かすみすみすみかさんの映画レビュー・感想・評価

かすみすみすみか

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.8

大衆向けゴジラとして手堅く作られているという感触。
過去作を理解してのリスペクトを感じた。
ゴジラが意思疎通やら哲学やらがない「ただの怪物」であること、天災のようにその場しのぎはできたとしても倒せる存
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うと「こういうのでいいんだよ。こういうので」。

ただこのレベルの「こういうので」ってのは年一本くらいしか出会えない。よくよく思い返すと変に奇をてらったところはないはずなのに全ての完成度が恐ろ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とても良かった。一言感想するなら「宮崎駿の集大成」
見ていて気持ちが良い絵と動き、丁寧な人物描写と芝居の付け方、世界の質感のリアリティはほんと心地よく。
演出も最近の作品のような視覚的に刺激的な新しい
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.3

個人制作のストップモーション系の味がしっかり染み出ている作品。
やりたいことを沢山盛り込みました!というのがすごくいい。
またセットが作り込まれていて世界の広がりを感じれたのもとても良かった。あと空気
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.4

ポル・ポト政権下のカンボジアの話。
そりゃ当然厳しい世界ですよ。
厳しい世界過ぎて再開シーンはすべて妄想だと疑いながらですほんと。

ポル・ポト政権下ではこの映画での描写以上に多様な悲惨なことあったわ
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.5

優しい世界。
あと若干強引なナレーションとかクスッと笑えるところも多くて良かった。

じっくりひたって見るのがいい作品と感じました。
テンポもゆっくりだから何も考えずに、すみっコ達と冒険を楽しんで優し
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

完成度が高くシンプルにいい作品。
話の転がし方が分かりやすく、最初から最後まで引き込まれました。

序盤のパラサイト計画のワクワクドキドキエンタメ感。
中盤の宴会の「これからやらかして転落流れだなぁ」
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.3

やっぱり頭と心のブレーキがぶっ壊れてるキャラは魅力だしストーリーの真ん中にいると面白いと思いました。
脚本は無難な感じありますけど、想像より結構分かりやすくて見やすかった。特に仕事の進め方が見ててとて
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スター・ウォーズだった。
きちんとスター・ウォーズだった。
きちんと終わってよかった。
とても楽しめた。

前作はなんというか、賛否両論というか奇をてらったというか、スピンオフ感というかそんな印象が合
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.6

あまりホラーは見ないのですが、作品として完成度が非常に高いと感じました。
きちんと一本の作品としてまとめ上げてるという印象。
しんどい状況での人間模様パートがメインですが、やはり3人しか出ないから愛着
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

2.8

よくあるディストピア系sfとして、世界設定は結構好き。あくまで現代社会の延長としての描写(帰宅ラッシュ)などがあり少し新鮮。
テレビシリーズとかの要所の4話を再構築した感じで描写の薄さ、設定の掘り下げ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.3

王道のアクションエンタメ。
とりあえずやりたいこと、エンタメ全部ぶっこんだ感じ。
派手でメリハリのあるアクション、キャラの立っているメンバ、分かりやすいストーリー。
もちろん敵ボスも分かりやすく悪役な
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.1

サメ映画なのにマトモ。
(私が今まで見たサメ映画ってなかなか"個性的"なのが多かったので。。。)
普通にサメ映画なのに普通に面白い。
モンスター映画とか強いオッサン映画とかをいい感じにブレンドできた感
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インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

2.9

ひたすら不安を煽ってくる
なんとなくタイトル聞いたことあるレベルからノー情報で見たので先が読めず楽しめました。
ホラーとか苦手ですが良い作品だったと思います。
あとラストはとても良かった。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

コメディアンがクズすぎて逆に好きになってくるし、Mrマンハッタンはこいつだけインフレとかレベルじゃなくもさや神じゃないかだし、ビッチさんはビッチだし、後はろくに過去も語られないし…とそんな中で輝くロー>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.3

ザ・大作SFって感じです。
構成に工夫がありパラレルでストーリーが動いていく。
規模こそあれ、ゲームとかではぼちぼち見るアプローチですけど、映画でここまで徹底してるのは中々珍しい??意外とありそう??
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

暗い!暗いよ!この映画っ!!
私はバットマン素人(さらっと過去作見てるレベル)だったので、こだわりなく純粋に楽しめたと思う。

演出と演技が圧巻。
演技は癖が強い人物なのにすっと人物が入ってくる違和感
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.2

お約束の娯楽映画で期待通りの展開とストーリー。ベッタベッタとも言える展開だけどそれがいい。
ポリス、ギャング、麻薬、銃撃戦、そういうキーワードのを見たかったらこれを見とけば、こちらのだいたいの需要を満
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりもSF。しかも結構王道的な。
気軽に楽しめるSFとしてとても良かったと思う。
ガチSFとして見たら、細かいとこは気になるのであくまで舞台装置として。
グッドデザインはもう少し驚く技や演出が
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やはり見どころはロバート・デ・ニーロのヤバさというか危うさというか。
なんと言うか色々とヒドいのですよね。
見てるこちらが「え、この社会不適合者、やらかしフラグ立てすぎ。。。」で
共感性羞恥というかそ
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ボス その男シヴァージ(2007年製作の映画)

3.8

ロボットのDVDで本作のcmを見た。
そのバイクカットで、求めているものということを確信。
インドなので社会派雰囲気を軸におきながらも、やりたいことを全部詰め込んだエンタメオブエンタメ。
いい意味で頭
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ロボット(2010年製作の映画)

3.5

私のインド映画はここから始まった。
いい意味で頭おかしい。前半からクズばっかり出てくるのは好感もてる。
それなりに映画を見てきたつもりだけど、後半パートの冒頭は流石に動揺。演出とは私が思うより可能性が
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センコロール コネクト(2019年製作の映画)

3.4

10年待った。
で、10年待ってよかったものが出てきた。
前作より世界が広がり、よくあるアニメの序盤3話のようなテンプレっぽい流れながらも、アニメーションとして面白く飽きずに楽しんで見れる。
次また1
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.3

美術が良かった。やりたいこと、見せたいことをごった煮ながらも落とし込んだ作品と感じた。
美術力で見やすく引き込みながら、冷静に考えると、色々と雑な展開をしれっと乗り切ろうとする姿勢は嫌いじゃない。とい
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.5

章立てしてあり、またキャラクタもシッカリしているので、非常に見やすい。若干グロありますが。
ストーリーは結構シンプルな流れながらも、終始緊張感を持たせつつ進めていき、あの終盤は色々とすごいなと。
あま
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.1

演出が効いているので、ぐいぐい引き込まれる。
シナリオ自体は、なんだかんだで思ってたよりも分かりやすく、水と炎を象徴とした細かい仕掛けでも「どちらなのか」が分かるようになっているのかな。ちょっと過剰と
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

10分に一回くらい、(これあかん流れや……)って気持ちになる作品。
メキシコの問題はボーダーライン見たくらいの知識だったけど、少し視点が異なるので新鮮。
メキシコの自警団の視点でありながらも、本質とし
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

タイトルだけは知っていた映画。
当時のアメリカに生きる一人の青年にスポットを当てており味わい深い作品。
勝手に想像してたのとは少し違った(もっとダンスで成り上がりスーパースター的なものかと)のだけど、
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.2

シンプルなお話ながらも丁寧に描かれた良い作品でした。
見やすく綺麗なカットが多く見やすい。
ただ思っていたよりもグロや痛みの表現が強いので注意でした。スプラッタホラーに足突っ込んでる。
あと日本語タイ
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透明人間(2018年製作の映画)

2.8

若干地味(作画は素晴らしい)だけども短編として綺麗にまとまった良作。
透明なだけではなく、消火器を持つ理由を合わせることで、ストーリーとしてもアニメーションとしてもグッと良くなっている。
言葉を出すこ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.6

「殴る映画ではなく殴られる映画」とは言い得た表現。
テーマ、ストーリー展開、カット、構成する全てが刺さる人には本当に深く刺さる作品。
ラストカットの意図を考えると本当にクールかと。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.7

濃度が濃いので45分という尺にも関わらず90分みたかのように、ひたることができました。
サッと入れられる強いカットや演出など岩井俊二のセンスが光る作品。
なずなと主人公で見えている風景の違いを描きなが
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

ストーリーと設定がまずいいですよね。そしてそれを実現する映像表現も素晴らしいものでした。
「おぉーー」ってなる表現、演出が散りばめられていて見ててとても楽しめる。

この作品はやはりラスト、そしてタイ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

1作目と2作目は比較すべきではないというのは分かっているけどもやはり比較してしまう。仕方ないよね、冠は同じですし。
本作は1作目の同人版、ファン作成の続編/スピンオフという感想が浮かんだ。前作品の影響
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.6

このタイプのCGモノ(トランスフォーマーとか)あまり見ないのですがこれははちょっと別格で好きです。
大きいものが動く。特に本作は重量感を感じる動きに痺れます。
大きいところから細かいところまで演出とし
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

2.6

2の延長上だと思って見たのですけど、想像とは少し違う感じでしょうか。
前半は雑で頭悪いながらも美術含めて楽しめました。
中盤からはアクションってよりも世界観の表現を楽しむのが良かったのかな。
そこを読
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