会社員さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

ヒューマンドラマに偏って、想像していたよりも難易度が低かった。
もう少し重厚に描いてもよいテーマだが、好みの問題か。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

ノンフィクションであるからこそ、まとまりがなくなってしまい、波瀾万丈の人生が冗長に感じる。
しかしそれこそが彼の人生であり、それを受け入れられるかどうか、見る側の姿勢が試されるといえる。
ウォール街の
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

一人の知的障害者を巡り、当時のアメリカ社会の変化が垣間見られる作品。
真っ直ぐでひたむきな主人公を演じるトムハンクスの代表作。
アメリカにとって暗い過去であるにも関わらず、決してユーモアを忘れない。
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

アニメーションであることによって、障害者に対する我々の目線が、日常とは異なり、主人公たちの美化された世界へと向けられる。
生々しく目を背けたくなる場面も、アニメーションであることに助けられ、幅広い層に
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

主人公4人全員が自然体の素晴らしい演技を見せる。家族にまつわる大小様々な問題を通じて、主人公が少しずつ成長していく。
皆それぞれが問題を抱え、悩み、前に進んでいく姿を描いたこの作品は、見る側の人生経験
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.0

ひたむきに努力し、コンプレックスを克服していく。その中で周囲と支えあい、気づつけあいながらも、確固たる信頼関係が育まれる。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.0

機長として、乗客の無事を確認するまでは一切気を抜かない。そんなトムハンクスが、全員の生存を伝えられた瞬間に見せるつかの間の安堵の表情が素晴らしい。
後半どうしても冗長になってしまい、『フライト』と比較
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

一般受けを無視した圧倒的な情報量、原発問題などへの明らかな風刺。
監督がやりたいように伸び伸びと作った、意欲的な部分が話題につながり、ヒットしたのかもしれない。

街を壊滅させた後の、暗闇に浮かぶゴジ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

これほどまでに切ない純愛を知らない。壮大な時間軸がより一層感動を引き立てる。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

2.0

まさにポケモン世代であるため、胸を打たれる要素が散りばめられていたが、
作品がターゲットを絞り込んでいない分、名前を知らないキャラクターの数々は、感動を遮られる要素となってしまった。
主人公と心を通わ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

ジムキャリー作品の中で自分の中では一二を争う良作。
ストーリー中盤にかけての、コメディならではの爽快感が素晴らしい。
教訓としては早々に理解できる内容であるものの、いざ自らを振り返るとやはり学ぶべき点
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.0

人種差別、障害者差別は根強く残る中で、相反する二人が互いに刺激しあい成長していく物語。
どちらか一方だけでなく、主人公二人とも、そしてその周囲が成長していく点が素晴らしい。
ユーモアにも溢れ、決して押
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

それぞれのストーリーを並行させ、重層的に見せる技法は映画ならでは。
現代社会が、そしてそこに生きる人々の心が抱える様々な闇について、臆することなく言及した作品。
各俳優陣の演技が光る、現代邦画の名作の
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

生きること、希望を持つ重要性について考えさせられる名作。

刑務所という閉鎖された空間における様々なイベントを通じて、主人公の回りが少しずつ変わっていく。それら一つ一つについても十分感動するが、
ラス
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セッション(2014年製作の映画)

3.0

夢に向かって突き進む青年と、壁となる指導者。王道のストーリーはもちろんだが、ジャズに対する様々な敬愛の思いが伝わる作品。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

単なる師弟でも親子でも恋人でもない、微妙な距離感が素晴らしく切ない。

ヒロインに対しどう接してよいかわからない、主人公への想いをどう表現してよいかわからない、
殺し屋という特殊な仕事、年齢差、出自が
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

働くということについて、考えさせられ、また元気を貰える作品。

全く興味がない分野にふとしたきっかけで飛び込む主人公だが、様々な出来事や出会いを通じてその道を極めようとする。
しかしある事件を気に、自
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

競争激しいインド社会の実情が垣間見られるということで鑑賞。
しかしインドに限らず全世界、全年代に響く、普遍的なテーマがいくつも散りばめられた素晴らしい作品だった。
主人公を中心に、それぞれの苦悩や成長
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

スタジオポノックの第一作と考えると、製作陣の想いがこもった作品と捉えることはできる。

しかし万人に響いたスタジオジブリの各作品と比較してしまうと、
過去のオマージュ等がストーリーを薄っぺらく感じさせ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.0

ハリー・ポッターの後継作品という売り出しだったが、そこまでの奥行きは感じられない。
今作で一通り出しきってしまった感が否めず、広がりに限界が見える。

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

2.0

アクション映画らしいハラハラドキドキもイマイチ。
単に好みではない。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

ディズニーの総力が詰まった作品。
CG技術の進化に感動。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

映像美と音楽が融合し、感動すべきポイントに向け一気に畳み掛ける。
スピードやテンポ、時間軸を利用したストーリーと、現代の若者に受け入れられやすい全ての要素を併せ持った作品。

ヒロインの髪留めの件など
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

あれほど想いあった二人が、時を隔てて思いもよらない形で再開。しかし埋められない距離を痛感し、瞳だけが二人にしかわからないその複雑な思いを物語る。

ミュージカルであるにもかかわらず、現実社会を生きる我
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

原作未読。

原作にはない12年後との関わりについては、未読のためか違和感なかった。
互いに牽かれあった理由や想いがタイトルに反映されており、それらを生きている内に共有できない悲しみや虚しさ、素晴らし
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.0

夏、青春。定期的に見たくなる。
地域とネットにおけるそれぞれのコミュニティの存在という、現代ならではの要素も、ヒットの要因の一つと考える。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.0

原作未読。

もしもあの時こうしていれば、、、主人公がそう願う度に、現実から遠退いていく。アニメーションならではの見事な表現。

しかしラストには疑問が残る。現実から遠退くことに対し不安を覚える主人公
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