花椒さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

嵐を呼ぶ楽団(1960年製作の映画)

3.6

井上梅次100年祭@国立映画アーカイブ

[有名なバンマスの息子は臨時のピアニストとして雇われるもインスピレーションが湧いてアドリブ演奏したが為にクビに。新たにバンドを組もうと決意をした…]

バンマ
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.7

女性社員が半数いたけど蒸留所での製造工程の仕事に女性はいなかった。

彼女らは何担当?

日本酒やワインの話はそこそこ観てきたが、ウイスキーは初めてかな

そもそも製造工程だけでもえらく時間を取るので
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遠い一本の道(1977年製作の映画)

3.7

ラピュタ阿佐ヶ谷25周年記念ニュープリント大作戦

左幸子って監督もしてたのか

製作が左幸子の事務所と国鉄労組。

そう言えば子供の頃、国鉄が春闘ストライキに入ると労組の主張が電車にペタペタと貼られ
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マルセル・マルソー 沈黙のアート(2022年製作の映画)

3.5

んーー、大雑把にいうとマルセル・マルソーの話ではなく、マルセルのフォロワーの話なのよね😐
そこら辺で個人的には消化不良

マルセルの家族や孫も舞台関連の仕事に携わっている。
なぜか孫にまつわる話に時間
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陽炎座(1981年製作の映画)

3.5

清順returns in 4K@ユーロスペース(ユーロは2k上映)
鈴木清順生誕100周年記念

映像美はわかるけど話は2/3くらいで追いかけるの断念しました😣😅

こころ(1955年製作の映画)

4.2

文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター

実は…夏目漱石に限らず文豪と呼ばれる人たちの小説をほぼ読まずに過ごしてきたので、原作に忠実だとかわからずに観賞したのだが

中坊くらい
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私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

3.8

[主人公はフランスの原発企業アレバの労働組合代表であるモーリーン・カーニー。新社長に対して厳しい意見をし、その一方で内部告発の準備をしている中で、脅迫電話がかかってくるように。ある日、家政婦がカーニー>>続きを読む

親分(ボス)を倒せ(1963年製作の映画)

3.6

ラピュタ阿佐ヶ谷25周年記念ニュープリント大作戦

[元警官だが、今はギャングの下請けを稼業にしている主人公(高倉健)。殺人事件の犯人を目撃した現警官の弟にモンタージュ写真の作成に手を入れてわからない
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.8

相米慎二作品は何作か観たが、正直物語をキッチリ追いかけると訳わからなくなるシーンがいくつか作品内で起こるのでまあ、そういうところは話を追わずに体感すればそれでいい、と思っています

さっきまで襲い襲わ
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長崎の鐘(1950年製作の映画)

3.7

1950年作品。橋田壽賀子ってこの頃から脚本書いてるのか😮

主題歌は作詞サトウハチロー、作曲古関裕而、歌藤山一郎

長崎のタイトルで冒頭は1932年なので原爆は関係ないのかな?と思ったら1945年ま
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キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

4.2

ジェームス・テイラーと一緒に作品作るくらいだからウエスト・コーストの人かと思いきや出身はニューヨークなんですね。

当時のアルバム最多売上枚数2700万枚を記録したアルバム「つづれおり」の翌年にニュー
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

フィンランド映画だが主人公(フィンランド人)とナチスとのやり取り含めて全編英語。ラストシーンだけたぶんフィンランド語
一応r18指定

[ソビエトとの冬戦争で300人のソビエト兵を殺してきた伝説の老兵
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.0

ざっくり言えば新人コンシェルジュの奮闘記。

北極百貨店のお客様はみんな動物。しかも絶滅種が多い

当初はこれ、1クールのTVアニメにしたほうが良かったのでは?とも思ったのだが

おそらくだが、ある程
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山女(2022年製作の映画)

3.8

[村の死体処理役の凛は村人から差別を受けている。
飢饉が続くこの村で山の神様に生贄となる生娘を誰にするか話題にのぼり…]

「アイヌモシリ」の監督が今回は遠野物語に着想して製作

森山未來、一切語らず
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モダンかアナーキー(2023年製作の映画)

3.5

今年公開の河合優実出演作品なのに何でワイ知らなんだ?

と思っていたら作品自体は4年前に撮影されたとのこと

ちなみに「サマーフィルムにのって」で共演した金子大地も出演
今作ではシーンは別々かと

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晩春(1949年製作の映画)

4.0

小津安二郎の名作としてよく取り上げられる作品
これまで見た小津作品で一番わかりやすかったかも(慣れてきたからなのか?)

昭和24年のおそらく現代劇。父娘家庭の娘がお見合いをグズる話。

若い人だと当
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.6

野蛮でノーパンで冗談で暮れる青年14歳♪

岡村靖幸 青年14歳

閑話休題

原作はフランスのマンガだが、舞台をフランスからカナダのケベック州に移すなど、細部は変更箇所が多いとのこと。
ケベック州は
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

SPYxFAMILYやべいびーわるきゆーれってこの作品に影響受けてる気がする(個人の感想です)

[家族全員を殺された少女は隣の部屋の男に助けを求める。男もまた殺し屋を稼業としていた…]

リュック・
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夏目漱石の三四郎(1955年製作の映画)

3.4

文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター

名古屋の女性は塩沢ときらしい(塩沢とき以前の芸名)
言われても全然わからない😐

熊本から上京してきた三四郎

美彌子という品のある女
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.3

モーガン・フリーマン製作総指揮、出演はしてません。唯一まともな警官役の人が製作と編集を担当

自宅だと途中で観るの断念するような、目を覆いたくなるような内容

タイトル自体がネタバレみたいな感じなので
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雪国(1957年製作の映画)

3.0

トンネルを抜けると…

そこは知っていても実はどんな話かは知らずじまい😅

名作と呼ばれている小説だが

これ、原作に忠実ではないよね?どう考えても映画化して失敗した作品

岸恵子と全然わからなかった
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潮騒(1964年製作の映画)

3.4

文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター

こちらは吉永小百合浜田光夫の日活ゴールデンコンビ🤗

パンサー尾形を見ると浜田光夫を思い出す😙

浜田光夫の母親役が清川虹子なの、全然
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東京の合唱(コーラス)(1931年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭小津安二郎生誕120周年記念@国立映画アーカイブ

1931年の無声映画

今回の伴走者である柳下美恵さんは映画の伴走ではおなじみの方

アーカイブのHPにこそ載ってはいるが、上映前後に
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東京の女(1933年製作の映画)

3.6

東京国際映画祭小津安二郎生誕120周年記念@国立映画アーカイブ

主人公の恋人役が田中絹代
小野花梨って若い頃の彼女に似てる気がする

WOWOWと松竹がタッグを組んで小津安二郎の作品をリメイクしたも
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大学は出たけれど(1929年製作の映画)

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サンデー毎日って休刊になったのでは?と思ったら休刊になったのは週刊朝日の方でしたね😅

閑話休題

東京国際映画祭小津安二郎生誕120周年記念@国立映画アーカイブ

70分とあるが、現存しているフィル
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一人息子(1936年製作の映画)

3.7

[信州の母子家庭で育った主人公。貧乏ながらも勉学のために母親は上京、進学を許す
卒業してしばらく後に母親が息子の生活ぶりを見に上京してきた。
報告もないまま息子は結婚しており、子供も生まれていた…]
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最後の女達(1954年製作の映画)

3.6

新東宝のディープな世界@シネマヴェーラ渋谷
※特別料金

佐野浅夫、金子信雄、芦田伸介が出演してるらしいがどれだったのかわからずじまい

第二次世界大戦のサイパンの結末を(民間人を含めて)描いた

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サントメール ある被告(2022年製作の映画)

3.9

福田村事件に似たところがあるのかな?アリスディオップ監督は元々ドキュメンタリー映画の方とのこと

監督はセネガル系2世のフランス人で主人公ラマに自身を投影しているのでは?と推測

[サントメールとはフ
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美男をめぐる十人の女(1956年製作の映画)

3.5

新東宝のディープな世界@シネマヴェーラ渋谷

[女子専用アパートの管理人の甥(高島忠夫)が東京見物に来るという。その時だけは泊めさせてもらえないか、との管理人からの依頼に住人は本人を見てから決めようと
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あばれ行燈(1956年製作の映画)

3.4

新東宝のディープな世界@シネマヴェーラ渋谷

ナタリーより

[渡世の義理で顔見知りの美濃の藤太郎を斬った沼津の秋太郎は、今はの頼みを聞き入れて藤太郎の母に金を届ける。ところが、ボケた母に息子と間違わ
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朗かに歩め(1930年製作の映画)

4.5

最初に断っておくけど、作品自体のスコアは3.9くらいかな

1930年作品の無声映画
暗転しての字幕(昔の仮名遣いかつ間隔短めで最後まで読めないシーン多々あり)

東京国際映画祭小津安二郎生誕120周
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親のお金は誰のもの 法定相続人(2022年製作の映画)

3.3

なんつーか、ベタな昭和のドタバタコメディという感じ😅

法律を熟知する弁護士が認知症と認定された人の成年後見人となってやりたい放題

もう少し法律の勉強になるような作品を期待していたのですが😅

どう
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母を恋はずや(1934年製作の映画)

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1934作品。母と二人の息子のすれ違いを描く

どれが笠智衆だったんだろう😅🤔

東京国際映画祭小津安二郎生誕120周年記念@国立映画アーカイブ
※特別料金

ではあるが
オープニング冒頭でオープニン
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クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド(2022年製作の映画)

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前半はCCRの結成秘話、後半はヨーロッパツアーの最終日であるロンドンのアルバート・ホールでのライブ映像

映画というよりは純粋にインタビューとライブ映像なのでスコア対象外で

ビートルズの解散発表から
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サーチライト-遊星散歩-(2022年製作の映画)

3.6

今回は推し活です😃

彼女は卒業しない、ベイビーわるきゅーれ2での好演が光る中井友望さんの主演作品と聞いたので(主演でなければ評価見てから行くかどうか決める)

初日に舞台挨拶があったのは知っていたが
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

4.2

イランのジャファル・パナヒ監督が本人役で主演。
あらすじ読んで興味がわかなかった人もこの監督がどんな人でどんな状況でこの作品を作っているか調べたら興味が湧くのでは?

トルコとイランが隣接してるのは知
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