kanicityさんの映画レビュー・感想・評価

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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.6

ジグザクの道を行ったり来たりする
真剣な子供と適当でわがままな大人たち
とてもよかった

影武者(1980年製作の映画)

3.5

ところどころ画作りがめちゃくちゃ良い
でも白黒の時よりゆるいカットが増えてた印象
こんなに決まってないカット撮る人だっけ?って思ったところもあった

犬王(2021年製作の映画)

2.0

アニメーションの演出だけよかった
ミュージカルなのにテンポが悪い

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

ケイコが目を澄ませていました
全体通してノイズ多めの黄色、オレンジ系の色合いづくりで好みでした
この画作りで描かれる都市には生活を感じるアナログ感があって、作品で描かれる丁寧な心情表現ととても合ってい
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

役があまり合っていなかった
癖のない、何もない話だった
主人公の魅力がどこなのかわからないまま事件らしくない事件が起きてふわっと終わっていった

ガヨとカルマンテスの日々(2022年製作の映画)

2.0

たまにいい画があった
撮影が楽しそうだった

全編8k、ミラーレスで撮影、すごい爆破チーム、
とかの広告を目にして、映画の良し悪しと関係ない話題性の広告だなぁと思っていたが、映画を観てわかったのは、そ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

SE7ENっぽさがあって悪くなかった
いい渋さが出てたから逆にアクションあんまいらない気すらした

雨月物語(1953年製作の映画)

4.8

幽玄
カメラワーク、コントラスト、女性のスキントーン、ストーリーの流れに異様な滑らかさを感じた
テンポ、照明、動き、構図、カメラワークなど様々な演出の緩急で美や畏れと醜悪さが移り変わって対比を生んでい
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.5

わかりやすい直接的な表情ではない部分を想像させられるカット割り
そういった間が多い
察する感覚を常に与えられながら鑑賞することになる独特な雰囲気

東京物語(1953年製作の映画)

4.7

ロードムービーのようだった。移動や時間や少しの環境の変化で移り変わる人物の心の機微がひしひしと伝わってくる。1つのまとまりを得ていくのではなく、終始各々勝手な心情で勝手なことを言っていることが嘘くさく>>続きを読む

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.6

煙、風、光影、自然を使った画作りがすごい
ラスト間際の美しく権威的な3人のシーンが、それまでの自然の中の有機的な要素を使ったシーンとの対比でより際立っていた
ライバル?役の再登場シーンでは明らかに影を
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.3

食事シーン、会話シーンの映し方、カメラワーク、色

テリファー(2016年製作の映画)

3.3

テンポ良かった
カラーグレーディングが雑だった

2046(2004年製作の映画)

4.0

会話劇の映像の勉強になった
ストーリーは長くゆっくりと単純な話をしているから、細部の表現や描写ややり取りを観て楽しめるような映画だった

Jam Films 2(2003年製作の映画)

1.0

この稚拙さは時代どうこうじゃないはず。
高校生でも楽しめるかどうかギリギリなレベルのストーリーやギャグ、終始きつかった。

オーディション(2000年製作の映画)

2.7

前半の不穏な雰囲気がよかった。
気持ちの悪い謎めいた表現をビジュアルのためだけ使ってあえて説明を省く(そもそも理由が存在しない)のは昭和や平成初期の監督でよく見る気がするけど、そういう浅い狙いの表現は
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

1.9

子供向け、ファミリー向け、登場人物が小学生だからといってその他設定まで含めて全てイディオットプロットっぽくなるのは全然違うと思う。
トイ・ストーリーとかでは感じない日本のアニメによくある気持ち悪いタイ
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

映画としてとてもよかった。
不必要なストーリーは削ぎ落とされてタイトに熱量を凝縮している。
映画自体の構造と主人公や教師の性格がリンクしている。

登場人物が善人である必要があるのか、物語は勧善懲悪の
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

事件の真相を追うストーリーだが、全体を通して感じられるのはネイティブアメリカンの問題と自然の雪山という場所に寄り添った厳しさと悲しさだった

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

何も考えず楽しむホラーコメディ
斜めに回転するカメラワーク含め終始アトラクション的エンタメだった
ループだけどループについて掘り下げてどうこうといった話ではない

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

2.2

香川照之の演技がよかった
40分くらいまではよかった
こういった関係性が複雑になっていく物語ではやはりその関係性で物語の主軸を解決してほしかった
結局物語を解決したものはメインの設定とは関係がない部分
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