カバディダックさんの映画レビュー・感想・評価

カバディダック

カバディダック

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

4.2

不思議な映画だった。

前半はクラブや部屋とひたすら室内。暗くてよくわからない部屋で会話、ダンスミュージックがひたすらかかる(まさにミレニアムを感じる)。スーチー魅力的だな…ハオが嫌な男だな…と繰り返
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

音とか映像とか役者とか演出とか色々すごい。けど、原爆落としたことの呵責ってやはりこんなもんなんだな…とは思う。

監督が撮りたかったのはそういうもんじゃないから、そりゃそうだ。たとえばオッペンハイマー
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流転の地球 -太陽系脱出計画-(2023年製作の映画)

4.1

スケールが1よりさらに大きくて、笑けてきた。最初の戦闘シーンがすごい。圧巻。

1のドタバタ感が減り、全体的に哀しい。そこがよかった。デジタル生命の話が加わって広がりが生まれよかった。まあ、最後の方は
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流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.4

ずっと、何見てるんだろうという…ストーリー展開が雑で大雑把すぎて何してるかよくわからないし、人物や内容に身が入らない。雰囲気だけのクリシェで押しきられている感じ。でも、映像はすごいし、スケールは大きい>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.2

とにかく楽しい。見ていて楽しい。聴いていて楽しい。めちゃくちゃな粗筋もそんな気にならない。作家ルックのブライス・ダラス・ハワードがかわいいし、視覚的に楽しくするいろんな仕掛けも良かった。気晴らしにうっ>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

4.1

辛い辛い辛すぎる。緻密な脚本に抑制された演出と素晴らしい映像の質感。キム・ソヒョン様の目の輝きと芯に残る美しさ。酷い境遇にある演技の説得力はすごいのに、やはり美しい。ムンジョンさん良い人なのに…本当に>>続きを読む

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

4.1

多摩ニュータウンの緑や光がただただ良い。それを切り取る映像、そして音が良い。

でてくるエピソードもよい。
映画はその外側をなでていて、決して踏み込むことをしない。人と人の距離が少し遠い。重ならない。
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.2

すべり込みで観てきた。面白かった! 『ベスト・キッド』リスペクトの爽快スポーツコメディ。米領サモアは行ったことないけど、トンガに行ったときのことが色々思い出された。冴えたキリスト教ギャグも作家のエペリ>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.7

デレク・ツァン版にあった、整理しきれないエモーショナルな熱量がなくなり、洗練された感じになった。

映像きれいだし、キムダミもチョン・ソニもいいのでこれはこれでいいけど、記憶に残りにくい映画になった感
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.7

『夜明けのすべて』すごく良かった! もっともっと沢山の人が見てほしい。褒められてほしい。賞沢山取ってほしい。描かれていることも、音も映像も素晴らしかった。沢山の人が観て、この映画が伝える「良さ」が沢山>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.1

安定の面白さ。マ・ドンソク強すぎるから負ける気配が一切ない。一対一で肉弾戦挑むの、そりゃ無理だよ。

悪役2人がしっかりいい仕事してたし、右往左往して自白して協力する2人のケチなチンピラも、いつもドラ
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.6

トーキングヘッズもこの映画もとにかくかっこいい。古くならないのがすごい。IMAXの大画面大音量でみれて大変満足!

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.5

現在の若手などには作れない映画のテンポ。陰影に富む映像。海や雨の気配。フィルムに人生を捧げたマックスと、映画を撮れない主人公などなど…ただただ見てて素晴らしい映画だった。

ジェントルマン(2021年製作の映画)

4.1

話が複雑で理解が追いつかないところがあったが、ふつうに楽しかった! チュ・ジフンもチェ・ソンウンもかっこよかった! 仲間たちもよかったし、ずっと顔なめてる犬もかわいい。映像もよかったし、満足です。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.1

ハラハラしどおし…。ユン・ヘジンが怖いシーンは、いつものお茶目なユン・ヘジンを思い出して紛らわした(ごめんユン・ヘジン)。

後半のめくるめく展開は見飽きないし面白かったが、前半の感じもよかったし、も
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.4

好き嫌い分かれると思う。退屈な人は退屈。

日頃から、普通の街の景色とか見飽きないから、自分は長回しも楽しく見れた。きれいに撮られてる知らない街の夜というだけでよいし、人と人の交流も実際にありそうな(
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緑の夜(2023年製作の映画)

3.3

ファン・ビンビンが、リアルな疲れ方をしながらも、とにかく美しい。革ジャンでバイク乗るのかっこいい。それは良かった。
しかし、他はちょっと上滑りしてる印象。イ・ジュヨンも素晴らしい役者だし、女二人の共闘
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