Porigonさんの映画レビュー・感想・評価

Porigon

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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今後生きていく社会が少しでも良くなれば、自分のような辛い気持ちをもう誰にもしてほしくない、と言う思いから被害者が声を上げる姿に感動しました。世間では自分がされて嫌なことは人にはしないとよく言われること>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とても苦しかったのと同時にアンヌの想いの強さ気概に心が動きました。
現在私たちに認められていることが認められていない時代を作品を通して知り、私たちには選択の幅が増えていると感じましたし、少しずつかもし
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールのつづきというタイトル通りの作品だなと感じました。
家族で映画を観に行ったことで映画や映画をスクリーンに映している光に惹かれて主人公サマイは映画を創りたいと思うようになる。そしてサマイは学
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

パードリックもコルムもどちらもやりすぎだと感じました。
死を意識して、自分が存在していた証(作品)を残したいと考えるコルムの考えわからはないですが、昨日まで毎日時間を共にしていたパードリックを完全に拒
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ある男(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

妻夫木さんの演技に引き込まれました。
笑っているようで、何か困ってるような、複雑な心境を抱えているように感じました。特に目が笑ってない印象で何かダークな感情を抱えているように見えました。

一見幸せそ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

大沢一菜さんを筆頭に皆さんの素晴らしい演技で映画を観ていると忘れてしまいそうになりました。
あみ子を見ていて、優しくて、素直で、想像力豊かな子だなあと感じました。しかしあみ子の優しさ、素直さ、豊かさが
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

岸井ゆきのさんはもちろん三浦友和さん佐藤緋美さんの演技にも惹きつけられました。
三浦さん演じた会長のケイコに聾者としてでなく、1人の選手、人間として向き合ってる印象を受けました。その会長のいるジムでケ
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とべない風船(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自然災害の恐ろしさや島から人が離れていくことや急病の際都市部よりも病院まで時間がかかりすぎてしまう等リアルな場面が多くあると思いました。
憲二の葛藤は見ていて辛かったです。忘れたいけど、忘れたくない。
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

3時間があっという間に過ぎました。
ビームとラーマの使命は違っていたが、それぞれの使命を達成するためには2人の力を合わせることが必要であったと思いました。
ラーマは火とビームは水の属性のようなものを描
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2時間を超える作品だと思わないほど、あっという間だった。
茂巳さんが撮った紗衣さんのお母さんの写真が素敵でした。あんな素敵な写真を撮ることができるということはやはり紗衣さんへの愛情があったからこそ紗衣
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

コミカルでテンポも良く、とても面白かったです。
日々懸命に生活していると、見逃してしまっている大切なことを気づかせてくれる作品だと思いました。
忙しくて息が詰まりそうになった時にまた観たいと思いました
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.6

とても心に染みる物語でした。
傷ついた心に大切な人と向き合う物語だと思いました。
親にとって子どもが、子どもにとっても親が心を支えてくれる大切な存在であることを気づかせてもらった気がします。
傷つくの
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.2

映像が綺麗で引き込まれました。
いい意味で長く感じた映画でした。96分しか経ってないのかと思えるほどの内容でした。
ヤンはAIロボットとは思えない、愛情、思いやりを持って確かに生きていたと思いました。
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.0

夢中で作品に見入ってました。
とにかくリアルでした。人間って完璧じゃなくて、弱くて、愚かな部分を誰しも抱えていると思いました。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

素敵な映画でした。
1つの作品にいろんな話が詰まってました。避妊や中絶に始まり、同性カップル、信仰、子育て支援などいま議論されるものが多かったと思います。物語が進むにつれてブリジットとフランシスの関係
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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

120分過ぎるのが一瞬でした。
優太とおっちゃん会話のテンポの良さ、オダギリジョーさんや仲野大賀さんのアドリブと思われる場面もあったりして、お芝居を鑑賞してる忘れるほどでした。
オダギリジョーさん演じ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

僕は私は最悪。とユリヤが自分に思っているもので、最悪という印象は受けませんでした。自分らしく生きようとしていることは最悪ではなく最高だと思いました。
この映画はその日の感情や状況によって抱く感想も違う
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.1

とにかく恐怖でした。
自分の知らない場所でこんなに苦しい思いをしている人がいるとはなんとなく分かっていても事実はこんなに苦しいのだと思うと苦しくて苦しくて堪らなかったです。
人間生きてるだけで素晴らし
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.7

涙が止まらなかったです。
1つの視点しか持たずに相手の大切な居場所を奪うことほど恐ろしいことはないと思いました。そして何より悲しかった。
生き延びるためには他の人からは理解されないような特異な繋がりも
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

見ていてずっと辛かった。どうにもならないことばかりが世の中にはあるというが、ただ家族と自分を心から気にかけてくれる人と一緒に安心して暮らすことに資格が必要なことなのかと思いました。
みんな助けたくても
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

心に響きました。
若者のインタビューにも関心するのはもちろんですが、ジョニーが幼いジェシーと触れ合うことで成長していく姿を見た気がしました。
現代社会においては、若者世代のが将来の社会について本気で考
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.3

心が落ち着く作品でした。
どんな人でも幸せになる権利はあるし、幸せに暮らす選択肢があると思いました。
私はニュースだったり、職場だったり、傷つくことが多くありましたが、傷を理解してくれて、和らげてくれ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

感動しました。家族で暮らすことは改めて当たり前のようで当たり前ではない尊いものだと思いました。またいくつになっても夫婦に愛が存在していて、それを表現することも素敵に見えたし、それが為に代々愛で溢れる家>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大事なものはやはり心の繋がりだと感じた。時間をかけて寄り道をしながらも、暗く怖い場所をその人となら乗り越えられると思える人が見つけるのが、大人の恋愛なのではないかと思いました。

あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

こういう生き方もあるよと教えてもらった感覚でした。
作品を通じていまの自分がどんな自分でも楽しめているのなら大丈夫というメッセージがある気がしました。

オートクチュール(2021年製作の映画)

3.9

とてもよかったです。
ひとつの美しいもの(コレクション)を創るという過程で、様々な問題について投げかけ、こんな解決策があると提示された気がした。
貧困な家庭で生まれ育ったとしても、職に就くことを諦めな
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

4.0

すごい悲しい気持ちになりました。それでも最後に残ったのが2人の愛だと感じられて救われた気持ちもありました。
どんな状況下でも心が通っている関係が認められる社会であって欲しいと思ったし、僕も社会を構成し
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映像とにかく綺麗でした。
主人公はそばにいる人ができたと思えば、孤独に戻るの繰り返し。そんな中憧れの宇宙空間を現実と虚構の間で表現したんだと感じました。
理想の空間を作ったことで団地が取り壊される姿を
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アネット(2021年製作の映画)

3.5

不思議な感覚だった。
とにかくダークな感じだったけど、人間誰しもダークな部分を持っていて、それをコントロールできずに、飲み込まれていく可能性をはらんでるのではないかと思いました。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

題名の意味がよくわかる内容でした。
どの話にも引き込まれました。
ほとんどのシーンが2人で2人の話のテンポが絶妙で自然だと思いました。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

めっちゃかっこよかった。
どんな人にでも悔やんでも悔やみきれないことはあるが、取り返すチャンスがどこかで巡ってくると当たり前かもしれないが忘れてるものを感じられた気がする。
また、困難にぶつかった時に
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自分の弱さを認め、向き合い、そして大切な人と向き合うことは難しいことであり、一緒の時間を共有する上で重要なことだと感じました。
手話を用いていることで劇場の音だけが聞こえる場面があり、それが新鮮で、心
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

題名の通りだった。
音楽はやってる本人と周りを楽しませること、惹きつけることができると感じた。
今はなかなか何も考えずに音楽を大勢で楽しむことはできないが、やはり大勢で音楽を楽しむ場が必要だと改めて感
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.9

夢を追いかける自分と現実を見る周りとのギャップ。それでも疑問は止まず、それを作品に落とし込みムーブメントを起こそうとする姿勢に感服。
疑問を持ち、行動すること。当たり前だが、忘れてはいけないと改めて思
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