導入部からいきなりの旧作オマージュに胸熱。
アップデートされた怪獣たちやエピソード、
「エヴァ」を彷彿させるあれやこれやは庵野ファンにはたまらないと思う一方、ストーリー、特にラストにはもう一捻り欲しか>>続きを読む
善意の連鎖が弱者だけでなく、自身の柔らかい部分も包み込み、癒していくさまは、まさに「情けは人の為ならず」
主人公をとりまくひとりひとりのキャラの説得力にそれぞれのサイドストーリーを想像させられ、何本も>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ダイアリー?どこかに出てたっけ?
編集者版プラダを着た悪魔かと思いきや、上司は厳しいけどいい人だし、乗り込んできた女子高生エピは広がらないし、予想を大きく裏切られっぱなしで、着地点がそこ?
予告に裏切>>続きを読む
銀幕の妖精オードリー。
スクリーンで見る煌びやかな世界と、隠された影の一面。全てを糧にした生き方が滲み出るような晩年の姿の神々しさに、時間を忘れて見とれてしまう。
関係者へのインタビューや過去の映像だ>>続きを読む
犯行シーンの悍ましさはほとんど目を開けていられないほど。
どれほどの闇を抱えたら、あの人格が育つのか。しかし、相反して彼に惹かれる気持ちもわかる自分がいる。
洞穴のような目。
何度も繰り返す「手」の>>続きを読む
兄弟って面白いなあ。
いい年した兄弟ゲンカも、うっすら子供時代が透けて見えるよう。
三人三様のままならぬ人生。
思い描いた生活からはほど遠い現実も、家族がいるから乗り越えていける。
あのメガネ測定器(>>続きを読む
シリーズ3作目のハードルが上がりすぎたせいか少し肩透かし。
映像効果も魔法動物も前作、前前作を上回るものではなく、唐突な登場人物に思わず誰?最大のキモのダンブルドアの秘密も想定内。
グリンデルバルドは>>続きを読む
字幕版ドルビーアトモス、吹き替え版共に鑑賞。
ドルビー劇場でのボノの歌唱は鳥肌もの!
そして、吹き替え版でのMISIAと稲葉さん、なによりアイナさんの歌唱シーンに釘付けに。
ストーリー展開はやや無理矢>>続きを読む
呪いか進化か!
予想通り進むストーリーは目新しさは無いものの、視覚を奪われそうな映像効果とある意味懐かしさを感じさせられるダークな『吸血鬼』世界観に引き込まれる。
コウモリのカメハメ波に笑ったところで>>続きを読む
人の心を弄び操ったつもりが、いつのまにか深みに嵌り…
歪んだ心の成れの果て、たどり着いた自分の居場所。
大戦前夜の殺伐とした空気感、見世物小屋のおどろおどろしい世界はそのまま彼の異形の心そのものだった>>続きを読む
数度目のリブートであるためか、バットマンの基礎知識は周知であるとの前提の中、バットマンというより、ブルース・ウェインの物語であると痛感。
全編流れる物悲しさと暗い街、そして雨。
救いの無さに打ちのめさ>>続きを読む
北マケドニアという国も環境も全く無知識で鑑賞。「女は穢れてる!」というセリフに前時代的価値観を感じるも2018年の映画とは…
女人禁制の行事にうっかり紛れ込み勝利を手にしたことで降りかかる災難。
彼女>>続きを読む
前作同様、古典名作が現代的な隠し味のお陰で見事に復活。
カメラワークやトーンの変化が秀逸で、古典作品だということを忘れ、真相をあれやこれやと深読みしてしまうほど。
「愛」を根底に込めたストーリーに込め>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なんでそこまで頑ななの、シラノ!
なんで手紙と実物の違いがわからん、ロクサーヌ!
なんで、正体がバレると思わん、クリスチャン!
しかし、17世紀の戦時中に置かれた男女が、刹那の中愛に翻弄される物語と音>>続きを読む
舞台と映画の長所が最大限に生かされた映像にトリハダ立ちっぱなし!
既知のストーリーと音楽なのにこれほど心を掴まれるとは。
移民の貧困や居場所のない閉塞感は現代にも通じるものがあり、不偏の物語として、語>>続きを読む
過去作ど真ん中世代の私。
主人公が孫世代であることに軽くショック…
あの頃からは比べ物にならないぐらい進化した映像効果には胸熱なものの、コメディ要素が半減なのはちょっと寂しい。
終盤、あの人たち登場に>>続きを読む
別れてしまったカップルの、「ある1日」を6年間にわたり遡る。「花束…」ほどの重さがない分、「ちょっと思い出しただけ」の過去の切なさが身に染みる。
尾崎世界観さんのスパイスが絶妙。
寂れた商店街でのダ>>続きを読む
「バーレスク」のオープニングにも使われた楽曲で始まる冒頭、もうこれだけで力強く運命を切り開いて行く女性の物語であることを暗示。
家族全員が聾者である中、ただひとり健聴者として家庭を支えながらも自分の人>>続きを読む
毎回どうやって騙してくれるか、ワクワクが止まらないこのシリーズ。
もう、何を見ても仕込みにしか見えず、今回こそは騙されない自信があったのに、またしてもやられた!
ただ、ハードルが上がりすぎたせいか、前>>続きを読む
アンドロイドと人間の、超絶甘々なラブコメを予想するも、意外とビターな展開に。
認知症を患う主人公の父親、幸せそうな逆パタカップル、自身の流産と元彼の妻の妊娠。さまざまな「命」について考えを巡らせながら>>続きを読む
華麗なる一族のお家騒動は御多分に洩れず、些細な綻びが悲惨な結果に。
主人公の行き過ぎた行動も、私欲と情愛ゆえと納得できるレディ・ガガの好演をはじめ、脇を固める名俳優のカリスマ感!ゴッドファーザーを彷彿>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タイトルの意味を噛み締めながら観了。
「ホーム」シリーズの終焉は、トニーの死から少し成長したピーターを、本当の意味で大人に。
そして、過去作のヴィランのみならず、ヒーローたちにも救いを与え、ある意味、>>続きを読む
前3作は男性による世界の救出の物語で、女性はあくまで脇役であり主人公に愛されるための存在として描かれていたのが、今作は間違いなくトリニティの覚醒と「虹をかける」のセリフ通り、より多様性を掘り下げた物語>>続きを読む
第一次大戦に、ラスプーチンやマタハリといった実在人物を絡めて描かれるキングスマンの誕生秘話。
本作とはストーリーもテイストも真逆で唖然。「1917」で、「ハクソーリッチ」で「家政婦は見た」な展開には途>>続きを読む
老人を喰い物にする輩に吐き気!
野心家の女性は嫌いでないが、主人公のバックグラウンドが不明な以上、1ミリも共感できず、ラストまでいや〜な気持ちを引きずる。
マフィアのボス、詰めが甘いんだよ!
資産があ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
過去と現代、夢と現実、鏡の向こうとこちら側。ふたりの女性を結びつける煌びやかな60年代カルチャーと影の部分。
魂の共鳴がもたらす悲劇は恐怖よりむしろ嫌悪感。名前を無くした女性の怒り、悲しみが現代を生き>>続きを読む
中弛みなく2クール続いたドラマのパラレルワールドを2時間にまとめるのに、船上パーティという密室を用意したのは良いものの、あの濃いキャラクター面々がほとんど傍観者になってしまったのが残念。とはいえ、ドラ>>続きを読む
前作以上にバディ感を増したエディとヴェノム。反してカーネイジやシュリークのキャラがいまいち掘り下げられなかったのがちょっと残念。シュリークの特性から、X-men につながるのかと思いきや、えー!そっち>>続きを読む
わずかなボタンの掛け違いが思わぬ方向に。
薄氷の上に積み上げられる、あり得て欲しかった虚像が眩しく、胸が締め付けられる。
音楽が素晴らしいのはもちろん、登場人物一人一人の心情がいちいち刺さり、決して綺>>続きを読む
中世フランスで起こったレイプ事件を、加害者、被害者、その夫の視点から描く。三者三様の言い分はあれど、男の身勝手、女性の扱いはいつの時代も変わらないなと辟易。3つの視点を通して4つ目の視点を委ねだれた気>>続きを読む
あの時代、恵まれた環境で育ったはずなのに、幼少期のトラウマがアレサの人生を狂わせ、開花させたという皮肉。
魂を削るような歌唱の旅を経て、たどり着いた渾身のアメイジング・グレイスに感涙とまらず、先日鑑賞>>続きを読む
MCUはどこまで進化するのか!
ヒーロー映画を遥かに超越する世界観に悶絶。要所にアベンジャーズを彷彿させるセリフはあるものの、他の作品への繋がりは不明のまま、続編への期待が高まる。
テンリングス(>>続きを読む