okomeさんの映画レビュー・感想・評価

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備忘録。
週1で劇場に行く程度のライトな映画ファンです。
公開終了間際の作品をガラガラの深夜回でダラーっと観るのが好き。
なのでレビューは微妙に旬を逃します。

2018年の個人的ベスト3は
『ウィンストン・チャーチル( DARKEST HOUR )』
『リズと青い鳥』
『M:i フォールアウト』

映画(36)
ドラマ(0)

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.5

「贈り物だ」
「君がどう扱おうと、その事実は変わらない」


MARVELの作品群の中で、最も社会的なメッセージが全面に出ているシリーズ。
それが、自分の思う『X-MEN』です。

人間の突然変異体と
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

「5日やな」


原作漫画は――よく知らない―――――
だけど――――――
すごく―――面白かった――――――――


親と子の物語。
いや、より突き詰めて言えば、不器用な父性とそれを受け取る者の物語
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

「アリ王子がドアの前までやってきた」
「でも、開けるのはアラジン、君なんだよ」


午前10時の映画祭も終わってしまう今、どんな形であれ過去の名作が改めて注目されるのはとても良い事だと思います。
しか
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プロメア(2019年製作の映画)

3.0

「燃えていいのは魂だけだ」


そうだよな。
間違っても街を燃やして、
他人に迷惑かけちゃいかんよな。
真っ先に浮かんだ感想はコレでした。


今石浩之監督と中島かずき脚本のコンビ作は『キルラキル』と
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

5.0

「さらば、友よ」


これが観たかった……!
これが観たかったんだよ……!!

ゴジラ、と言うか怪獣映画そのものに全く思い入れが無いにも関わらず、図々しくもそんな事を思いながら上映中結構な頻度でボロボ
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.0

「出来もしない嘘はつきたくない。それだけよ」


小池健監督の超絶カッコいいデザイン画に惹かれて観始めた今シリーズですが、もちろん物語でも毎回大変楽しませて頂いています。
特に全作を通して好きなのが、
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.0

「私ね、上手くなりたいんだ」
ーー上手くなって、それでどうするんですか?
「そんなこと考えた事もないや」


ウウウ……
いつもここでの感想は、その作品でグッときたセリフを一つ選んで書き出しにしてるん
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

2.0

「パーティは最高潮の時に去るものよ」
「いちばん楽しい時にね」


「ミステリの女王が自身の最高傑作と認めた」。
それは事実には違いありませんが、今作に限ってはそれを宣伝文句にするのは御法度だったと、
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.5

「魔法だよ。そいつが俺たちを出会わせたんだ」
「その魔法は〝希望〟っていうのさ」


「ポケモン」と言えば、自分は初代(赤・緑)を一生懸命遊んでいたクチです。TVアニメも放映開始から2・3年くらい毎週
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

「分かち合えない力なんて、意味無いよ」


なんとまあエモーショナル……!!
予告の時点では、もっとおちゃらけててお気楽な、良い意味でバカバカしい娯楽映画だと思っていたのに、フタを開けてみればなかなか
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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

1.0

「世界って、大きいね」


映画が始まってすぐ、キャラクターがフレームインして喋りだした瞬間に「あ、これアニメが嫌いな人が作ったアニメだな」と確信しました。

そもそもアニメーションの醍醐味って、何を
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

「興味を持つ事は科学の第一条件」
「それが出来ないなら、知る資格はないわ」


ティム・バートン監督作品の特徴と言えば?
ゴシック趣味、ブラックユーモア、はみ出し者たちの悲哀……色々あるけれど、自分が
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.0

「さあ、潜ろう」


何だろうかな、このモヤモヤ感は……。
良く出来た作品だとは思うんです。
冒頭に起こるとある事件、そこに隠された陰謀、勃発するクーデター。あれよあれよという間に息もつかせず事態が二
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

「私は謝らない」


実際に十万人規模の死者が出ていて、今もなお様々な苦しみを生んでいる、その元凶を描いた作品に対して不謹慎極まりない事を承知で言わせてもらえば、メチャクチャ面白かった。
どこが?って
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

「あんなの動かして大丈夫なのか?」
ーーきっと死ぬな。でも嬉しそうだ。


トランスフォーマーシリーズと言えば、演者もスタッフも何かキメてるんじゃないかと心配になる程のハイテンションでもって、途絶える
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

「 高く 遠く 速く !」


『キャプテン・アメリカ シビルウォー』あたりで一度、全くついていけなくなったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。
基本的に映画は劇場でしか観ないせいで、各関
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

「僕には大き過ぎるかな?」
ーー大丈夫、よく似合うさ。いずれな。


ヒーローってなんだろう。
皆大好きファンキー爺ちゃんスタン・リーが描いてきた、沢山の素晴らしいアメコミヒーローたち。
彼らは一体、
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

2.5

「嘘はマーガリンと同じ。薄く伸びて体に悪い」


洒落たミステリー風コメディ。
……なのだろうと思います。

物語の大筋は、失踪した友人の行方を追うシングルマザーの素人探偵劇。徐々に明らかになっていく
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運び屋(2018年製作の映画)

5.0

「100まで生きようなんて考えるのは、99歳のヤツだけだ」


去年の同じ時期、『LUCKY』という映画を観ました。主演のハリー・ディーン・スタントンが誰かと言う事もよく知らないまま、ただテキサスの風
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

「俺はナイトクラブに長くいたから知ってる」
「世の中は色々と複雑だ」


自分は、この映画を観て、
「差別ってよく分からないな」と思いました。

……バカみたいな感想だって事は自覚しております。
でも
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

「あなたに全てをあげる。わたしの心も」


この作品、ジェームズ・キャメロンが製作総指揮に関わっているせいか、「映像美」や「技術革新」なんて言葉がさんざん宣伝に使われていました。
確かに、予告で見る限
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「僕が殺した理由は、〝殺せたから〟」


ちょっと予告編詐欺じゃない?
「犯人は音の中に潜んでいる」なんて煽り方をされていたから、てっきり限定的な条件の中で「誰が犯人なのか」、もしくは「誰が嘘をついて
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

4.0

「古臭い考えにしがみつく、まるで恐竜だな」
ーーそう言うお前は何なんだ?
「隕石だよ」


うわー、面白かったなー!
「スチームパンクに再構築されたロンドン」!!
この字面だけでワクワクしちゃうんです
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

「愛の伴わない痛みは沢山ある」
「だけど、痛みの伴わない愛は存在しないの」


観ている最中、そして観終わった後もずっと居心地が悪くて、「何だか気色悪い作品だったな」と言うのが率直な感想でした。
この
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

「海中では、涙は流されていくものなのに」
――陸では、頬を伝うのさ。


映像すっごーい! アクションはやーい!
わーい!! たーのしーい!!


……これ以外書くのも野暮な気がします。
まだならすぐ
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

1.5

「俺を呼んだのは、君だぜ」


むむむ……。
原作漫画もアニメシリーズもほぼ知りません。
これまでもそう言う状態で劇場版だけ観に行った事は何度もありますし、そこからハマって原作を完走した作品だっていく
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.5

「ありがとう。僕はもう大丈夫」
「いつだって、一人で死ねる」


観た後に気づいたんですが、これ監督堤幸彦だったんだ……。
一時期邦画を観なくなってしまった元凶の一つ、悪名高き堤ブランドだと事前に知っ
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.0

「これはアートではない!」


いや、アートでしょうよ。
何か主張したい事があって、でもそれをそのまま叫ぶだけじゃ誰にも相手にされないから媒体を変えて、わざと難解に仕立てて自分の性癖までぶち込んで晒し
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七つの会議(2018年製作の映画)

2.0

「サラリーマンって、難しいね」


とんでもなくクドい作品でした。
何がクドいって、まず主演の野村萬斎の演技。この方、俳優ではなく狂言師が本職という事で、演技や喋り方に舞台役者独特の溜めと抑揚がある。
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.5

「どうしてだろう。面倒をみているつもりなのに、いつの間にかこっちが支えられてる」
ーーバンクス家の特徴ね。


半世紀越しのまさかの続編!
物語の下地になっているのは、P.L.トラヴァース著作の『メア
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それだけが、僕の世界(2017年製作の映画)

4.0

「まだ兄さんが怖い?」
「でも、兄弟って良いもんでしょ」


何よりもまず、主役二人の演技が素晴らしい。

元プロボクサーでWBCチャンピオンという経歴を持ちながらも、今は定職も住む場所すらも持たない
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

「自分の道を諦めたら、自分ですら無くなる」


ちょっとまず『ロッキー』の話をさせて下さい。

『ロッキー』がどんな話かと訊かれれば、自分は「打ち勝つ物語だ」と答えます。
何に打ち勝つのか?
答えは1
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.5


「楽しみましたか?」
ーー書くことを?
「いいえ。それを破ることを」


たまにはネガティブな感情にじっくり向き合うのも良いもんだ、と思わせてくれる贅沢な作品でした。

青春小説の金字塔、『ライ麦畑
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.5

「ラーマ万歳!」


圧倒的なプラスの波動。
とにかく明るくハイテンション。
多くの人がインド映画、ボリウッド作品に対してそんな印象を抱いているのではないでしょうか。
自分もそうです。と言うか、これま
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来る(2018年製作の映画)

3.5


「痛みだけが、自分を繋ぎ止めてくれるのです」


ジャンルとしてはホラーなんだけど、自分の受けた印象はむしろヒーロー映画。
しかも、前半は悪い大人を「ぼぎわん」という怪異が徹底的に懲らしめるアンチヒ
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

5.0

「オラは孫悟空。またの名を、カカロットだ」


一応ドンピシャ世代で漫画を全巻読んでるんですが、TVアニメと映画は全く触れてこなかったので、この「ブロリー」と言うキャラクターとは初対面でした。
結論か
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