kaoppekoさんの映画レビュー・感想・評価

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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.5

石岡瑛子展後、彼女が携わった作品を見たくて鑑賞。ストーリーより衣装や背景美術が素晴らしく、そちらに目がいってしまった。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

かなり期待して見に行ったけど、期待以上の見応えだった。まさに知の闘争。言葉尻を論う表面的な「討論」ではなく、本質的な部分を各々の言葉でぶつけ合い、耳を傾ける、正に「対話」だった。
左も右もなく、彼らは
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

少年ならではの純粋さとコンプレックス、そこに反比例していくような自我の芽生えと恋心。戦下ゆえに残酷な現実とだからこそ育まれた愛。誰が悪、善ではなく、個対個の交流による越境の可能性を感じさせてくれる、非>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

少年コナーが音楽によって、自信も夢も友情も好きな女性の心も得る。筋書きだけだとよくある青春映画だけど、劇中の音楽シーンやセリフ、衣装やカメラ回しなどどれを取ってもセンスが良くて、見終わった後の満足感が>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.2

エルトンジョンがいかに愛に飢え、コンプレックスにもがき、音楽の才能を誇ると同時に翻弄されてきたか、乗り越えるまでのその半生が非常に繊細かつ小気味好く描かれていて、あっという間の2時間だった。

ボヘミ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ところどころに笑えるシーンやセリフが散らばってて、気軽に楽しく見れる映画。
主人公のダメっぷりと、ヒロインのいい娘っぷりが対照的でよかった。

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

思いのほかすごいよかった。後半になるにつれ泣きっぱなしだった。
特に蒼井優と山崎努の演技が素晴らしい。
7年に渡って徐々に人間らしさを失っていくお父さんと、寄り添う家族たち。いわゆる典型的な幸せの形な
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ブリングリング(2013年製作の映画)

2.5

うーん。。ソフィアコッポラ的若者メンヘラ感というか、なぜセレブ窃盗にハマっていったのか、そのリアルな心情描写が感じられず、単に状況だけを追ってる感じで、グッとくるものがなかった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

実話ベースなので3割増し。とてもいい話だったけど、冒頭で飲んだコップをそのまま捨てるほど黒人を毛嫌いしていた主人公がなんの葛藤もなく運転手になり、交流を深めていくというのがずっと違和感のままだった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.3

流行りすぎて見るのを避けてたけど、ようやく鑑賞。面白かったけど、そんなに流行るほどかー…?というのが率直な感想。
映画愛に満ちてて、スタッフたちが楽しんでるんだろうなというのが伝わってきた。

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

史実ベースだとどうしても3割増しで見てしまう。聡明でセンスがある女性である主人公カロリンが、生きがいや充実を見出し、盲目だった恋からも卒業し、自分の人生を歩んでいくという流れは今の社会や女性に向けたメ>>続きを読む

大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

3.0

福田監督ということで期待してみたけど、そんなに、、だった。ほぼセリフ回しのみで展開していくから、舞台の方が向いてそう。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

インタビューとドラマが交互にテンポよく進んでいくのと、所々でカメラ目線でコメントするのがアクセントになってて、襲撃事件まであっという間だった。最後のトーニャのコメント「真実なんてどこにもない。それぞれ>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

知らない事実満載で、すごい勉強になった。特にフリントの水問題は衝撃だった。エリン・ブリコビッチと同じような話が今も続いてるとは。。
トランプ批判、オバマ批判、ヒラリー批判というより、アメリカの選挙制度
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バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

3.0

アートの話ではなく、パレスチナの社会問題の話だった

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

単なるミュージカルの綺麗さ、歌の迫力、セットや衣装の煌びやかさだけじゃない、歴史背景とか現代人に向けてのダイバーシティや自己肯定のメッセージ性がわかりやすく込められていて、ああ、いい映画だったな、と思>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.4

フェミニズム賞賛、自己を取り戻し強くなっていくという大筋はよかったけど、あまりにアクション戦闘シーンが激しすぎてショックが強すぎた。。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

ストーリーはなんてことないディズニーアニメだけど、衣装と舞台美術が素晴らしい。特に最初の朝のシーン。
黒人のキャストが多すぎるのが違和感だった。

君の名は。(2016年製作の映画)

2.5

キャッチーでテンポよく進む感じ、ほどよく謎解きが散りばめられてる感じが流行ったんだろうなあ。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

杉咲花がすごいよかった。
宮沢りえは安定の演技力。特に「死にたくないよう」と泣きじゃくるシーン。

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