勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

ロックアウト(2012年製作の映画)

3.8

 近未来、凶悪犯罪者を宇宙でコールドスリープさせていた刑務所で反乱が起きて大統領の娘が人質に。自身の無実の証言者の為に元CIAの男が単身刑務所に乗り込む。

 宇宙空間やコールドスリープがうまく仕掛け
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ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

3.1

 ナイト・ミュージアム続編。今度の舞台はスミソニアン博物館。

 そりゃ次はスミソニアン博物館行きますよね。アメリカの博物館ってすごい。
 アイデンティティ的なテーマを加え、手堅くつくってあり安心して
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

2.9

 眠れる森の美女の悪役マレフィセントの映画第二弾。
 姫は王子と結婚することになり、育ての親のマレフィセントは城に呼ばれるが。。。

 悪い魔女に焦点を当てた一作目から逆に今作は王妃が実は戦争をしかけ
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.9

 1967年、ODをして精神科病院に入院することとなったスザンナ。彼女は病棟のボスのリサら同世代の入院患者達と仲良くなっていくが。。。
 スザンナ・ケイセンの自伝「思春期病棟の少女たち」の映画化。
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映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!(2015年製作の映画)

2.9

 映画化第二弾。四つのストーリーとそれを束ねる閻魔大王のストーリー。

妖怪ウォッチの映画は手堅い面白さが光る。大人が見てもちゃんと面白いのはすごい。細かいボケやツッコミがちゃんとあるから面白いのか
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.7

 魔法が科学に取って代わられたファンタジーの世界。エルフの兄弟は亡くなった父が1日だけ復活できる魔法を見つけ試みるが復活できたのは父の下半分だけだった。。。

 魔法はチャレンジすればできることの
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わたしは生きていける(2013年製作の映画)

2.5

 アメリカから一人イギリスのいとこの家に行ったティーンエージャーの少女はいとこに恋をする。そんな時、ヨーロッパ全土が戦争状態になり。。。

 既に何本もの良作映画に出てるシアーシャ・ローナンが主演なが
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.9

 実在のアウトロー、ブッチ&サンダースを描くアメリカン・ニューシネマの金字塔。

 ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードだけでなく全体的なムードにかっこよさが常に漂っている。他のアメリカン・ニ
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.3

 列車爆破テロを防ぐ為に乗客の一人の死ぬ前の最後の8分間の記憶の世界に何度も入る男。はたして彼は犯人を突き止め次のテロを防げるのか。。。

 何度も同じ時間を繰り返す中で犯人は誰かというより主人公がど
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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

2.4

 青年達が辿り着いた南海の島は秘密の施設と怪獣エビラがいた。

 ゴジラがかなり人間寄りに描かれている。この当時の予告編では台詞が書かれている。
 エビラが気持ち悪いホラー寄りな扱いなのかと思いきや、
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怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

2.5

 南海の島で寒冷地化の実験に失敗。極度に温暖化した島で大カマキリが巨大化。さらに、その島にはゴジラとその息子ミニラがいて。。。
 
 ミニラのデザインってすごいよなぁ。老け顔子ども。
 カマキラスとク
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.5

 Mrインクレディブル続編。
 インクレディブル達は再びヒーロー達が活躍できるように動く兄弟と協力し、まずはイラスティガールがヒーロー活動を行うが。。。

 前作よりも少しだけ大人向け要素が減った(ヴ
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.3

 アニメ『クローン・ウォーズ』の前日譚が映画に。
 アナキンとパダワンのアソーカの出会いを描く。

 アニメなので本家ほどのインパクトはないとはいえ、アニメも十分に楽しい。あくまで導入の話であるので、
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

2.3

 2002年に発生した三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故、三菱自動車によるリコール隠し事件を元にした小説を映画化。

 決して悪い作品ではなく、主演の長瀬智也を始め俳優陣も悪くないのだが、見
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ルームメイト(2013年製作の映画)

2.4

 交通事故にあって入院した女性はそこで知り合った看護婦とルームシェアをすることに。しかし、看護婦の様子がおかしく。。。

 当たり前のオチかぁと思わせてそこから数回どんでん返しがある映画。ただ、そこに
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三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

2.9

 三国志の英雄関羽が曹操の元にいた頃を描く。

 これ絶対三国無双意識してるでしょ!なアクションはなかなか良い。ドニー・イェンは関羽も似合う。
 ストーリーも壮大な三国志とせずあえて一場面に絞ったのが
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

2.6

 大ヒットコメディシリーズ完結編。

 今回はハングオーバーしないんですね。どちらかというとファン向けのおまけサービスのような作品。単体の映画としてのウリは乏しい。
 ハングオーバーってアランの成長物
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.8

 ベガスでバジュラパーティを楽しもうとした四人組。朝気がついたら昨晩の記憶が全くない。そして新郎が行方不明。さらに部屋には虎や赤ちゃんが!

 前評判どおり面白い。
 この映画がいいのは部屋に虎がいた
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.9

 ソマリアで米軍が地元民兵に大苦戦したモガディシュの戦闘を映画化。

 連絡が来て状況が分かっていても助けられない兵士達。下手に助けを出せば犠牲者が増えるだけ。ものすごい臨場感。
 津波のように押
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香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

5.0

 ジャッキー映画ここにあり!
 日本上映時のキャッチコピーは「映画インポもこれでビンビン!」だった。この言葉に偽りなし!俺ももうビンビンです!

 ゲームと称して警官を殺しまくる非道なコンピューター若
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.7

 イギリスで孤独死の人の葬儀を行う民生係の男。合理化によってリストラが決まった彼は最後の葬儀に取りかかる。

 天涯孤独な男を主人公とすることによって、孤独死する人が他人事でないことが痛いほど映画から
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

 ディズニーがアニメ映画『アラジン』を実写映画化。

 もはやアニメを実写にするのに何の違和感もない。CGがあまりにも自然。
 ストーリー的にもジャスミンが王になろうとしていたりと微妙に大人向け、ジェ
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クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)

3.5

 ニューヨークの新聞記者の女性がオーストラリアでワニを退治したクロコダイルダンディを取材し、彼をニューヨークに誘う。

 当時、一世を風靡した映画。ストーリーとしてはワイルドな男に知的な都市の女性が惹
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クリミナル・ミッション(2015年製作の映画)

1.9

4人の同窓生が株で大損してしまう。その金はマフィアから借りた金だったことで4人はマフィアから人をさらう危険な話を持ち掛けられる。。。

 なんか変な話だなと思ってたら最後の10分でネタバラシ系。ただ、
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

2.3

 NYの地下鉄で犯人が乗客を人質に立て篭もる。犯人は最初に無線で話した鉄道司令部の男を公証人に指名する。

 名優二人の対決は確かに見応えある。特にジョン・トラボルタの堂に入った悪役がいい。
 ただ、
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完全なる報復(2009年製作の映画)

2.8

 目の前で妻と子を殺されるも司法取引によって主犯の男は軽い刑期に。10年後、男は犯人や裁判に関わった者達への復讐に乗り出す。
 
 10年ですっかり人が変わったジェラルド・バトラーも明らかに自分に非が
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

 DCのヒーロー、アクアマンを描く。
 映画『ジャスティス・リーグ』の後のストーリー。

 魚やら何やらの群れと水中戦闘の圧倒的なスケール感が良い。水の中で戦うという他の作品では見れないものを前面に押
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.9

 138階建の超高層ビルが落成式の最中に火災に襲われる。

 多彩な登場人物の人間模様が描かれるパニック映画の金字塔。今見ると、悪い人間が危険な時に身勝手な行動を取って自滅するのがひねりがなくてちょっ
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エグザム:ファイナルアンサー(2012年製作の映画)

3.1

 採用試験の最終選考に残った5人の男女。誘拐され閉じ込められた5人に出た最後の課題は殺しあって残った一人だけが採用というものだった。

 勘違いしてる人が多いけど、「エグザム」とこの映画は全くの別物で
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エグザム(2009年製作の映画)

3.5

 『質問は一つだけ。制限時間内に答えること。ただし、以下3つのルールを守ること。
1試験監督及び警備員と会話を交わしてはならない。
2試験用紙を如何なる理由であれ破損してはならない。
3いかなる理由が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

 半地下の家に住む家族がふとしたことから家庭教師や運転手、家政婦として富豪の家に素性を偽って働くようになり。。。

 これは破滅劇ですね。決定的な破綻と破滅を予感させて最後にそのカタルシスを満たす。か
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紙の月(2014年製作の映画)

2.4

 90年代を舞台に道を踏み外し横領を重ねる銀行員を描く。

 うーん。話があまりに一本道な気がするなぁ。女優の存在感で勝負する映画なのか。これは主演の宮沢りえに入り込めるかどうかで大きく評価が分かれる
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高台家の人々(2016年製作の映画)

2.4

 相手の心が読める高台家の長男と妄想好きの女の恋。

 妄想する綾瀬はるかは可愛い。でも、この話って普通の女の子が王子みたいな人と恋する話なんだよね? 綾瀬はるかじゃ可愛すぎる。
 ストーリーも単調で
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

2.3

 ひみつのアッコちゃんが綾瀬はるか主演で映画化。

 うーん。これは誰を対象にしてるのだろう? 小学5年生が大人になってもそんなにバカじゃないだろうに。。色々中途半端な映画だなぁ。
 
 綾瀬はるか主
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.6

 ある一便のフライトを通して航空会社で働く多くの人々を描く。

 パイロットの 田辺誠一とスッチーの綾瀬はるかが天然でそのコメディ要素を交えながら、飛行機を飛ばす為に働く様々な人々の職業としてのプロの
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わが母の記(2011年製作の映画)

2.3

 井上靖の自伝的小説を映画化。

 これ、きっと色々深い部分があってじっくり見ると面白いんでしょうけど、なんかそういう気分に入りこめなかった。
 なんだろう、60~70年代の日本が合わなかったのかなぁ
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