三度の飯より類人猿が好きという人には堪らない内容だろう。
むろん自分はそうではないが、飲酒しながら心地よく寝落ち。
仕事に、いや人生に疲れたときにはアダム・サンドラー……の製作会社ハッピー・マディソンの映画でも観るか……。だらだら酒でも呑みながら。
でも、アダムは出てません。
お騒がせ女ミッシーに執拗に迫られる>>続きを読む
上司の胸ぐらをつかんで、耳元で「休ませろ!」と怒鳴りたくなる日々が続く時には、アダム・サンドラーの映画でも観れば良い……観るしかないと思う。
Netflixとサンドラーは相性が良い。
寝落ち💤
養子に出した子どもに母親からコンタクトを取ることはできない。
しかし、警察からDNAの提供を求められた母親は、成長した自分の子供がずいぶん前から失踪していたことを知る。
そこでアメリカ全土の失踪者>>続きを読む
こんなことが現実にあるのか。
映画化がまったく必要ないくらいドラマチックなドキュメンタリーの前編。
全作と同じコンセプトで作られているけど、続編ではない。スピード感があって、ぐいぐい引っ張られるけど、IT音痴のおっさん(自分のこと)は置いていかれるとも言える。
IDがメルアド? そんなに簡単にパス>>続きを読む
ブッカー賞を受賞した『グローバリズム出づる処の殺人者より』の映画化。こんな邦題でなく、原題通り『ホワイトタイガー』なら、読んだかもしれなかったのに……。
冒頭の交通事故へと至る語り手の過去を、子ども>>続きを読む
アンドレア・ライズボロー、『ナンシー』の虚言癖のある女の演技がとても良かったな。ひょっとして地ではないかな、と思わせる巧さのある女優さんで、メイクするとほんとカメレオン過ぎて、役柄は印象に残っても、誰>>続きを読む
何度もあくびが出た。アクションも、ストーリーも、ヴィランもありきたり。
マーゴット・ロビーはハーレイ・クインを三回演じているけど、見比べてみると、ジェームズ・ガンがいかに才能豊かなクリエイターかがわ>>続きを読む
韓国で最初に陪審員制度が導入された裁判を基にした作品らしい……というか、完全に『十二人の怒れる男』の影響下にある人情コメディです。
これが実話だったら、お涙頂戴にしてはイカンだろうという悲惨な事件。>>続きを読む
ふっくらした丸顔のジェイソン・モモア。脱がずに、だぼだぼの服か、コスチュームばかり。幸せ太りという役作りだろうか……。
むしろ、いっつも印象の薄いパトリック・ウィルソンの方がしっかりと体をつくってき>>続きを読む
Netflixで配信されているモンティ・パイソンのTVシリーズ、映画、アンソロジーなど、全てが10月31日に停止になると。
『サウスパーク』も配信停止になっちゃったしなあ……。
学生時代ハマって何>>続きを読む
クリストファー・ノーランは自分的には?な監督なんですが、話題作であるし、評価高いし、オッペンハイマーに興味あるしで、性懲りもなく観てみました。
実を言うと、原作というか、基になった伝記は上巻で投げ出>>続きを読む
良い意味で悪趣味で、才気溢れる作品だけど、いかんせん長過ぎるんじゃないか。途中のアニメのパートですらも長いなあ、と呆れる。
もっと観たいぐらいがちょうど良いはずなのに、いくらなんでもしつこすぎて、し>>続きを読む
たしかにヒッチハイカー(というよりホームレス)カイはキュートでチャーミング。それに若いんだから、怖いものなんてないんだろ。
精神的に安定していないように見える一方、自作の歌を弾き語りしたり、自分がチ>>続きを読む
監督・脚本は『パディントン』シリーズの方だったのか。あの名作のクリエイターがどうして……。
まずオープニングのミュージカルシーンからして心踊らない。会話もつまらない、仲間たちもしょーもない、敵役もお>>続きを読む
本人はご満悦なんだろうけど、ケビン・ハートに知的窃盗団のクールなリーダー役は、似合わないなあ……。
オープニングのベネチアの泥棒シーンの盛り上がらないこと。こういうNetflixオリジナル映画って、>>続きを読む
オレオレ詐欺の話。
黒川博行の原作を、タイトルや主人公の性別だけではなく、大分改変しているらしく、そこのところが気になります。
監督、どうしました?と訊きたくなるくらい、締めるべきシーンが締まって>>続きを読む
たまーにインディ映画を観たくなる。
オフビートで、時々クスッと笑えて、センスも良くてちょっぴり知的……。
そんなインディペントはいつ頃からだろうか……。
好意的に評価されているようだけど、平凡な>>続きを読む
感動実話モノです。64歳にして、キューバ~フロリダ間164キロを泳ぎ切ったダイアナ・ナイアドさんの自伝が原作。
自分はマラソン・スイミングに全く興味がなく、なんでそんなことをするのか理解もできないし>>続きを読む
妻は敏腕デカ、専業ではないが家事をこなす夫は周りから「奥さん」と呼ばれている。しかし、実は元特殊部隊の隊員という、かなりありがちな設定。
ファン・ジョンミンは、善人も悪人も大物もチンピラも演じられる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
監督としてはヒッチコックにインスパイアされたらしく、色々とオマージュが散りばめられてますが、「必要?」とか思ってしまった。シャワーシーンとか、かなり不自然です。オマージュのためのオマージュというか。>>続きを読む
センスあるなあ、と。
別段目新しい設定でもないし(女の子の殺し屋ペアなら、『天使の処刑人』とか)、ストーリーやアクションに斬新なところはないけれど、二人の掛け合いにユーモアがあって、楽しく観られた。>>続きを読む
シリーズに何の思い入れもないし、エディ・マーフィー(相変わらずチャーミングだが)のファンでもないのだから、別に観なくても良かったのに……と後悔する出来映え。なぜに今さら?
間延びしたカーチェイスやら>>続きを読む
殺し屋映画。あ、これ冒頭から演出がダサい、選択ミスかと思わされる。
ノリの良い若者の殺し屋たちと、妙にチープなそのボス。その一方で、極寒のモンタナでそこにいるだけで異彩を放つマッツ。
しかし、演出>>続きを読む
殺人事件の犯人捜しならよくある話。実際の事件を基にしたこの作品では、犯人はすでに恋人殺しで逮捕され服役中。で、他に何人も殺したと小出しに自白して、取調べの刑事をたぶらかし、金や物品を揺すってくる。>>続きを読む
夏だ! 海だ! 今年もサメ映画の季節がやってきた!
といっても、ただのサメではなく、進化し淡水に適応した新型のサメで、北上し続けてなんとセーヌ川で営巣・繁殖。セーヌから見たパリ案内の観光映画にもなっ>>続きを読む
戦争をまたいだミシシッピの地主一家と使用人一家の葛藤。これだけではわかりやすい構図と言えるが、戦争・差別・犯罪・友情を織り込むことで、単線的でない見応えのあるドラマになっている。
タイトルは泥まみれ>>続きを読む
氷上版『恐怖の報酬』とか。それだけだと何なんで、陰謀と悪役を付け加えてみました、みたいな。
スリルも絶望感も全然足りてません。人の死があっさりし過ぎているし、そもそも人が少な過ぎるし、ピンチに陥って>>続きを読む
本に封印されたモンスターが解き放たれた。
スケートリンクで雪男に襲われたり、スーパーマーケットでオオカミ男に追われたり、お子ちゃま向け。
大人の鑑賞に耐えるものではないけれど、ヒロインがすごく可愛>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
グレタ・ガーウィグがバービー人形を実写化するというニュースに接して、嫌な予感しかなかったけれど、フタを開けてみれば大ヒット。何がそんなに観客を惹き付けたんだろうか。
バービーランドを飛び出したバービ>>続きを読む
モービウスは、コウモリのDNAがハイブリッドされてるので、リアル・バットマンという感じ。超音波を使ったり、飛んだり、血を吸ったり。
まあでも、スーパーヒーローの新規参入は今時かなり厳しい感じです。な>>続きを読む
ワイティティが地元で撮った2016年の作品だが、なぜかかなり古びて見える。カメラのせい?
内容もありがちで、偏屈なジジイ(サム・ニールが好演!)と親に捨てられたナイーブな太っちょボーイが、官憲に追わ>>続きを読む
映画が発明されてからおよそ130年。
そして、人類が映画を発明してくれたことに感謝したくなる程の傑作だった前作から9年。
待望の続編ならぬ前日譚。
最初期の映画とは、『列車の到着』(乗り物)、『>>続きを読む
動物に食べられて死ぬのは嫌。みんなも同じだと思う。それは太古から続く人類の恐怖。
サメ、ワニ、大蛇、ライオン、クマなどの猛獣、さらには恐竜……人が動物に食べられる映画はきっとなくならないことだろう。>>続きを読む