かおりさんの映画レビュー・感想・評価

かおり

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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.9

恋愛、結婚、家族、人生、すべてを具体的で濃密に描ききった、充実した作品でした。
タイムトラベルですが、リアリティから浮いた感もなく、SFを感じさせない。
それぞれにクセのあるキャラクターもいい。
名作
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夢半ば(2022年製作の映画)

4.3

「まっぱだか」「わかりません」で、安楽涼監督、片山享監督ともに、役者が激情的になる演出がお得意だと感じていたので、安楽監督の今作は、モヤモヤしてるけど優しい主人公「安楽涼」が印象的でした。

自作品で
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.5

邦題が好みではないので、なかなか積極的に行く気にならなかった。

キャリア、恋、家族、妊娠。
女性の自伝的なストーリーを、リアリティを持って描いていて、それぞれの人物も魅力的でした。

恋愛や性の描写
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.5

超豪華なB級アクション。
日本ロケではなく、セットでやってる面白さがある。
リアルだったら、ここまで突き抜けられなかっただろう。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

5.0

イケメンキャラを脱ぎ捨てたディカプリオと、絢爛豪華で野卑なバブルをスタイリッシュに描いたスコセッシ。
気分豪快でした🥳

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

さすがタランティーノ…とため息をつかざるを得なかった。
レオナルド・ディカプリオが悪役。
アクシデントで流血しても、それをアドリブに生かすなど、迫真の演技を見せている。
タランティーノ常連のサミュエル
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あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

4.3

加工した映像の表現は好き。
しっかりエロティックなところも。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

5.0

完璧。コメディ要素も、風刺も、絵の見せ方も。
レオナルド・ディカプリオ、いいおじさんになったなー。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

パラサイトがアカデミー賞を獲得する時に、この作品もノミネートされていたことを知っていたんだけど、自分はあまりにもパラサイト推しだったので、ちゃんと見る気がなかった。

タランティーノはだいたい見ていて
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

5.0

ロバート・デ・ニーロが、レオナルド・ディカプリオの演技力を見抜いていたそうですが、これは二人の凄まじいセッションが見られる作品。

ラストのケンカは、戦慄する。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

5.0

ジョニー・デップがとてもいい。
後年のいろんな大作よりもいいんじゃないかと思う。
レオナルド・ディカプリオの知的障害者の演技も、ものすごくいい。

弟アーニーの世話に苦労しながらも愛情を注ぐ兄ギルバー
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.5

ガス・ヴァン・サント、センスいい。
キアヌ・リーヴスもリバー・フェニックスもいい。
ボブという人物が、なぜ慕われるのかわからないままに終わってしまった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.3

オープニングとエンディングの映像がきれい。
ジョディ・フォスターは、意外と後半に出てくる。
このあとデ・ニーロが一流の俳優になっていくのがよくわかる。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

5.0

なぜ今まで見てなかったんだろう?と思うぐらい面白かった。
空港で運転手が「ハンラティ様」の札を出した時は、声に出して笑いました。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

アル・パチーノが見事!!
物語が進むごとに変貌していくマイケル。
後半はゾッとするぐらい。

ニューヨークとシチリアの風景が対照的。

続編も、即、見たくなりました。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

素晴らしい映画です。
ジャーナリズムについても考えさせられました。
今の日本は、国内ですら、ジャーナリズムが機能してない時もあるようで。

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.5

深刻な工作員、脱北者ネタを、タイトルどおりファミリーものにしてあって、わかりやすく見れた。
キム・ギドクが脚本だけど、キム・ギドク感は薄い感じ。

雨月物語(1953年製作の映画)

4.3

ラストに近い、「主人公が家に帰ってきて、一周したら妻がいた」というシーンだけ、有名なので何度か見たことがありましたが、今、思えば、本編を見ながら「おおっ!!」と感動したかったw

ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

キューブリックを思わせる造形美。
音楽がちょっと鳴りすぎかな。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

映画は、絵に目が行きがちだけど、音がどんなに大きな部分を占めているかを教えてくれます。

ダミー男子(2021年製作の映画)

4.0

入江崇史さんご出演、録音技師は古茂田耕吉さん。
自作品「#波待ち」の主演キャストと技術スタッフが参加された映画で、前々から楽しみにしていました。

奇想天外なストーリーとVFXと、洒落た骨董屋と今どき
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PLAN 75(2022年製作の映画)

5.0

トップシーンのつかみが最高ですね!
3分で、絶対、スタンディング・オベーション作品だと思いました。👏👏👏
早川千絵監督、パルム・ドールに一番近い監督では?

日本、フランス、フィリピンの合作。
アンス
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

5.0

フランスの監督って、ゴダール、トリュフォー、
私の世代では、ジャン=ジャック・ベネックス、レオス・カラックス、リュック・ベッソン、パトリス・ルコント、
だと思っていました。

だけど、今日、実は今さら
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お引越し(1993年製作の映画)

5.0

相米慎二。
今まで見た作品もすごいけど、そのさらに上を行く、芸術作品ではないかと思う。

1993年 カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待上映作品。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.2

まったく前情報なしに見始めたので、半分ぐらい見てから「ブラピ」と知りました😅

後半は、ブラピとケイト・ブランシェットが演じる夫婦の物語になっていくのですが、どちらかと言えば、前半に登場する脇役たちが
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.3

男と女がルームシェア、という不思議な設定から、新しい恋人、それぞれの家族、ネットの出会い系、移民文化と、盛りだくさんなテーマだが、人々の心情も社会背景も丁寧に描かれていた。

明るめのモノクロームが良
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ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

5.0

ヨーロッパの田舎の海辺にやってきた、都会のビジネスマン・バディ。

笑かすポイントがすごい。🤔

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

大スクリーンで、サラウンドな音環境で見るべき映画です!
初作世代も、初作世代のジュニア世代も、両方楽しめるドラマ感も!

波待ち(2022年製作の映画)

4.5

2022年11月2日(水)池袋シネマ・ロサ 20:45〜
「波待ち」再上映決定!!
劇場でお待ちしています🤗

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
DROP CINEMA FESTIVAL vol.3
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

5.0

オーシャンズ11では、ラスベガス、カジノが舞台だったけど、今回はヨーロッパ。
フランスの俳優、ヴァンサン・カッセルも出てきて、イタリア・コモ湖の風景もよかった!

ジュリア・ロバーツは、プリティウーマ
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

5.0

リアルタイムで映画館で見た時、めちゃくちゃカッコいいと思った!
今見ても、こんなに贅沢な映画はないな。
アンディ・ガルシアの悪役ぶりもいい。
脇役のキャラたちもクスッと笑える。
逃げるところの音楽の使
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