NKNKTさんの映画レビュー・感想・評価

NKNKT

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ミュート(2018年製作の映画)

3.5

時代設定、世界観、登場人物のキャラクター性やビジュアル、全てがブレードランナーやその他の名作sfに引けを取らないくらいの完成度やったけど、とにかく間延び感がすごかった。
オチも途中で予想がついてしまっ
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

5.0

養子縁組の制度の穴、移民政策など様々な問題をテーマにした激重ヒューマンストーリー。
マイスモールランドやダンサーインザダークが好きな人にオススメ。
上二つの作品より個人的には泣けた。
おそらく主人公が
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.7

フローレンスピユーの凄さに圧倒される。
ただ、大味な展開を期待してただけに少し肩透かしを食らった感はある。

ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

3.9

ゴーストドッグにちょいSF混ぜたような内容。
ユーモアが日本人に合ってて面白いね。

処刑人(1999年製作の映画)

4.7

シリアスなシーンもしっかりありつつ、ドタバタなコメディ要素もあり大満足。
イタリアンマフィアを真ん中に添えて、2人で攻撃するシーンかっこよすぎだし、ファッションやデザイン的にも随所に参考になる部分があ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

-

原作と浅野いにおの癖を損なわずに上手く制作できていて大満足。
あのちゃんの演技力はいい意味で意外だったなぁ。
キテレツなおんたんはハマり役やと思ってたけど、まさか小学生時代の幼くて、おとなしいおんたん
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双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

4.1

井戸を覗き込むシーンなど、光の使い方がすごい。

ヴィタール(2004年製作の映画)

4.5

塚本晋也式ラブロマンス。
交通事故で亡くした恋人と彼女との思い出に執着する男が、解剖学を通じて向き合い成長していく内容。
文章に起こすとありがちなストーリーだけど、塚本監督の独特の見せ方、アイデアで唯
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.5

個人的にはハマらなかったけど、クオリティは高い。安定に楽しめるやつ。
やっぱこういう系見すぎて舌が肥えてる感ある。

ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

4.7

ドライブマイカー、僕たちはみんな大人になれなかったみたいなテイスト。ここら辺の作品が好きな人は刺さるかもね。
とにかく喜怒哀楽を示す主人公の演技と制作側の感情の見せ方が素晴らしかった。
特に歳をとって
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スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)

3.3

B超えてZ級な映画。
その時の気分によって面白さは変わる。

サムシング・イン・ザ・ダート(2022年製作の映画)

4.6

アルカディアの時と同じく、会話のテンポが心地よかったし、今回は意味深なカットが散りばめられていて、そこのセンスも素晴らしかった。
陰謀論、モキュメンタリー、超常現象が好きな人はハマる。
彼らが見たもの
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ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

4.0

全体的に重たく冷たい空気感で、アイルランドの貧困状況を雰囲気でよく描けてた。
タイトルや発せられるセリフもかなり皮肉で好きな感じやったな。

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.0

もっとグロい描写を期待してたけど、そうでもなかったな。
いじめてきた奴にもっとめちゃくちゃしてやったらもっと評価できた

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

-

難しすぎて一つも理解できなかった。
大味な展開を期待してるのなら観ない方が良い。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.9

出てくる人間全員気味悪いし、人としての違和感が半端なかった。
ラストシーンは本当に一生心に残り続けるな。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

終盤直前まではあまり飲み込めなかったけど、クライマックスでやっとどういう話か合点した。
セリフがあまりなく、時系列もめちゃくちゃでわかりずらい作品ではあるけれど、ホアキンの熱演は見ものだなと。

野火(2014年製作の映画)

4.7

戦争によって引き起こされる人間本来の醜さを描いた作品。
いい意味で綺麗すぎない、非常に生々しい映像によって、極限状態にある人間はこうも酷くなるんだと思い知らされた。
火垂るの墓然り、リアルな戦争映画を
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夜の話(2006年製作の映画)

4.5

想像力、アイデアが素晴らしい。
たった5分だけど引き込まれる世界観。

白鳥(2023年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソンの短編系の中で一番好きだった。
相変わらず画面の使い方が面白い。観ていてワクワクする。
どんな悪にも屈しない素晴らしい人間になりたい者ですな。

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

4.0

彼女のバックグラウンドがひしひしと伝わる力作。
内容は頑張って汲み取らないと理解が難しいけど、シンプルに映像作品として楽しむことができる。
ポップだけどどこかダークな世界観は、ビリーアイリッシュ、レデ
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.8

インスピレーションの鉄塊すぎる。
映像、音楽がクローネンバーグも度肝抜かれるくらいの迫力で、日本にもこんなすげえ作品があったんだなと驚いた。
低予算ぽさはあるけれど、機械人間になる過程や戦闘シーンのス
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

-

学生のうちに見ておくべきだった。
若者の青さをリアルに描写している上に、モッズ、ロッカーの文化が知れる名作。
モッズコート、フレッドペリーが思わず着たくなるね。
米国よりも欧州のヤンキーものの方が、フ
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

マイノリティやフェチシズムを主題とした邦画の中でも結構好きな部類。
間がもたらす深みを楽しめる作品かなと。
特に新垣結衣がうますぎて、彼女だけで傑作ものレベル。
「一人じゃなくてよかったね」っていうセ
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.6

期待しすぎたため、終盤のコレジャナイ感が強かった。
中盤の虐殺シーンは淡々としてて好きやったけど。
やっぱ犯罪者を美化させるような作品はやっぱり好きになれんなぁ、、、
ただ、人を殺すのはダメとしても、
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

名作と言われる所以がわかった。
歴史に準えて作れてるところも勉強になって良い。
ただ、自分はビッグフィッシュ派やなぁ。

スペースマン(2024年製作の映画)

4.0

パーソナルな部分を主題にしたSFヒューマンドラマが好きな人はクソ刺さる。
発する一言や壮大な宇宙空間が美しすぎたな。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

CGをほぼ使わずここまでの表現ができるのはすごい。しかもワンショットで。
時間もめちゃくちゃコンパクトなので、肩肘張らずに観れるね。

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

3.7

主人公の程よいサイコ感と適度なスプラッター要素で安定に楽しめたな。
キャラ立ってたし、可愛いし。

美しい湖の底(2017年製作の映画)

4.0

普通に面白かった。
時系列逆行型の名作はたくさんあるけれど、それに引けを取らない内容。
登場人物全員がゴミすぎて最高。
万人受けするサスペンスなので、肩肘張らずに観れる。

Threads of Blue(2023年製作の映画)

3.7

中盤までのミスリードと予想を覆す終盤への展開、そして主人公が下した選択。
ほんとに引き込まれたわ。
ただ終盤は少し安っちい気がするのでそこは惜しい。

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