時計じかけの甲殻類さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞 主題歌賞ノミネート
なぜか長編ドキュメンタリー賞には入ってない。「ソウルフル・ワールド」の音楽の人、という認識しかなかった。才能と心の強さは比例しない。それでも”be yourself”
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彼方に(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞 短編実写映画賞ノミネート
たった18分でこんな辛い気持ちにさせられるとは。Uber乗ってるときあんまり何も考えてないけどドライバーにもそれぞれの人生があるんだよなぁ、と当たり前のことを思
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ニモーナ(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞 長編アニメーション賞ノミネート
見終わってからCV.がクロエちゃんとリズ・アーメッドだということに気づいた!絵がちょっと昔のプレステのゲームっぽくて懐かしさもあり。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞 たくさんノミネート
毒にも薬にもならない作品が多い中、私にとってまるで劇薬のような生涯お気に入りの1本。全く新しいヒロインを演じたエマは更に次の次の次くらいのステージへ駆け上がり、気持ち
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞 主演女優賞・助演女優賞ノミネート
もちろん辛い経験なんてない方が良いに決まってるが、この傷があったからこそこんなに強くなれたのかな、なんて勝手なことを考えた。何よりリス・エヴァンスに泣か
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞 長編アニメーション賞ノミネート
字幕版の上映が全然なくて劇場で観られなかったやつ。確かに超王道ラブストーリー。例えばチャイナタウンって色々な国にあるけど、こんな感じかなぁと思ってしまった
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ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞 短編ドキュメンタリー賞ノミネート
これサーチライトだったのか!なぜ彼らがこの仕事に就いたのか、というストーリー。終盤からラストシーンにかけて爆泣き。私は中・高吹奏楽部でした。もっと大切に
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.0

6500万年後の今、この人たちはどこで何してるわけ?!英語話してるし。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.0

クラシック映画好きだともっと楽しめると思う。夢のシーンが白黒なのも全てそれ。クリストフ・ヴァルツはどこで出て来るのかな、と思ったら!映画祭はともかくサンセバスチャン行ってみたいなぁ。良くも悪くもこの監>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

待ってました、ジェシー・アイゼンバーグ監督・脚本。「ソーシャル・ネットワーク」から10年以上経ち、SNSのあり方も変わったけど結局必要なのはface to face。The Aubreys(Finnの>>続きを読む

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

3.5

「もう終わりにしよう。」と同じ原作者ということでそれと似た空気はある。ほぼずっと家の中×登場人物3人なので近未来感はほぼないし、ある事実が分かるまでが単調。だけどそこからの展開には満足!

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

ジェシー・プレモンスが出てくるまで本当に長い。これFBI設立のきっかけ(?)になった事件らしいけどその説明入れて欲しかった。こんなに尺長いくせにそこは端折るんかい。笑

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

黒髪の方の子だけめちゃくちゃ腹から声出てるなぁと思ったら舞台でもご活躍されてるようだった。水石あとむくんの嫌な感じハマってる。だって嫌な感じの顔だもん(失礼)

テトリス(2023年製作の映画)

3.5

子どもの頃に初代ゲームボーイのテトリス持ってた!ロシア発のゲームだったことすら知らなかった。ロシアのやばさだけはよく分かった(もちろんロシアだけじゃないけど)。鉄のカーテン。

バンクシー 抗うものたちのアート革命(2020年製作の映画)

3.0

序盤はほぼグラフィティ文化の説明だったので、一本の映画を作るにはバンクシーに関する素材が足りてないんだろうなと思った。笑

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

なんで人がバンバン◯されてるのにこんなに明るい気持ちで観られるのか…直球すぎる邦題わろた

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

当然字幕で。王が増税メガネにしか見えず国民は金(=ウィッシュ🔮)を取られるだけ取られて何かあった時も国に何もしてもらえない。だったらもう自分たちの力でなんとかするから納税したくありません。奪われた”税>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

昨日の敵は今日の弟。忘れかけてた前作をちゃんと復習してから観てよかった。モモアが構築した原作とは違うアクアマンの明るさと軽さに救われた。これでDCEU終わりらしいけど🦇のシーンは全カットだし全くユニバ>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

オーディションで選ばれたという主役の子の中学生男子感がちょうど良すぎてびっくり。もちろん綾野さん演じる憎めないヤクザもね。そして魂の「紅」は時を超えて歌詞が沁みる。いや、染まる。映画を見る部の存在もお>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.5

今だったら砂漠の空撮もドローンで撮れるだろうにこの時代は大変だっただろうな。さすがお金かかってる。わざわざエンドロールの途中で「フィクションです」的なこと念押さなくても良くない?わかってるよ笑
レイフ
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.0

実話ベースにした作品のラストによくある「実際の人物はこんな感じです、現在は◯◯してます」みたいな説明が全くなかったのでピンと来なかった。これ誰の話?ご本人は相当生きづらく苦労されたと思うがお母さんや周>>続きを読む

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.5

昨年は「非常宣言」で映画始めをしたので2年連続ビョンホンで幕開け!人間の真価はこういうときにこそ現れる。誰かを信じるって疑うよりすごく楽だし。洗脳スイッチ入ったときのパク・ソジュンオッパ良かったね。

インヘリタンス(2020年製作の映画)

3.0

リリコリちゃんがとにかく1人で頑張ってる。チェイス(弟)もっと絡んでこいよ〜!

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

予告見てた時からずっと主役の人が上白石萌音さんにしか見えず。愛は催眠であり、自分を愛せるのは自分だけ、言うなれば自己暗示。

#マンホール(2023年製作の映画)

3.5

まず設定がいいよね。これが東宝東映松竹配給だったらジャニーズのバーターとか女優ももっと豪華にさせられてたと思うけどギャガだから規模感ちょうどよかった。笑

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.0

「ヘルドッグス」の躊躇ない感じの方が好みだったかな。これも1本の映画としてまぁ普通に楽しめたが。この監督、毎回無駄に尺が長いのでそこが無理。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.5

ほぼ2人の会話のみでシンプル。何人たりとも他人のロマンスを邪魔する権利はない。「異人たち」も楽しみ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

今年の新作締めはこちら。ささやかな幸せがあってこそ成り立つPERFECT DAYSであり、それは周りの些細な変化ですぐに崩壊してしまう危うさをはらんでいる。そして案外東京って社会に迎合しなくても”最低>>続きを読む

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.5

ロルカン・フィネガン監督ということで「ビバリウム」的な不気味さを求めていたけど結構ド直球で来た。目的は最初から何となく察することができるので、その手段と過程を楽しみました。蟲師と鳥使い兼ね備えたら最強>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

お金かかってるなぁ、ネトフリオリジナル!わくわくが止まらん展開。最初にチラリと出てきたケヴィン・ベーコンをずっと待ってた。フレンズ…

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

ネトフリは2024オスカーはこれに賭けてる感あるしとりあえずメイクアップと編集賞は獲りそう。引きのワンカットで見せられたかと思いきや語るところは顔のアップとか、相当こだわってそうな感じがブラッドリー・>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

この年の瀬に予期せぬ臨時ボーナスみたいな作品きた。表立って言えないこと・出来ないことを代わりにやってくれる映画って本当に幸せ!!しかも最高に下品で気味が悪く、一番不快なやり方で。バリー・コーガンが鹿の>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

聖夜にぴったりのやつ見ちゃった。やはりこのサンタはデヴィッド・ハーバー以上でも以下でもない。ホーム・アローンが効いていた。パパは阿部寛のモノマネをする人に似てる。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

自業自得ウェイ系B級ホラーだと思ってたらそれだけじゃなかった。呪いの手、救いを求めてドアを叩く手、祈りを込めて握る手、ハサミを持つ手、そしてラストの…最初から最後まで”手”がキーになっててオチも良かっ>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.5

日本公開まで時間かかったねぇ🐂「ナイト・スリーパーズ」(あんまり得意じゃなかった)もこちらも、水面の映し方が美しい。かっこつけなさ、飾らなさ、ありのままの”人間の友情”。またトビー・ジョーンズが良い味>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

ラスト30分、2時間半前の記憶をたどり「あー、あの時のあれがね」の連発。監督が言ってた”twice”は興収的な話ではなくてめぇの為に2回観なきゃだめよってことだった。ヘレディタリー大好き私「梯子激熱演>>続きを読む