カトマンさんの映画レビュー・感想・評価

カトマン

カトマン

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

前作に引き続き伝説の男感が薄いのが引っかかる。強いには強いんだけどすごい強い訳ではなく、程良く強くて死ぬ程タフなだけな様な…。独特の世界観は更にグレードアップされて、アクションシーンの画作りをこだわっ>>続きを読む

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス(2015年製作の映画)

1.0

スタントマン出身の監督の割にはアクションの見せ方が平面的で、これといったアイディアもなくアクションシーン全体が途方もなくつまらない。ドラマ展開で趣向を懲らそうとした跡が見えるけど、間延びしてるし、アク>>続きを読む

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017年製作の映画)

3.0

おそらく仮面ライダーの映画の中では、今作に勝る作品はないのではないだろうか?今まで歯痒く思っていた問題点が全て解消されている。序盤から映画らしい展開とアクションで畳み掛け、今まで必ずやらかしていた出し>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.0

色々言われてるけど良かったと思し、何だかんだ楽しんだ。
しかし、とにかく作品としてのバランスが悪く歪な印象を受ける。
新しいスターウォーズはどうしたら良いのか?
今作はそこに正面から取り組んでいる。
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

1.5

世紀の凡作。監督が途中で変わったのとワンダーウーマンの成功が悪い方へ影響したとしか思えない。今までのDCの映画はコミックを如何に映画で再現するかに重点を置いて来たと思う。マーベルのやってる事とは、だい>>続きを読む

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.5

ディカプリオとケイトウィンスレットというタイタニック主演俳優コンビが出演、宣伝文句、イメージショットからハッピーエンドな夫婦モノかと思って観たら、いい意味で裏切られた。血みどろの夫婦喧嘩話。静かな物語>>続きを読む

ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.0

小気味いい愛すべき小品。一貫して性と老いの下ネタがオンパレードなんだけど、ラストシーンがまんま「明日に向かって撃て」となっていて、意外と真面目にアメリカンニューシネマを意識した作品だったりするんじゃな>>続きを読む

GONIN(1995年製作の映画)

5.0

映画の出来はともかく好きでたまらない。自分の中ではトゥルーロマンスと同じ様な位置付けなんだと思う。疾走感、虚無感、奥山松竹感、この頃の日本映画の色んな空気が詰まってる。

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.0

エマストーンをとにかく綺麗に映してる作品。ごくごくありきたりな内容で、教科書の様な編集、撮影、演出、構成になっているので、過渡な情報と演出は一切ないけど、映画としての密度は以上に高い。人物同士の台詞の>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

今年のマーベルスタジオ作品の中ではダントツ。前作までの史劇的なテイストを思いっきり捨て去り、どこまでも悪ノリな会話と展開、極彩色の世界観がソーのキャラに上手くハマってる。今作の方向転換は成功している一>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.5

昨今のゾンビ映画は、走り回るゾンビを出す事で視覚的なインパクトから緊張感を出しているのに対して、元祖はゆるゆる動くゾンビにどこか牧歌的な印象を覚える。だけど、その独特の間が生存者の追い詰められる緊張感>>続きを読む

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

3.5

60年代の世界の中の新宿、文化、性を点描した様な作品。セミドキュメンタリーとなっているが、映し出されている新宿はまぎれもない現実であり生々しい。でも展開されるドラマは極めて観念的な性への考察。セックス>>続きを読む

FAKE(2016年製作の映画)

4.0

やっと観れた。ありがとうNetflix。森達也さんの本で「職業欄はエスパー」があるけどそれに近い感じがした。
グレーな人のオフホワイトな日常。
ドキュメンタリーと言っても主観であり、カメラを向けられた
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仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー(2016年製作の映画)

1.0

観てきたライダー映画で一番酷い出来。始まって30分位は大した見せ場もなくやられっぱなしのライダーを見てるのは、ただ辛い。狙いとしては前半やられて、後半巻き返す展開にしたいんだろうけど、長すぎるし、絵的>>続きを読む

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(2012年製作の映画)

1.5

歴代のライダーと戦隊が100人位で集まるシーンを見て歴史を感じるけど、話が雑過ぎる。結局騙し合いしてる理由も突っ込み所しかない。あと、この手の集合モノの弱点は個性の埋没。色々なヒーローがいて、それぞれ>>続きを読む

仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!(2012年製作の映画)

2.5

後半のスイッチの展開がとにかく長い。もうちょっと工夫できるでしょ?それ以外は序盤から明るくアクションが続いて楽しいし、アルマゲドンを意識した作りを逆手に取る展開も笑える。この仮面ライダーは、基本が明る>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

5.0

出演俳優のもっとも良い瞬間を本当に上手く切り取ったドキュメンタリーの様な作品。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

今までのDCUは、実写映画によるコミックスの再現に徹していたのに対し、今作はコミックスの実写映画化をきちんと意識して作られた作品だと思う。
物語は極めてストレートに淀みなく進み、アクションシーンでコミ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

圧倒的な存在感とよく分からない説得力でねじ伏せられる映画というものが多々あるが、こういった感触の映画は初めて出会った。キリスト教、聖書の世界感をある程度に理解していないと後半の展開などは釈然としないし>>続きを読む

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.0

今作はもう一つのダークナイトである。あの作品で描かれている事を、もっと哲学的に扱い、更に子供でも楽しめる作品として作り上げているから恐ろしい。
他者がいるから己があり、悪があるから正義がある。この矛盾
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

大音量で流れるラモーンズをバックに、ニューヨークを縦横無尽に飛び回るスパイダーマンが描かれる時点で全面降伏。こうした描写に現れてる様に、今作は従来のシリーズにあった、ヒーローとしての葛藤は少し脇に置い>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

アメリカ人の露骨な下ネタて、ちょっと苦手なんだよなー、と思いながら観ていたら、最終的に好ましくなった。それは、主演2人の軽妙なやりとりが大きいのだが、70年代の映画を再現した画面作りとテンポに依るとこ>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.5

大団円とは言わないが、ほろ苦くも大胆な落とし所をどう捉えるかで、この作品への好みが分かれそう。個人的には大人な味付けは好意が持てるが、もう少しだけ話を整理してマックィーンの息詰まるレースシーンを観たか>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.5

意外とこの作品が今年の一番かもしれない。配信というプラットフォームで、食肉というテーマに取り組むポンジュノの意欲たるや、敬服しかない。この作品は寓話性を押し出しているが、描かれているテーマは残酷な現実>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

ディズニープリンセスの王道とは少し路線が違う作品。舞台、音楽、全てが非西洋的な要素で作られており、また主人公の恋愛要素もなく、相棒と旅をするアクションファンタジーとなっている。この作品の前がズートピア>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

カンバーバッチの魅力を詰め込んだ作品。これはキャスティング時点で成功が約束された作品と言える。話の中身はツッコミどころに溢れているが、カンバーバッチの一挙手一投足に全てが帳消しされる。ロバートダウニー>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

静的な要素の中にもアクションを上手く持ち込んだ傑作。まず、今作のベンアフレックの細かな演技は素晴らしい。主人公の一つ一つの動作と感情を上手く表現しており、彼の演技力の確かさに目を見張る。今作は表の顔で>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.5

単純明解に楽しめる。アントンフークアの作品らしく、血生臭くも明解な要素で作られた西部劇になっている。今作はとにかくコンパクトにまとめられており、最短距離でラストまで突き進む。感情移入を一切許さない敵役>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

5.0

恐らく今年一番。
許されざる者かと思ったら、グラントリノも合わせた、死と後悔の2時間。ローガンは文字通り過去と対峙する事になるし。これは現在進行形のマーベルでもDCでも作る事が出来ない。悪い言い方だけ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

出し惜しみなく序盤からコングが暴れまわる展開の潔さとスピードが心地良い。先人達が作ってきた所謂、B級と呼ばれる映画への目線も凄く好意的であり、効果的に使われている。何よりこの作品は、元々相性が良さそう>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

ガーディアンズオブギャラクシーの続編という点では間違いなくそうなのだが、前作とは明らかに違い、中盤以降で話が停滞する感が否めない。やはり、これは観ていて戸惑った。前作はテンポの良い展開、分かりやすい敵>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

今更ながら観た。追う者と追われる者の息詰まる攻防と決着からカタルシスは生まれず、やるせなさを残す展開は個人的に好み。犯人との決着時に一瞬過ぎるカットは余計な感があるし、暴力描写もクドい。結構都合よく進>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5

何なんだろうな。ミュージカルシーンにミュージカル特有の高揚感があまりなく、恋愛ドラマに歌と踊りが付いてる感があり、また主人公2人の別れが、平行世界に及ぶほど深いものとも思えなかった。やりたい事の切れ端>>続きを読む

誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.5

前回見たフライトゲームの流れで、怒らせたおじ様がトンデモない殺し屋だった系のアクション映画かなと思って油断して観たら、えっらいハードボイルドな映画だった。冒頭のタイトルが出るシーンの格好良さとかかなり>>続きを読む

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