カオリさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

映画の妖精 フィルとムー(2017年製作の映画)

3.5

経済的や地域的に映画を観られる環境にいない子供たちのために作られた作品だそうです。

名作映画の名シーンのめくるめくオマージュが楽しい

レプリコーン4(1996年製作の映画)

2.9

今作でレプリコーンは宇宙進出をはたします。
うん。いいよ。4ともなると、ぶっ飛んでくれないとね!
3の流れをくむかのような、振り切ったドタバタコメディ。

いきなり爆ってしまうレプさん。
オシッコかけ
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レプリコーン3(1995年製作の映画)

3.2

今作の舞台はラスべガス

コメディ色が強すぎ、登場する人間みんな漏れなくどーしょもないので、コント状態。
何だか金にがめつかったりセコい人ばかり出てくるし、お金がテーマなのかな…。
主人公的な男の子は
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真夜中のミゼットデビル(1994年製作の映画)

3.5

レプリコーンの1000年の時を越えたロマンティック嫁探し!
えてして花嫁ものは名作になりがち。
ストーリーにもキャラクターにも奥行きがでるからでしょう。

今作は主人公も良いんですよね。
ただ、相棒的
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レプリコーン(1992年製作の映画)

3.3

大好きなアイルランド土着の妖精、レプリコーンの映画!

レプリコーンが好きだという私の贔屓目抜きにしたって、全く怖くはなかったです。
グロも微妙だし血の量も質も微妙…だけど、レプリコーンだから。かわい
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.8

大好きなおバカSF!
パイソンズメンバーが全員集合。
愛犬デニスの声はロビン・ウィリアムスで、今作が遺作となっているようです。
声とはいえ、なんだか感慨深い共演ですね。

またこのデニスがめちゃんこ可
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.5

ゾンビーィィバァァ♪

無駄にオシャレなオープニングから不安にさせる演出
どっかで見たことあるあるな設定に、セリフの99%がお下品な若者たち。

なぞのクマー。モフモフかわゆいビーバー!
しっかりビー
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

遺伝子操作により管理された近未来のSFドラマ

アンドリュー・ニコル監督のデビュー作品
デビュー作にしてこの重厚感

SFというジャンルでもなかなかこんな雰囲気をまとっているものはありませんでしょう。
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.6

シリーズ4作目にして最終作
タイトルの通り、時系列的には1番初めの物語。
若き日のハンニバル・レクターを主人公とした物語です。

レクターの衝撃的な生い立ちが描かれていて、
博士がなぜあんなにもお上品
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.8

シリーズ3作目は、1作目「羊たちの沈黙」の前日譚。
今作はシリーズいちの、どサスペンス。

レクター博士を逮捕したグレアム捜査官が主人公で、逮捕後のお話です。

1作目ではクラリスの上司として登場して
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.7

シリーズ2作目の今作は、羊…から10年後が舞台。

劇場鑑賞以来かも?なくらい久しぶりの鑑賞

先に原作を読んでいたのもあって、いやもう全然違うやん!っていう記憶しかなかったのですが、原作とは別物とし
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.1

ドラマ版を見てみようかな…と思い立ち、少し前にシリーズ一気見していたので。
かなり久しぶりにみました。サイコサスペンスの冠たる名作です。

鮮明に覚えているシーンが多いので、意外だったのが冒頭だとか、
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.6

たぶん好きだよと言われ、概要みて絶対好きじゃん!
で、期待まんまんで観に行ったのに、期待以上に面白かった。

シュールでキモくて可愛くて、
そして超絶クリエイティビティ!

不意打ちウンにょや尻尾プー
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ファントム・ミュージアム(2003年製作の映画)

3.6

ロンドン に実在する 「ヘンリー・ウェルカム・コレクション 科学博物館」に侵入してコレクションを見てまわる…という内容。

木製の女性人体模型のお腹には胎児もいます。
分娩椅子、義手、義足など…クエイ
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イン・アブセンティア(2000年製作の映画)

3.8

なんと以外なSFキター!
と思ったら…

BGMがめちゃくちゃ不気味。
はじめさっぱり分からないのだけど、最後まで見るとオチがしっかりあって、ゾクっとする作品。

SFに見せかけた?サイコサスペンスで
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アナモルフォーシス(1991年製作の映画)

3.6

突然描写のお勉強!

アナモルフォーシス(歪像描法)の研究をアニメで描いた作品
目の錯覚を利用しー遊び心がありながら啓示的である

からくり絵は面白い!普通に勉強になりました。

クエイ兄弟も、こんな
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(1990年製作の映画)

3.5

このへんから実写も入り交じり、以前までの作風とはがらりと変わります。

寝ている女性がみる夢のお話…
あからさまな性的メタファー表現が多く、割と分かりやすい。

とはいえ、さっぱり分からない表現もある
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スティル・ナハト4 お前がいなければ間違えようがない(1993年製作の映画)

3.5

2の続編です

冒頭、体重計に乗った女の子の太ももに血がたれてくる…
鬼だか悪魔から卵を守るウサギ…
ラスト、女の子のつま先立ち運動(血がたれている)からの卵

エロスもいいとこだけど
そもそも足しか
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スティル・ナハト3 ウィーンの森の物語(1992年製作の映画)

3.3

冒頭、「死して私は死んだ」と刻まれた墓
片腕…浮いてるよねこれ

曲が気持ち悪すぎる…
視界を狭くしてホロスコープから除いているような演出

スティル・ナハト2 私たちはまだ結婚しているのか?(1992年製作の映画)

3.6

ウサギに女の子…アリスちっく

またもかなり性的モチーフの多い作品

ウサギがピンポン玉から少女を守っているかのような
ピンポン玉が男性ってことなのかな…

失われた解剖模型のリハーサル(1987年製作の映画)

3.4

タイトルがまず好きなやつだけど
これは難解でした…

視力検査かのような冒頭
冒頭から目ン玉ぷるっぷるで、不気味。
毛…え、ボタン?
バーコードが…ベンベン?
イボぐりぐり

ミュージックビデオのよう
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ストリート・オブ・クロコダイル(1986年製作の映画)

4.5

この中毒性。ったらない。

ネジーー!!
ガラスに付いた汚れだったり、チリだかホコリだかだとか、全ての質感が素晴らしすぎて触りたくてたまらない。
人工の夜景のオジサンと、頭パッカーンの子が共演。
マネ
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ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

3.9

正式タイトル「ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、フナー・ラウスの局長のちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき」

50文字以上ありますからね…大幅に省略されている 笑

キャラク
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ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

3.7

アルチンボルド風に
動きがコミカルでかわいいチェカチェカ~♪
箱の中身はなんだろなゲーム。思わず「おしい!」って言う。
頭パッカーンの子がずっと可愛いです。

人工の夜景(1979年製作の映画)

3.6

ストップモーション・アニメ界でカルト的人気のある映像作家
ブラザーズ・クエイのデビュー作

電車乗れないマンのお話
暗いですねーデビュー作にして、すでに確立している世界観。

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

ヘレディタリーが相当怖かったので、エイヤっと勇気を出してみたやつ。

なんとも明るく綺麗な映画で、うぁーやられた!と。結局この「やられた!」感はヘレディタリー見たときと一緒っていう。

作り込みがグロ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

泣くほど怖かった映画

ずっと不気味で怖いのだけどイライラするようなビビらせ演出なく、とにかく面白いから、がっつり観てしまいました。
ラストはちょっとホッコリで良かった。

内容的には似て非なるもので
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

米ドラマ・スパナチュに激ハマりしていた頃に教えてもらった映画。

開始10分で納得な世界観!
キアヌ様がスマートに悪魔退治をしていくのだけれど、全体的にスマートで綺麗。
ガブリエル役のティルダ・スウィ
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透明人間(2019年製作の映画)

3.6

すっごく面白かったのですが、音の絞り加減がすんごく嫌だ!
と思ったら、リー・ワネル監督だったんですね。
音で感情をどうにかするのが非常に上手いのですが、私には不快なタイプの音演出になってしまっていまし
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.7

冒頭から20分くらいが、とんでもなく面白かったです。
以降つまらないのかと言われると、そういうわけでもないのですが…、出だしの「主役だれやねん!」っていうソワソワクワク感と、ヒロインの格好良さ!これに
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

観るまでは、トム・ハンクスが漂着した無人島から帰還することを主題とした、もっと単純なサバイバル映画だと思っていました。

もちろん、サバイバル要素もあって、初めて火をおこすシーンは、思わずYES!と、
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野生のなまはげ(2015年製作の映画)

3.6

大好きな、なまはげさんの映画を発見!
しかも野生のなまはげさん?・・・みるよ。

わるいこいねがー!もうなに可愛すぎる!
ゆるーいコメディなので、ほのぼの見ていられます。

ラストちょっと感動してたの
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.5

イタリアン全開コメディ
お国の自虐やディスりを陽気にテンポよく嫌味なく観させてもらいました。

こんなに鋼のメンタルを持てる人は実際いないだろうけれども、だからこそ観ていて楽しい。
とにかく陽気でなん
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.2

劇場で観て以来の鑑賞。

公式で「鑑賞前に読んでおくべし」みたいな前情報を通達していた、この作品。予習も復習も大嫌いな私は、そんなことにも従わなかった気が。
そもそも時代背景にも明るくないので、正直あ
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