シカまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ナーズの復讐/集結!恐怖のオチコボレ軍団(1984年製作の映画)

3.8

超絶デフォルメされたナーズとジョックス。
ナードたちは典型的な迫害を受ける訳だけど、今作の良いところは、ただのおバカコメディに終わらないところにある。
どんなに策を練っても、努力をしても、その度にチカ
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.6

ファイズ観ている感を全身で浴びた。
説明の足りない感じ、絵面、台詞回しにファイズってこうだよな!って思いながら観れた。

巧と真里の関係性にも大人の雰囲気が漂っていて、全体的にオトナな作品になっていた
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.8

久々に金曜ロードショーをリアタイで最初から最後まで観た。
原作が話題になっていたのは知ってたけど、それ以外全く内容を知らなかった。
それが良かったのか、映画途中にCMが流れるのが久々過ぎて若干悶々とす
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

こ〜わ…って思いながら、
ジイさん家入られて金取られてかわいそ…
って思いそうになったら、
キモッ!!!
うえっ…マジキモッ…!!!🤮

って映画だった。
そしたら製作にサム・ライミなんだから、
まぁ
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ハント(2022年製作の映画)

4.0

冒頭から話の難解さたるや…。
当時の韓国の情勢やあらゆる文言が頭に入ってないとストーリーに全く追いつかなくなってしまう。そういう意味では韓国版『裏切りのサーカス』と言っても良いかもしれない。

しかし
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.8

北朝鮮から来たイケメンターミネーターとダメなオッサン刑事のバディもの。
もはやヒョンビンだと1人対多数で優っても違和感が生まれない。その説得力たるや。

オッサン刑事の方にずっと「お前は何してんねん!
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オンリー・ユー(1994年製作の映画)

3.7

現実だったらあり得ないだろ!って思うこともラブロマンス映画なら良しとされてしまう。
それが"ろまんちぃっく"というものなんだろう。

何も悪い事してない脚の医者がただ可哀想w
まぁ結婚式の数週間前に運
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

こんなに映像がいっぱい残ってたなんて笑

スティービー・ワンダーがスワヒリ語入れようとしたせいで抜けた人がいたり、ヒューイ・ルイスがプリンスの代役だったり、コーラス部分でボブ・ディランがシンプルに仏頂
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

3.9

パラレルワールドという素材をふんだんに使ったら出来上がったSFサスペンス。
ポスターから溢れ出るアクション大作感は一切なく、パラレルワールドを行き来できる場合に想定されるあらゆる事象を考えて作られたサ
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28日後...(2002年製作の映画)

3.7

病院から始まり、何故か誰もいない大都市、ゾンビに襲われて助けられて大惨事の原因を教えてもらう…流れがまさにゾンビ映画の中のゾンビ映画。

この作品のゾンビは走る!というのが特徴らしいけど、割とスピーデ
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エクスペンダブルズ エクステンデッド・ディレクターズ・カット(2010年製作の映画)

3.8

先日観た4作目があまりにも物足りず、
U-NEXTでこの1作目ディレクターズカット版を見つけたので鑑賞してみた。
結果、1作目の株が爆上がりする事態となった笑

この映画の細かい点をちゃんとは覚えてな
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.4

紛れもないステイサム映画。
ストーリーは察していた通りの擦りに擦られたような定番劇。敵の規模も話もキャストもスケールダウンしたことは否めない。

スタローンとラングレンの2人はもう限界を表明しているか
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

紅だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

この映画観たら、カラオケ行きたくなる。
あわよくば炒飯も頼みたくなる。

和山やま先生は『女の園の星』が大好きなんだけど、今作の原作は「後で読もー」って思ってたら
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.1

もうまず最高に楽しい映画だった。
DC終わるし観なくてええか〜って思ってる人がいたとしても、んなこと関係なく、1作目と対になるこの傑作は観るべきだ。
父親になったアーサーが、改めて弟で1作目のヴィラン
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.0

冒頭にスリー・ピーターズから挨拶😁
『ジャスティス・リーグ:スナイダーカット』のような感じではなく、あくまでも各シーンが少し長尺化されてるくらいだった。

まぁ何回観ても感動するところは、感動させられ
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.1

子どもの頃、ウェアハウスの棚に並ぶこのDVDジャケットが凄く怖かった。
そんな子供もどこへ行ったのか、
大人になってからは興味津々でしたわ。

観た感想としては、凄く分かりづらい!!💦
おそらくだけど
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.6

2024年初映画館はコレと決めていた!
DVDとかサブスクで何度も観た作品ではあったけど、やっぱり好きな映画を劇場で観れる体験は嬉しい。

いまだに気づく点とかもある。
特に今回は自分がこの映画が特別
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.3

遊園地で描かれるのは、老人たちが直面している日常の差別など。まぁつまりは社会風刺的な作品。
若者たちが楽しむ活気のある場所のテーマパークだからこそ、余計際立って描けるって思ったのかな。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

ジェイコブ・エロルディの色気が爆発しまくってる。これは男をも狂わせてもおかしくないかもしれない、という説得力がある。
こんなにカッコいい男おるんか…。
なんなんコイツ…笑

そしてバリー・コーガンは今
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.6

ワンシチュエーションもので且つ、情報操作による誤情報問題なども含んでいて、要素としては面白い。しかし犯人探しのミステリー要素の部分に関しては推理の意識外からの攻撃すぎて納得は出来なかったかな。
それア
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.9

アンネ・フランクが体験した出来事は、後世ずっと語り継ぐべき物語だと思う。
今作はアンネの体験を描きつつ、現代も舞台にしていることで現在の難民問題が近い性質であることを訴えているところに、新さがあって尚
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新解釈番町皿屋敷 お菊寺(2023年製作の映画)

3.8

1,2話は割とお決まりな怪談もの。
"数下り"の流れに則って、
予想し得る展開になる。

まぁ何より3話目ですわ。
3話目が新し過ぎて驚いた。
コレはスゴい…。
もうね…ちゃんとコワいんだよ…

でも
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.9

これは良いタイムトラベルものだ。
結構状況がややこしくて、途中で頭がこんがらがったけど後半にはそれが解けていく。

一つの事象を変えたことによるバタフライエフェクトの影響がしっかり説明されているところ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

いろいろな場面で時代の変化を感じつつ、変わらないワクワク感もある。
4作目の時でさえ、「じいさん、大丈夫か…」って思ってたのに今回はホントに安心感が常にない笑

今回のキーになる"アンティキティラ"は
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時の支配者(1982年製作の映画)

3.7

『ファンタスティック・プラネット』のようなサイケ感はないものの、バンドデシネの巨匠メビウスが絡んでるとなるとなかなかに癖のある作品なのは予想通りだった。

大筋のストーリーは割とシンプルなんだけど、登
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.7

埼玉をディスりつつ、関西にも手を伸ばす…2作目でそれを成し遂げたこのシリーズだが、それも全て埼玉解放戦線の埼玉化計画の一つかもしれない。

根が埼玉県人の自分としては、武蔵野線、埼玉のタワー、熊谷の暑
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

ゲゲゲの鬼太郎ワールドで語られる横溝正史的な遺産相続モノ、村モノを取り入れた怪異ミステリー。
グロ表現も厭わず、倫理的な境界線を越える胸クソな行為も含んだオトナ向け作品でもある。
原作ももちろんダーク
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幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

3.4

観初めた序盤は「あ、これはひどい」って思ったけど、段々慣れてきたら意外と面白い。
程良いおバカ映画で想像以上にキョンシーが強い。

子どもの頃に出逢っていたら好きになっていたかも笑

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.2

バカ映画好きには堪らない大傑作!!😆
そこら辺の映画の型にはハマらない、完全にイカれた脚本。でもちゃんと欲しいところに欲しい要素が来てくれる、そんな感じ。
ラストもよくよく考えると全然丸く収まってない
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.3

ザック・スナイダーの画作りとかやりたい事は結構好き。
でも『アーミー・オブ・ザ・デッド』の時も思った事だけど、ストーリー進行がよく見たものの焼き回しを引き伸ばしてるだけに思える。
主人公の深掘りと世界
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スクリーム2(1997年製作の映画)

3.5

冒頭から遊びまくってて最高。
ホラー映画観る奴はバカだなぁ〜と思わされたり、2作目の最高傑作は何かっていう談義をわざと入れ込んだりとメタ的な遊びが今回も満載。
しかも途中メタな考察をキャラがしてくれち
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青空娘(1957年製作の映画)

4.0

古い映画は過大評価されてる…と思っていたけど、百聞は一見にしかず。
こんなに素直でハッキリとした物語は今の日本じゃ描けない作品だ。
最近の作品に慣れていると、キャラクターの心身の描き方にリアルじゃない
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グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー(2019年製作の映画)

3.4

何やらインドネシアのコミック作品が映画でユニバース化するらしいとの噂を聞いたので、第一弾を観てみた。
ホームメイド感あるコスチュームに雷を浴びて身体能力向上、という割と控えめなヒーロー設定ながらも、ア
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.9

なかなか引き込まれるシチュエーションスリラー。何かが起こってるけど、それが分からないゾクゾク感。
この世界の出来事はあながちなくはないな。

中盤まではハラハラしてたけど、最後は何でか「これはこれでハ
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北斗の拳(1995年製作の映画)

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スターチャンネルEXを解約する前に最後に観ておかなければ一生観ることはない…と思い覚悟を決めて鑑賞。
こんなにも苦しいとは思わなかった。
4日くらいかけて観たので、
すでに記憶が薄っぺらい笑

何年も
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ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

4.0

去年劇場で観損ねて、年の瀬に観ようと思ってた作品をやっと観た。

ホントしあわせな映画〜。
そら勿論、年末のグランドホテル形式映画と言えば『ラブ・アクチュアリー』と『ニュー・イヤーズ・イブ』があるわけ
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