「バーフバリ 王の帰還」を見てそのとんでもなさに驚いたのがもう4年半前になる。
そのS・S・ラージャマウリ監督の新作ということで初日に劇場に駆け付けたが、冒頭からもう期待どおりCG満載とはいえ生身感>>続きを読む
「国葬」などと同じく既存のアーカイブ映像を巧みに編集したセルゲイ・ロズニツァ監督のドキュメンタリー映画
「パビ・ヤール」とは1日で3万3000人以上のユダヤ人が射殺されたというウクライナのキーウ北>>続きを読む
白石晃士監督の映画作品を見るのは初めて。
いわゆる「ほんノロ」のビデオも見たことはない。
同監督得意のフェイクドキュメンタリーという手法とロマンポルノとの相性が良かったということか、主人公がプロレス>>続きを読む
2021年の田辺弁慶映画祭でグランプリ他4冠の青春映画
監督と主演女優のアフタートーク付き
21時という遅いスタート時間にもかかわらずかなりの客入りだった
監督の初長編作ということで気合いが入りま>>続きを読む
原作マンガは以前に読んでいてかなりズシンと来る内容だったが映画化されるということで楽しみにしていた作品
設定や台詞などもほぼ原作どおりで(それが映画としていいか悪いかの評価は難しいところだが)永野芽>>続きを読む
2021年の東京国際映画祭で4K修復版が上映されたらしく、それがJAIHOで配信されていたのを鑑賞
田中絹代がどれだけ当時の映画界で大物だったかが伺い知れるセット美術、衣装、そして俳優陣の豪華さで、>>続きを読む
まずはこんなに観客を選びそうな作品なのにまあまあの大きさの劇場が満席だったことに驚いた。
物語だけ取り出せばいわゆるB級ホラー作品になりかねないところ、常に険しい自然が屹立するアイスランドの山間部と>>続きを読む
「燃ゆる女の肖像」がとても大人の女性たちの映画だったが、本作は8歳の少女が主役。
「トム・ボーイ」も少年が主役だったので、どちらかと言えばセリーヌ・シアマはこちらが本分なのかもしれない。
少女が森>>続きを読む
初ギョーム・ブラック作品
陽光溢れる南仏の田舎町での長期間のヴァカンス…それだけで羨ましい。
フランスの有名な演劇学校の学生を起用して作られたという本作は、出自や性格、皮膚の色も異なる若者3人が>>続きを読む
終盤のあるシーンになって昔テレビで見たことを思い出した
たまたまそのシーンだけ見たのか全部見たけど他のシーンを忘れていたのかは謎のまま…
ここでの泥棒(ジャン=ポール・ベルモンド)と刑事(オマー・>>続きを読む
いまどきこんな昭和感全開のノリと物語の和製ノワール映画も珍しい。
アメ車とか昔のソウル音楽(ボビー・ウーマック)とかが出てくるだけでスタッフもキャストも楽しんで作っていることが伝わってくる。
その分>>続きを読む
「淵に立つ」「よこがお」「本気のしるし」と劇場で見ている深田監督の新作
人は他人と心の底から通じ合うことは不可能でそういう意味ではもともと距離の離れた存在ではあるが、それでも人は他人のことを愛する>>続きを読む
「マリアビートル」が出版された2010年くらいまで伊坂幸太郎の小説は出るたびに読んでいたので今回映画化されると聞いたときは既に懐かしい気がしたが、出来上がったものは最新のハリウッド製ブロックバスター作>>続きを読む
ジョルジュ・メリエスより先に映画に物語を取り入れ、技術的にもクローズアップその他グリフィスに先んじて導入していたアリス・ギイ監督を再発見する旅を描くドキュメンタリー
プロデューサーにも名を連ねるジョデ>>続きを読む
インド映画好きには伝説的な作品らしい1975年制作、204分の大作をJAIHOにて鑑賞
冒頭、列車の到着はモロ「誇り高き男」(笑)
その後のストーリーも「七人の侍」というか「荒野の七人」(但し、本>>続きを読む
もう一度頭から見ないといけない…というか見たい映画
?・?・?て進んでいって途中ええ?って誤解して、そのうちあ〜ってなってそれまでのことが全部うわぁ〜ってなる(見た人しかわからないね、ごめんなさい)>>続きを読む
高橋ヨシキ監督、川瀬陽太氏、松浦祐也氏、松㟢翔平氏の舞台挨拶付き
オープニングタイトルのイラストがまず今年一番に素晴らしかった
その後も、予算のない中お金をかけるところとかけないところのメリハリも効か>>続きを読む
「ゲットアウト」を見たときはヘンテコだけど知的だしセンスがよくて驚いた
「アス」も前作ほどではないが面白く見た
そして今回、前2作ほどストレートな社会批判はないものの、よりいろいろな暗喩が散りばめられ>>続きを読む
アマゾンの奥地にオペラの舞台を建てようとひたすら川を上る男の物語
映画自体、船が川を上り、急流で登れなくなると岸辺から山越えして船を引っ張り別の支流に渡す様まで実際に再現して撮影している…
作品の主人>>続きを読む
ポスターヴィジュアルとその場面も登場する予告編を見て劇場鑑賞してみたらこれが正解!
34歳独身、傍から見れば負け犬な主人公のブリジットを演じるケリー・オサリヴァンが脚本も書いていて、自分を励ましつつ>>続きを読む
ロッキー4は「クリード炎の宿敵」を見る予習として配信で見た程度
なのでどこがどう変わったかいまいち分からず、ブリジット・ニールセンの出番がバッサリ切られてたかな?とか最後ロッキーあんなにリングで演説し>>続きを読む
今回のカーウァイ特集でも「恋する惑星」は毎回満席で予約さえできない状況だが、自分の好みはやはり本作。
劇場でそれも4Kで鑑賞できて大満足!
何回見ても物語の中身は普通のメロドラマを超えないと思うの>>続きを読む
劇場では初鑑賞!
場内は老若男女が入り乱れてほぼ満席
今回もなぜこのシーンがモノクロでこのシーンがカラーなのかという理由はよく分からなかった…が、どちらも美しいことに変わりない。
もともと香港が異国>>続きを読む
今まで見たいと思いながら未見で今回劇場で初鑑賞!好きな作品になった。
主人公(ピーター・リーガート)と同じくスコットランドの海沿いの美しい海と(星)空の風景に心が浄化される…
最後には社長役のバー>>続きを読む
夏のホラー秘宝祭り2022
上のポスタービジュアルにもある(口から発砲して後頭部から脳みそが飛び散る)ような描写が散りばめられているルチオ・フルチ監督によるスプラッター・ギャング映画!
冒頭、密>>続きを読む
JAIHOで4編の短編を見てそのポップでシュールでユーモラスな独特の作風が面白かったので、見るのを楽しみにしていたイ・オクソプ監督とク・ギョファン(製作・出演)コンビの2018年の長編第1作(配給もJ>>続きを読む
レア・セドゥ目当てに鑑賞したが、やはり間違いなかった。
タイトルどおり、船乗りの男の側から見た妻の物語。
偶然出会った美しい女性を妻にすることには成功したが、海では無敵の船長も陸に上がれば形無しで>>続きを読む
地元の二番館で滑り込み劇場鑑賞
19世紀末ころのフランスの街並みや建造物、美しい美術や衣装をスクリーンで堪能できて良かった
内容的にもドレフュス事件というヨーロッパでは誰でも知ってる歴史的事件を丁寧>>続きを読む
「バッドジーニアス~」が面白かったバズ・プーンピリヤ監督の新作
余命宣告を受けた青年がNYで経営していたバーを休業してタイへ駆け付けた親友と共にクラシックなBMWに乗って青年の元カノたちを訪ねる青春>>続きを読む
1996・7年ころ2パックとノートリアス・B.I.G.(クリストファー・ウォレス)という抗争中の黒人ラッパーがともに射殺されたことくらいは知っていたが事前知識はその程度
登場人物は多いし時制が頻繁に前>>続きを読む
何も持たず、何もできず、自分が何をしたいのかさえ分からない、本人が言うとおり「既に死んでいる」のと同じ人生をただ過ごしているワンダ
イヤイヤ付き合ったぐだぐだの銀行強盗で一瞬生きてる実感を掴みかけるが>>続きを読む
「ダラス・バイヤーズ・クラブ」も見てないのに偉そうなことは言えないが、今まで未公開だったのがもったいない2005年のジャン=マルク・バレ監督作
1960年のクリスマスイヴに生まれた主人公はいろいろ特>>続きを読む
老境に差しかかり死を身近に意識するようになった詩人(キ・ジュポン)が息子2人を川沿いのホテルに呼び出す。
他方、同じホテルに泊まっている恋に敗れて傷心の女性(キム・ミニ)の元には先輩の女性が訪ねてくる>>続きを読む
呑みすぎる彼女との酒量を減らす約束が「焼酎5杯ビール2杯まで」っていうのは充分多くないか?(笑)
その彼女を演じるイ・ユヨン(黒木華っぽいイメージ?)が可愛いすぎる
彼氏に隠れて飲み屋で飲みすぎて男>>続きを読む
癖になったホン・サンス作品をJAIHOお試し期間に鑑賞
舞台はほぼカフェ(但しホン・サンス作品なのでカフェでも結構飲酒してる)
キム・ミニはそこで交わされる男女の会話を盗み聞きして好きなようにツッコ>>続きを読む
原作は最新65巻まで新刊出るたびに読了済み
前作も劇場鑑賞済みで面白く楽しんだクチ
そして今作はどっだったかというと全般的に引き続き面白く楽しめた
ほぼ9割以上戦さ場での闘いだったがCGで押し広げ>>続きを読む