ぺこさんの映画レビュー・感想・評価

ぺこ

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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くも思ってたものとは全然違った。
なんとなく箇所箇所であれはこういうものを暗示していたんだろうな、というのはわかる気がするんだけど……
わかった気になっていまいち掴めてない気もする。

全体的
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の方をいつか読もうと思っていたら実写化してしまったので、イメージ固まる前に実写化を先に観ることにした。

開幕雨の中でタバコ吸おうとするのは無理あるだろと雑念が過ぎった。
けど、全体的に面白かった
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

3作品の中で言うと3作目が特に好きかもしれない。

1作目は救われないタイプの千と千尋の神隠し、2作目はマザー!の雰囲気をちょっと感じていたけど、
3作目は孤島のように佇む家のビジュアルがなんだかとて
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーではないと聞いていたけど、
なんともジャンル付の難しい映画だなと感じた。
人や紹介する媒体によってはロードムービーとか、ブラックコメディとか言っていて、
どれもわかるような微妙にしっくりこないよ
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シークレット・マツシタ/怨霊屋敷(2014年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

外国視点のびっくりJAPAN要素強めで来ると思っていたので意外とそんなことはなかったのでちょっと肩透かし。

ホラーとしては悪魔憑き系にありそうな演出を色々やっていて、思っていたより良かった。
元凶は
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.0

気付いたら1作目からなんだかんだ観ているシリーズ。
最初は家の中で展開してた話が町へ国へとどんどん舞台が拡がっている辺り予算増えてるんだろうなというのを感じる。

嫌いではないけど、ここまで来たら流石
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

Xで何も調べずに観ろという口コミがあったので、本当にそれ以外なんの前知識もなく観ました。
なんかやりたい事とにかくやってみましたって感じでやる側は楽しそうだなという印象が強かった。

村人の不穏さ出す
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VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

全体的な寂寥感とBGMがなんだか好きでした。
機械も植物も「生」って感じで、気持ち悪いようなでもどういう物なのか目が離せないような感じ。

なんとなく節々で感じてはいたけど、ヴェスパーはカメリアに母性
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の中でフローレンス・ピューは湿度高めの作品に出るイメージがついてきている。

最初スタジオを映す画から始まるのが斬新。
ドッグヴィルみたいな感じなのかなと思ったらそういうわけでもなく、「信じる」と
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

画面的なセンスが好きな映画だった。

時代的に夢と希望の明るさから一転してどんどんジメジメとした気持ち悪さになっていくんだけど、そこにも当時特有の空気を感じたような気がする。

思ったよりもティーン向
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初に思ったのは、あまりにも夫婦の有り様が「昔の理想」すぎて時代設定いつなんだろうという事だった。

本部に触れた後の描写からもしかしてとは思っていたけど、案の定バーチャルリアリティの世界だった。
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

発想が面白かったです。
ループしてる事を上申していくとか自分だったら絶対やりたくないと笑いながら観てました。

部長も含めたMTGのシーンがテンポも間も良くて好きです。

途中から漫画を描き始めて感動
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

やけに良い評価を聞いたので観てみたら、意外と良かった。
オトナ帝国とか戦国みたいな重さはなく、サッパリしたお話だったので、自分のしんちゃんへの思い出補正とぶつからなくて楽しんで観られた気がした。

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ブラックサン(2023年製作の映画)

3.0

最初の白黒映像の雰囲気はとても好きだった。
意外と感性に寄ったタイプの映画だなと感じました。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

思いつく悪意を一通りやってみましたといった感じの映画。
ファイナルデスティネーションシリーズにある「これからこのどれかを使って酷い事起こしまーす!」といった感じの画の映し方が印象的。

主要人物になる
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観客に渡される情報は決して多くなく、登場人物のように意図的に情報を拾わないと何がなんだかわからないままになりそうな映画だった。

長男の症状が放射線の影響による症状ならもう登場人物全員遅かれ早かれ絶望
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作も特殊な縛りのある映画だったけど、
今回はその特殊な縛りを上手く活用して観客を飽きさせない気合いがすごいなと思った。

むしろ端末の画面上の縛りを利用して「主人公は監視されているが、観客側にはその
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

鬼太郎は子供の頃に観ていた4期と、再放送で観ていた3期しかちゃんと観ていないので大丈夫かな、と心配しつつ観に行きました。

結論、全然問題ありませんでした。
めっちゃ面白かった。

バディものとして観
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ブラックジョークのソーセージみたいな映画。

まず飼い犬が人肉食ってるの見て閃いたみたいな顔してるのが、あまりにも閃いた顔すぎて笑ってしまった。

これヴィンセントはちょいちょい良心の呵責による葛藤が
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

割と何も解決しないし、わからない事も多いんだけど、インパクトの大きい画が多かった気がする。好きです。

霊に襲われたと思ったら取り憑かれてる人間がやってる行動でしたのパターンはベタだけど、憑依するタイ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

作中の時期がクリスマスらへんなの知らずに観たけどタイミングが良かった(?)
特に概要をよく調べずに観ました。

ざっくりした印象だと、パラノーマル・アクティビティとエクソシストとRECをタイ風に味付け
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.7

宗教の知識があるともう少し楽しめたのかな、という気がした映画でした。
役者さんのお芝居はそれぞれ素晴らしいものだった。
ていうか、ルパート・グリントが出てくるの知らずに観たのでびっくりしました。

誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

説明的な台詞は一切無し。
状況と画と演出で解釈させていくスタイルの映画。
個人的には好きです。

気味の悪さを見せてくる前半と、気持ち悪さで攻めてくる中盤、彼女の状況を見せてから複雑な気持ちにさせて終
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母は強し。
漂流ものとしては別に目新しいものはないんだけど、
何故か見入っちゃう映画でした。

少ない積荷から網を作ったりイカダを作ったり、
教師をしていたという設定があるから地頭良いのも勝手に納得し
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スマイル(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

観ていてなんだか邦画のリングを思い出していました。
なんでだろう、感染する感じから連想したのかな。

もっとジャンプスケア多めで来るのかと身構えていたけど、思っていたよりは気味の悪い演出多めだったのが
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

計画という単語を何度か出してくるけど、やってる事が衝動的に見えるあたり、
狂人と常人の思考の違いを感じた。

例えが微妙な気がするけど、
子供が悪戯を考えついて、
それを早く実行したいあまりに色んな事
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バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前作よりも描写が派手めになった印象を受けました。
スピンオフと思って観ていたけど、評判しだいではまだ続編作りそうな空気出してきたなぁ…

今回はあれを見て様子がおかしくなっちゃう人達にも、よりスポット
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.9

屋内の壁に展開していく絵を見てまず思うのは、これを作るのにどれだけの歳月をかけたのだろうという事でした。

事前の情報の時点で理解するの難しいタイプの映画な気がしたので、美術を観る心構えで観始めました
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N号棟(2021年製作の映画)

2.7

湿度高めな感じとか、幽霊に対して対抗手段の無い感じとか、最近の邦画ホラーに不足していると感じていたので、そこに関しては好きだなと思いました。
また、主演の方と加奈子役の女優さんのお芝居が印象的でした。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

観終わった勢いで書いてるので後で書き直すかも。

北欧が舞台の映画って独特の陰鬱とした雰囲気が漂っているという偏見があるんだけど、
この映画もそれに当てはまっていました。
個人的にこの独特の雰囲気が好
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