karayuさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(828)
ドラマ(30)

レオン(1994年製作の映画)

3.9

本業が忙しくご無沙汰でしたが、運営している映画ブログに掲載するイラストを友達が書いてれることになり戻ってきました。過去の作品に毎日いいねして頂きありがとうございます。またこちらに加え、ブログの方もゆる>>続きを読む

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.7

フレッシュな作風と退屈なレオニーが複雑かつ巧妙に絡む。
セバスチャン・ピロットは、ジェームズ・キャメロンとグザヴィエ・ドランに次ぐカナダの奇才なるか。


あらすじ
カナダの街ケベックで暮らす高校卒業
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.1

随分お久しぶりのレビューです。
ご無沙汰中も、たくさんのいいねありがとうございました。
また隙を見て、ちょくちょく書かせていただきます。


時代を超え映画化されるシェイクスピア原作、普及の名作「ロミ
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.2

同じくジェームズ・ディーンが主演を務める「理由なき犯行」では間接的に反抗が描かれていましたが、ここにあったのは顕在化された反抗。
寓話的な締め括りも後を引くような。

あらすじ
1917年、カリフォル
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WASABI(2001年製作の映画)

2.6

リュック・ベッソンらしさのある挑戦的な作品。
単純明快で強引なストーリーは低評価も頷けるけれど、それ故にジャン・レノや広末涼子を引き立てる効果にもなっているのは確か。


あらすじ
強引な捜査で謹慎を
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

老年男性と美少年との間に起こったセクシャルな出来事。
LGBTをテーマに扱った古典的な作品として、今作は現代社会にも通じる先駆的で社会的に意義のある作品です。
さらに、芸術品のように美しいビョルン・ア
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Laundry ランドリー(2001年製作の映画)

3.3

窪塚洋介ではない窪塚洋介、されど窪塚洋介。
脳に障害を抱える青年の純粋無垢で愛らしい言動を的確に表現している。
そして、彼にも増して内藤剛志のコミカルな演技がシリアスな物語のアクセントに。


あらす
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.3

ロックを機転に、それぞれ各々が陶酔し溺れていく。
若者が水々しく葛藤する姿に魅了される。
母親から抑圧されていた15歳の少年はロックや酒、ドラッグという悪を見て、男から漢へ成長していく。

あらすじ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

世界的な女優と一見パッとしない書店を営む男性の恋は、正にロマンチック。
数年後、数十年後に見返したいと思えるロマンスの名作であり金字塔。
イケメンが言ったらなんか違う台詞も冴えない彼が言えば映える。
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

アクションで裾野は広く、その中に重厚感のあるメッセージを残す。
そして、アクションシーンやスパイグッズはもちろん、他にもファンタジックな要素や寓話的な要素、クライム要素、サスペンス要素、コミカルな要素
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.4

画を楽しみ感じて楽しむ。それがヌーヴェルヴァーグをはじめとするムーブメントかな。
既存の映画業界への、固定観念を払拭しようとする、自由の叫びこそがヌーヴェルヴァーグのメッセージかと。


あらすじ
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

4.4

ビジネスは綺麗事ではないが、行き過ぎた信念は、どこへ向かうのだろうか。
皮肉を交えながら展開した物語を引き締め、そしてラストのドラマチックな昇華へ向かわせる。
山崎監督と鐡造の間に重なる仕事熱。
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

4.0

お久しぶりのレビュー。
本当にジェームズ・ディーン演じるジムの抱えていたのは理由なき反抗なのか。否。
彼なりの理由もあって、ただその消化方法がわからない若気の至り故の反抗なのである。
ただ、消化方法を
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.7

完璧主義者レオス・カラックス監督に観る作風は、完璧主義故に欠陥、そしてアイロニーを残し物語を引き立てる。
遣る瀬のない境遇にいる登場人物は安直に死を選ばない。
それが彼らを美しくもさせるが、そこには虚
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.2

新たなムーブメントの幕開けを示唆させるような映画であり、中国返還に揺らめく香港を舞台に情緒的な人間模様を描く。
香港映画に見られる色彩美や演出、カメラワークも健在でそれがストーリーを盛り立てる。
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.5

実写版「アラジン」のガイ・リッチー監督作。
今作と比較すれば彼の多面性をもろに感じることになる。
インディーズらしさの強い今作と「アラジン」では実際、全く作風が違うものの窃盗という共通項もある。
そう
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

衝撃的なラストは”サスペンス”を強く感じさせる。
「七つの大罪」をテーマに怪奇な殺人鬼をシンクロさせるのだが、その陰湿な世界を優しく包むかのように演出する。
これがデビッド・フィンチャーワールド。
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.9

グザヴィエ・ドラン監督作品を全て見てみると、そこから感じるのは彼の世界観なのか、陶酔感なのか、という疑念を抱くようになった。
抽象化することでアーティファクトを引き出す彼の作風はどの作品においても圧巻
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ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)

3.7

20年の時を超えて姿を現したリバー・フェニックス。
過度な演出はなくキャラクターの素で勝負する。
白人至上主義・核実験に対する隠されたメッセージとはなんだったのか。


あらすじ
かつてアメリカ西部の
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キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

3.8

脚本家リュック・ベッソンのストーリーテラーとしての役割はもちろんのこと、役者ジェット・リーのストーリーテリングがポイント。
キス・オブ・ザ・ドラゴンの意味がラストで昇華される心地よさ。


あらすじ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.2

今敏監督によるアニメの垣根を超えたカメラワーク圧巻の一言。
また、今敏監督らしい独特のリアリスティックな演出が見事にマッチしている。
そして、ホームレスという社会的マイノリティーに焦点を当てた物語には
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.1

「Mommy/マミー」や「わたしはロランス」でグザヴィエ・ドランが見せてくれたセンセーショナルは何処へいったのか。
しかし、他に類を見ない卓越した音楽とサスペンスは疲労感を催すほど観客を引き込む。
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手紙(2006年製作の映画)

3.8

マザーテレサは「愛の反対は憎しみではなく、無関心」というが、兄の歪んだ愛情は弟の将来への無関心が生んだ悲劇になった。
しかし、それによって、弟は妻子を守るためのモラルのある愛情を覚える。


あらすじ
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.4

スマホだけで撮影した話題作で、スマホらしさがあるもののそれがまた味を出している。
メインの登場人物は3人なのでアメリカ社会の縮図をみているわけだけれど、そこには多民族国家アメリカ全体へのメッセージを感
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プレッピー・コネクション(2015年製作の映画)

3.8

実話をベースにした映画で、数ある社会派ドラマの中でも特に社会に忠実な作品に仕上がっている。
「好きな女の子に振り向いてもらいたい」そんな淡い恋が抱く末路とは…。
ソーシャルな問題が浮き彫りになっている
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.3

「ライ麦畑でつかまえて」は知っているけれど、原作者については知らないことも多い。
今作は自叙伝的な作りになっていて、J・D・サリンジャーのバックグラウンドから、ベストセラーを生み出し、その後の末路まで
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

アメリカン・ニューシネマの代表作。
ベトナム戦争帰還兵の心に負った傷が巻き起こす惨事が描かれる。
惨事といっても、それは政治が巻き起こした社会全体の罪なのかも知れない。
そういう意味で今作は社会派メデ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

淡々と進む日常だからこそ、見えてくる少年のデリケートは心情を効果的に魅せる北イタリアの情景。
近年頻繁にテーマになるLGBTについての映画だけれど、”知を持って何を制すか”という点でエリオの父が大きな
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

毎日書いてたのに忙しくて久々のレビューになってしまった…。でも映画自体はもちろん見てました。

映画史に残る少年と映画技師を映した名作ニュー・シネマ・パラダイスだけれど、実はアイロニカルで、それがカタ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

サスペンス映画の金字塔的作品。
サスペンスの良さを最大限に発揮していて、一度だけでは物足りないあとを引く作風には感嘆する。
中でもケヴィン・スペイシーの演技は圧巻。


あらすじ
アメリカ西海岸の埠頭
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GO(2001年製作の映画)

4.7

僕の”映画人生”のスタートになった作品が「GO」であり窪塚洋介さんだった。
今ではたくさんの映画を見るようになったし、こうして書かせてもらっているのだけれど、それも全部含めて今作のおかげ。
在日韓国人
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.5

4DX上映が決定した普及の名作であり宮崎駿初監督作品「ルパン三世 カリオストロの城」
今作で登場するミートボールスパゲティにチーズにソーセージ。人々を惹きつけるジブリ飯の原点はここにあるのかもしれない
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.4

SNSでは恒例となっている「バルス祭り」だけれど、これは滅びの言葉であって乱用する言葉ではないはず。
製作側も、この現象を快く思ってはいないだろうと僕は思うけれど、表現の自由なので仕方ない。
「風の谷
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.3

実在したギャング”グッドフェローズ ”、公開当時彼らは檻の中で生きている。
生き様やルックスなどなどギャングには格好よさが詰まっているのだけれど、「大統領よりもギャングになりたかった」は笑ってしまう。
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.7

「シング・ストリート」ジョン・カーニー監督作品。
音楽で繋がった男女の人間模様を映し出す。
陰湿なダブリンの街と冷淡にも聞こえる音楽の奏でる意味合いが切ない。
男女の行方とは…。


あらすじ
ダブリ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.1

善悪だけでは語れない深みのあるヒーロー作品。
華々しいだけではなく、スパイダーマンの”痛み”を感じる。
そして、VFXの進化を良くも悪くも痛感することになる作品。


あらすじ
両親のいないピーターは
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