人の子クラーク。
ジェームズ・ガンのユーモアとスペクタクルを両立させつつ感情を揺さぶる群像劇を生み出す創作力には脱帽超えて脱毛だよ。(?)
エンタメが上手すぎる。
ただ近年のガン監督作の中では最もパ>>続きを読む
『ナイト・オブ・ザ・リビング・ヴァンパイア』
今年一の期待作。海外での熱狂ぶりを見れば期待せずにはいられまい。個人的にライアン・クーグラーは一目置かれるような監督だと思っていなかったけど、本作でその>>続きを読む
どれだけクソだと分かっていても絶対に観ると決意していた作品。
せっかくの偉大な巨匠の終わりがこんな形で汚されてしまうのは勿体無い。大人しくワイン作っておけば良かったものを...ってのは結果論に過ぎな>>続きを読む
IMFは永久に不滅です。
私事で興奮したことが多かった。
『マインドハンター』のホルト・マッキャラニー、
『SHERLOCK』のマーク・ゲイティス、
そしてマイブームである『セヴェランス』のMr. >>続きを読む
"みなしごになってみたい"
こんな考えが子供から吐き出されてしまう時点でこの少女の揺れ動く心は既に崩壊寸前であったことが窺える。
これは少女が立つ瀬のなさを受け止める映画。
社会をあまりにも正確に切>>続きを読む
直前にオリジナルを観ていて尚且つ思い出補正もかかってるから公平には評価できないのは重々承知で、オリジナルには敵わないけど良かった。
色んな意味で思い出になった。
幼稚園ぶりくらいに観た。ディズニーで一番好きな映画だし、ディズニーで1番好きなキャラがスティッチ。
久しぶりに観たらボロ泣きした。
ストレス爆弾投げかう戦場。破壊衝動に理由はいらない。
待ちに待った小島秀夫も大絶賛の厨房映画。
最近でいえば『ボイリング・ポイント』や『The Bear』が厨房作品として記憶に新しいと思うけど、本>>続きを読む
芸と極の道が交わる。才能と血筋の宿命。
うねりにうねった壮絶な二本の大河。
『怒り』に引き続き李相日×吉田修一。
この二人の組み合わせで期待せずにはいられない。カンヌ正式出品作品でもあるのでそういう>>続きを読む
「すべての動物は平等である。だが一部の動物は他よりももっと平等である。」
オーウェルの名言が骨身に染みる作品でした。
今年の『落下の解剖学』(?)
映画の出来は平凡未満。多少派手な再現ドラマレベ>>続きを読む
芸術家たるもの夢見るタダイストたれ。
SF×コラージュアニメーションという異色のコラボレーションということで興味を持った作品。
設定やビジュアルからして性癖ブッ刺さりだったもんで観ない理由がなかった>>続きを読む
愛なき時代の煙突街の事件。
不条理に襲われ、導なき道を彷徨い、藁にもすがる思いで辿り着いた最後の希望。
久しぶりにここまでど直球に胸糞で救いのない話を観た。ポスターの謳い文句すら読まず、タイトル以>>続きを読む
はぁ...はぁ...息切れするよこんなん...
取り急ぎ。今年暫定1位。
コラリー・ファルジャは天才だ。
レビューはあとで投稿します。
トム・ヨークとマーク・プリチャードが共作した新譜を基に作られたビジュアルアート作品。端的にいうとMVのコンピレーション。
『コヤニスカッツィ』を超トリッピーかつサイケデリックにしたようなパートもあり>>続きを読む
タスクマスター...
新生キャプテン・アメリカを観て「当分マーベルはお預けかな...」と思っていたけど、あまりに高評価の嵐だったからお手並み拝見させてもらった(何様)。
作品の性質上ジェームズ・ガ>>続きを読む
「生きるのが辛い。でも死にたくない。」
"普通じゃない"ことが普通である世の中になりますように。
PMSとパニック障害。
山添も言っていた通り、表面上、症状自体はたしかに全然違うものかも知れない。>>続きを読む
「このき」なんのき?
内容は覚えてないけど『勝手にふるえてろ』を観た記憶がある。よく知らないからなんとも言えないけど大九監督って普段からこんなに演出にクセのある人なの?
プロットは良かった。伏線回>>続きを読む
伊藤沙莉の演技が上手くて可愛い。
彼女の声は聞いてるとクセになって落ち着く。
河合優実が出ててびっくりした。
ほんの一瞬しかでてこないけど床屋のおっちゃん好き。
全体的な映像が良かった。暗めで色調抑>>続きを読む
※エンドクレジットはスマホのご用意を。こんな仕掛け初めて見たからめちゃくちゃびっくりした。
大好きなレア・セドゥ主演のSF作品。
感情を消去しないと就けない職業がある近未来の話ってことだけ知った状>>続きを読む
天使の中にも悪魔は宿る。
初テレンス・マリック。
極めて静謐かつ美麗な筆致で淡々と描かれる映像詩。
黄金色の光に照らしだされた新穂が揺れる。美しい麦畑が見渡す限り広がる草原の中にポツンと佇む豪邸。>>続きを読む
ジュールズは気付いてしまった、彼も"同じ穴の狢"なのだと。
哀れな狢たちの物語。
これはある意味、現代の『ペルソナ』と言っても過言ではない。キービジュは『ペルソナ』のワンシーンのオマージュだろう。>>続きを読む
キスは不吉だぜ。
『牯嶺街少年殺人事件』以来のエドワード・ヤン作品。
空音央監督の『HAPPYEND』がますますエドワード・ヤンの影響を受けていることを実感した。
結論から申すと、自分の無知ゆえ>>続きを読む
「スパンコールの煌めく刹那、」
『mid90s』になりきれなかった作品。
一人があまりにリヴァー・フェニックスに似てるもんだからジュブナイルものというジャンルも相まって『スタンド・バイ・ミー』を彷>>続きを読む
狂気の山脈の果てに見る、二人だけの頂。
初のDolby Atmosにて。
毎年必ず観る作品。
もう10回以上は観てる。
ついに初めて映画館で観れた。
全てのフレームから魂を刻む音が聴こえる。
音、>>続きを読む
先に断っておくと、この作品は僕の信念に抵触したので評価不能です。
そのためどれだけ映画として素晴らしかろうと点数は0です。
内容に関する感想を前半、僕の信念に関する話を後半、の2パートに分けます。
※>>続きを読む
以津真天
久しぶりのA24。
厨二病の中学生が考えたような映画。
キービジュに騙された。
キービジュが良すぎた。
出オチだった。
質の悪い『世にも奇妙な物語』。
手塚治虫の『火の鳥』かと思いきや>>続きを読む
待望のポン・ジュノ監督最新作。
同じく監督のハリウッド作品である『スノーピアサー』はすこぶる合わなかったから、若干の不安を感じつつも待ちに待った好きな監督の最新作ということで鑑賞。
『マインドハン>>続きを読む
母の愛とはひとしく呪いである。
火の用心。大火に化ける前に。
昨年公開のマイベスト3の1つ『劇場版モノノ怪 唐草』の続編にして3部作の第2部。
半年間長かったぁ...
引き続き大奥の話。
今回は殊>>続きを読む
今年の大本命七本目
第一印象が『Stray』っていうゲームと同じで世界観もブレワイに似ていたので、総じてポリゴンの質感、カメラワークなどなど褒め言葉としてゲーム的だった。
主に船路だったから自分とし>>続きを読む
今年の大本命六本目
Innocentius
枢機卿たちによる密かなロビー活動(という名の妨害工作)。
同じくレイフ・ファインズ主演の『ザ・メニュー』を観ているような感覚だった。今にもこれから事件>>続きを読む
世界一有名な魔女の誕生物語。
昨年随一の話題作ということで鑑賞。
十数年前のイギリス在住時に母親に連れられてミュージカルを観た記憶がある。残念ながら内容に関しては朧げにすら記憶はないけど、母曰く母>>続きを読む
転がる石のように。
ボブ・ディランは数曲とエピソード単位で少しだけ知っている程度で、彼の半生及び人物像に関しては何一つ知らない人間の感想です。
作中のモブ同様自分はカントリーとフォークの違いを感覚>>続きを読む
大分前に見たけどネトフリで配信開始した時にはFilmarksになかった。
尾田っちの初期短編集wantedの話。
光の方へと手を伸ばす。
カサヴェテスとかPTAの作品を観てる感覚だった。あとは『バッファロー'66』。
死ぬほど爆笑した。
セックスワーカー、というより一人の女性としての矜持を守るための物語。>>続きを読む
今年の大本命三作目
アメリカン・ドリームという幻想。
ユダヤ系移民が故に味わう、というよりアメリカ人という自らが移民である人種が移民を見下し、階層を成していく人間社会と差別の円環構造のお話。終わり>>続きを読む
震えるほど笑えた。
震えるほどイライラした。
そして震えるほどつまらなかった。
評判が良くて、ちょうど時間が合ったので鑑賞。
※ネタバレありです‼️
気になる部分書いてたら死ぬほど長くなっちゃった>>続きを読む