裂。結局何があったのか?何もなかったのかもしれない、困惑>>続きを読む

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.5

OMG!!めちゃくちゃ良かった、、壁登って、森をひたすら歩いてるときのデートコース、サイコーだね。。。お互いそれぞれで幸せならそれでイインジャン!で最後は笑えるパリジャンってオシャンジャン!私は好きだ>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

ああいう呪縛あるよね、どうしても何しても誰といても、あぁ通じないっていう気持ちを自分で一回ハメちゃうとどんどんその呪縛に依存していくある種の心地の良さ。最後は不気味すぎたけど、喜んでて良かった。「ザ・>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.7

いやー。良かった。ちゃんと愛してるしちゃんと傷ついてるけど、それはバカンスっていう前提にあって、あの木の扉が閉められたら、劇場を後にするのと同じ。ポリーヌが可愛いいし、ピエールは残念、、。笑

余韻に
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満月の夜(1984年製作の映画)

4.4

女は離れてても満月の夜以外は割と平気だけど、男は離れてるとダメになる。いや、平気じゃないことでバランスを取ってるんだよな。ワカル。5年くらい後にまた見る必要アルナー
あの当て馬君が元気ボーイズみたいな
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美しき結婚(1981年製作の映画)

4.1

突如あのピコピコテクノで始まって吹いた。その曲のどこか居た堪れなさは自分に向けた皮肉にピッタリで、だけど別に自分を改めなくてもいっか〜みたいな強者へ育てるのか。(?) 2人とも結構な変わり者だよね笑笑>>続きを読む

飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.3

メチャクチャおもろくて、最終的に吹いた。あんだけ話し合ったのに、彼の性質の強さよ。それはパリという街のせいなみたいな歌でさらに笑った。。

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.3

ドリーミーだった。歌も良かった。まさかのミュージカル調で、あのスーパーのシーン、可愛い。ベーシストがイケメンでダメなやつだけど、みんや優しい人だなって思った。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.1

言いたいことを言わせてもらえない時の表情が、なんとも言えない。怯え上手なの?この物語にはぴったりだね君。小さい頃に読んだファンタジーのよう、日常から逸したなんだかよくわかんない夜の幻が、ノートに挟まっ>>続きを読む

風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.1

浸透圧が凄い。医者のおじさんの後ろに乗ってるシーンで、洞窟の中で読んだ詩のシーンを同時に重ねた。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.5

普段なら見た後に何かしら、外に、言葉に表しておこうと思うのだけど、これは外に出す、どころか未だ漂っていてもう1日経つ。非常に緩やかに、感情の泉が溢れるなんて前触れもなく、静かに涙が出ていた。こんなこと>>続きを読む

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

4.4

止められない、意欲。その隣にはいつも歌があって、ユーモアがあって。彼を好きになるし、レンズに映るジャックとヴァルダとの関係性、レンズ越しに見つめる時間が、色々超えている。子供のようであれ続けられる希望>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.0

恐怖。はてさて幸福?って最後のイエロー。まさにおとぎばなし?フィクションのような、「幸せ」が展開されていった。笑ってしまう中に、視線を矯正されスリルがやってくる。

芽ばえ(1974年製作の映画)

4.0

純粋さには勝てなくて、最後は怯えていたお坊ちゃん。でも泣いてたのは、悔しさや己の惨めさ愚かさからだろうか。そう考えたい。全てを察して赦し、お祈りに行くシーンは涙が出た。水浴びが綺麗。

Ashes(原題)(2012年製作の映画)

4.2

まだ目の内側にあるイメージ、記憶。画面から風感じた。

セノーテ(2019年製作の映画)

4.2

神話や民話どうやって生まれるの?都市伝説や歴史的事実から紐解くのもいいけど、こう、人から聞いた話だけじゃわかんない中に言葉通り飛び込んでしまう時のワクワク感は踏み入れてはいけない領域への誘惑で、綺麗な>>続きを読む

とうもろこしの島(2014年製作の映画)

3.8

川の小島に小屋ができ畑ができていく様子は、観ていてただ感動する。
境界線ともいえる場所で、生きる営み(耕す暮らす)を行うことは非常に強いメッセージである。
また、少女の危なっかしげな無邪気さがとても光
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.3

火を囲み、死に乾杯だとイヴォは言い、命に乾杯だとマルガスは言い、彼の「ミカンを腐らせるのが嫌なんだ」という言葉は、戦争のことを完全に忘れられた瞬間だった。
戦争の緊張感の合間の、みかん畑の美しい木漏れ
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.5

きっと誰もが思ってしまったであろう、自分を重ねている感。頑張ってそう観ないでいよう!と思っても、なかなか消えない。なんだか展開も絵も台詞も全体的に説明的すぎて、響くシーンが正直無かった。原作はめちゃく>>続きを読む

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.8

職人と呼ばれる人たちって本当にかっこいい。
市場の人と「元気?」「元気じゃねぇ」「まぁ、頑張ってるし元気だすよ」みたいな挨拶が粋。市場たまに行ってたけど顔覚えてもらったらお茶くれたり世間話したりそんな
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