カオリさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

トロイ(2004年製作の映画)

3.5

こちらも劇場で観た以来の再鑑賞。

タイトル通り、トロイvsギリシャ、ヘクトルvsアキレスなお話。

なんといってもブラピの美脚いや殺陣が素晴らしいのだけれども、クライマックスでもあるトロイの王様が息
>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

劇場以来の再鑑賞。
いや、これ面白かったという記憶があり、また観ても大変面白かったのだけど、不思議と初めてみるような感覚で観れたくらい、内容あまり覚えてなかったな…。
ただ、特殊メイクすんげー!ってい
>>続きを読む

悪魔の毒々サーファー(1986年製作の映画)

2.0

原題は「サーフ・ナチス マスト・ダイ」なので毒々していない。
邦題とジャケットで期待してしまいがちなおバカ度は控えめ。
つまり中途半端で、純粋につまらない。
サーフ・ナチスという、ショボいギャングに息
>>続きを読む

トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.7

トリック1をリアルタイムで見てハマっていたので
さすがに、それから14年?たち、興味も薄れていて…
テレビ放映されてから見たのですが…

まぁ泣きました。

特に、トリック3以降は俳優引退して出ていな
>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.8

ゴブリン・ジュニア、サンドマン、ヴェノム、そしてブラック・スパイダーマン…わっさわっさ登場!友情、親子、恋愛、そして1からの流れを纏めるようなベンおじさん殺害の謎…。
3部作最終話だからって、大集合し
>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.3

トビーのアヒル口全開!ノーラン版バットマンのクリスチャン・ベールでも思ったけれども、口だけ見える被り物でのアヒル口って、どうにも可愛すぎる傾向にあります。
スパイディーは口まですっぽり系だけど、すぐ脱
>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.2

なんだかんだ劇場ぶりかもな再鑑賞。

何を隠そう、私が唯一好きだったアメコミ・ヒーローがスパイダーマンでして。
中学生の頃、映画館の帰りにアメリカンな雑貨やさんに寄って、コミック1冊かオモチャ1つずつ
>>続きを読む

早射ち野郎(1961年製作の映画)

3.5

和製ウェスタン!面白い!シンプルに短尺で◎

宍戸錠がエースのジョーで、カラッとサッパリ明るく、まるで戦隊もののような終わり方。宍戸錠っていまいち好きになれませんでしたが、これは良いですジョー。

>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

2.3

一人称視点と言われる全編FPS映画。

これは…オートプレイモードにしたゲーム…ですよね。
酔いはしなかったけど、もう少しブレ幅抑えてくれても良いと思う。ブレすぎて逆に臨場感は感じなかったかな。それこ
>>続きを読む

グリーン・アース(2013年製作の映画)

3.7

フィンランド製のプラネット・アースみたいな感じなのかと思っていたら、微妙に違くて嬉しい誤算でした。

フィンランドの森に棲む動植物たちに密着しつつ、フィンランドの伝承と絡めて紹介してくれるので、写って
>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

ずっとリストには入れていたのだけれど、暗めの同性恋愛ものなのかなぁと、なかなか気分にならず、、、ようやく鑑賞。

もふもふ羊いっぱいの同性愛な物語~なんて観始めは軽く楽しかったのですが、とんでもなくズ
>>続きを読む

キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争(2010年製作の映画)

3.3

ポンコツ警察犬シェパードのディッグスが主犬公
ワンコは大概何犬でもキャワイイものですが、シェパードってちょっとオッサンっぽいお顔立ちでかわいいんですよね。
かわいいおじさんみたいで、たまらんです。

キャッツ&ドッグス(2001年製作の映画)

3.3

こちらのワンより先に続編を先に観ちゃったのだけど、特に問題なく楽しめた。
主犬公はビーグル犬のルー。まだ子犬ってこともあって、とんでもない可愛さ。

個人的に、ブッチの過去というか、どうやってエージェ
>>続きを読む

とむらい師たち(1968年製作の映画)

4.1

三隈×勝新のブラック・コメディ現代劇
原作は野坂昭如氏

いやぁもう、これは面白い!
このメンツでコメディは珍しいかもだけれども、野坂さんの原作にのせて、もともとコミカルな動きが得意な勝新が関西弁で立
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

完全なるワンシチュエーションかつ、音ゲーならぬ音映画というか電話映画。

途中から真相は大体気づいてしまいましたが、それでも大変おもしろかったです。

素材としての情報量が少なく、そうなると返って集中
>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.1

歌、ダンス、脚本、全てが素晴らしいのですが、なんといっても衣装がやゔぁい!可愛すぎかよ!期待の上をいく可愛さです。

シェルブールの雨傘が切ない悲愛なら、ロシュフォールの恋人たちはとにかく陽気で明るい
>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

あまりにも有名なこの曲がかかるシーンこそ知ってはいましたが、通して観たのは初めて。

この時代にこれだけの色彩を使い、映画なんだけれどもまるで建築物かのようなキレイな構図、音の絞り方まで、全てが計算さ
>>続きを読む

モン・パリ(1973年製作の映画)

3.6

原題めちゃくちゃ長くて気になって調べました。
翻訳すると「人類が月面を歩いて以来の最も重大な出来事」となるようです。

タイトル→オープニングっていう流れなんですね。

この映画、なんといっても、この
>>続きを読む

死神ランボー 皆殺しの戦場(1984年製作の映画)

2.6

あのランボーは全く関係ありません。
どちらかと言うと、タクシードライバー的なカタルシスを描いたものですが、かなりのドン底で救いがない闇映画。
コメディ感は少なく、話が進むにつれ重いテーマであることが見
>>続きを読む

ゾンビ・アイランド・マサカー(1984年製作の映画)

2.2

まさかーの、ゾンビがほぼ出てこないZ級映画
ゾンビアイランド、マサカー!

◎ストーリー
カリブ海の島々を観光に訪れたツアー客らは、秘奥とされるブードゥー教の儀式を見学することに。司祭が山羊の首を切断
>>続きを読む

マザーズデー(1980年製作の映画)

3.7

はい、U-NEXTに上がったトロマ完走しておりますので、まだまだあります。

トロマ創設者であるロイド・カウフマンの弟、チャールズ・カウフマンが監督・脚本・製作。
狂人母子家庭の凶行を描くコミカル・ホ
>>続きを読む

夜の豹(1957年製作の映画)

3.5

野心家なスケコマシ、フランク・シナトラが歌って口説いてワンコと熱演する映画。

脚本はよくあるなんてことないお話ですが、中盤の中だるさを、賢くてキュートなワンコのスパイスで見事なテンポに仕上がっていま
>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

2.8

ファンというほどではないけれども、日本のドラマでは珍しく飽きずに楽しく見た記憶があります、おっさんずラブ。
期待せずの、ながら見。にちょうどよかったかなといった感じの内容でした。
良くも悪くも相変わら
>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

3.8

記憶なくなる系サスペンス。こりゃぁ面白かったです。
二転三転。あー…そう!…あー…そう!って。
ここまで転がすとラストやオチが残念なことになりがちなものを、しっかりキレイに終わります。
演出もさっぱり
>>続きを読む

Z Inc. ゼット・インク(2017年製作の映画)

3.0

スピード感ありメッセージ性もよぉく分かるのだけれども、こざっぱりしていて分かりやすい反面、少々、脚本に物足りな寂しさが残る映画でした。

とはいえ、血まみれのスティーヴン・ユァン×サマラ・ウィーヴィン
>>続きを読む

ねじ式(1998年製作の映画)

3.3

ねじ式×石井輝男監督という、相性良いんだかなんだかな組み合わせ!
ねじ式の医者探しを凄く長くしたのかな…?と思ったら、つげ義春の短編から何作かをオムニバス的に詰め合わせた話。

視聴者をふるいにかける
>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズの初監督作品
ーたった1人で月に暮らす男の秘密とは?

十五夜ってことで月に関する映画さがしたら、これかなーと。
淡々としていて地味ではありますが、面白かっ
>>続きを読む

カムバック!(2014年製作の映画)

3.6

サルサを踊るニック・フロスト。
可愛いやら何やら…最後はなにやらカッコよく見えちゃうあたり、役者だなぁと。
ライバル的なメンが全くイケメンではないところとか、チャチャも良いところな急なサイモンの登場だ
>>続きを読む

死体語り(2018年製作の映画)

3.4

ホラーだと思わず気軽に見始め。
前半はスイス・アーミー・マンを思い起こすような、死体とお喋りするシーンがなんとも言えない心地よいシュールさ。
途中から普通にホラーになり怖くてチビるかと思いました。
>>続きを読む

プロメテウスの庭(1988年製作の映画)

3.9

気づくと画面から20センチくらいまで近づいて観ていて…を何度も繰り返していました。吸い込まれるような感覚になる変態クレイアニメ。

ひたすらに繰り返す消滅と再生。自然に還るかのように朽ち、にょきにょき
>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

4.6

黒澤監督作品の中でも、かなり上位に好きな作品です。
とにっかくカッコいい!

国内外、様々な娯楽作品でオマージュされていることからも、面白いという事実は今更説明するまでもないのですが。

用心棒といえ
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.1

言わずと知れた黒澤明監督の大傑作。
インド人もビックリな200分超えの作品ですが、面白くないシーンが一つもありません。

舞台的でもあり、キャラクターの立ちようは連載漫画のようでもあり。
今の時代に、
>>続きを読む