うめさんの映画レビュー・感想・評価

うめ

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ロックダウン(2016年製作の映画)

3.4

真に悪い奴は誰だって話やな。

警察に対して482日目っていう答え方は、味わっている地獄を表すには十分力強い。

もし日本が銃社会やったとしたなら、、
アメリカと同程度、もしかしたらそれ以上に学校や職
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ザ・カメラマン(2016年製作の映画)

3.2

記念すべきSamansa一本目。

感動と才能を感じると同時に、非日常の物事を淡々と処理していくエドの客観性に怖さも感じた。

自分含め生きてきた中で、
こういう人生何周目?みたいな子は周りにいなかっ
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正欲(2023年製作の映画)

2.0

綺麗でアートな映像作品だった。

いやもちろん、本当に苦しんでいる人たちはいるんだろう。
ただ、理解したいの範疇だった。

もっと世間様が目を背けたくなる欲を持つ人たちの話だと思っていたから、少し肩透
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(2023年製作の映画)

3.0

触れ込みだと時代劇版アウトレイジって噂があったけど、観た人たちが言うようにちょっと違う気がしたな。
自分でそこのフィルター作っちゃったの良くなかったなと反省した。
時代劇版巨大ブラック企業って感じやっ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

海外で酷評されているほど悪くなかったけどなー。って言うのが感想。

ブリー・ラーソンが本国アンチから散々言われていることとして、、偏ったフェミニスト、それに伴って"笑わないヒーロー"
、、別に良いじゃ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

正直、こんな保健の先生みたいな人は殆どいない。
そういうことをいきなり教室で言い放つような迂闊な先生はそうはいない。
いないだろうけど数百人に1人はいるやろなぐらいの鬼畜を問題提起の生贄として演出して
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

ライトゴジラ層からすると、、良かった。
最近の考察ありきの作品が多い中、ベタな王道展開の大切さを感じた。
ダークな作品やけど、それでも幅広い世代に見てもらいたいと考えるとこれで良かったんやないかなと。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

外国人がこの作品を見たら、
まずこう言うだろう、、

WHAT A BEAUTIFUL ANIMATION!!!

もちろん自分も思った。
毎カットが絵画だった、、引き込まれるような美しさだった、、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

SFパニックホラーシュールシニカルムービー。
通称もんじゃ焼き映画(自分の中だけの呼び方)
➕気づいたのはアキラとエヴァがトッピングされてたな。

正直、おもんない、中弛みしたし。
でも、おもんなくも
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怪物(2023年製作の映画)

3.6

今っぽい作品。とみなされるやろう。

映画だから群像劇とか伏線とか見栄えするロケ地とか色々ドラマチックになってるけど、現実にこのお話みたいなことって沢山あって、もっと地味で光なんて当たらず、子供達は心
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14歳(2006年製作の映画)

2.5

中学とは社会性が子供を襲う最初の関所。
その最難関14歳辺りの、子供から大人へと変体する過程で生じる不安定さ、危うさを最大限誇張して映像化したような作品。
ついでに、超絶危ない大人たちまで14歳返りし
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

待ちに待ったマイルス続編。
しんどいやろなぁと思いながら、フラッシュと同日鑑賞。
うん、全然問題なかった。

作画って言っていいのか分からんが、単純に前より凄いし、キャラクターの世界観に合わせてアニメ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

お調子者で少し抜けてる、でもやる時はやる。
そして、、俊敏!機敏!てか、早い!!
こういうキャラクターはみんなやっぱ大好きよな。

そしてこれもみんな大好き、あの時ああしていれば、、の過去改変からのバ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.8

泣いたよ、泣いた。
初っ端からクリープはあかんやろ、、
もうあれで軽く液体がジワった。
そこから泣ける場面が関所みたいにいくつも待ち構えていやがった。

正直、ガーディアンシリーズの1、2はわちゃわち
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

シン仮面ライダーを見た勢いで、見よう見ようと思っていたウルトラもようやく見た。
個人的にはシンシリーズの中で一番とっつきやすかった。
あくまで個人的にはね。

CGに関して、邦画に期待はしてないので別
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

カーン登場のために布石として使われた作品感がすごかった。
アントマンである必要は、、果たしてあったのか、、
まぁ、量子世界の伏線あるから、こうだったんだろうけど、、

ってか、アントマンがカーンとタメ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

庵野作品、肌に合わんのかなぁ。。
シンゴジラも全然ハマらんかったんよねぇ。
CGの違和感はシンゴジラで織り込み済みやったから、全然気にならんかったし、カット割とか演出をオリジナルに敢えて寄せてるのも、
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ジョーイ(2020年製作の映画)

3.6

恋人であろうが友人であろうが、真の理解者に出会えることの幸運に勝るものはないね。

これぞ短編の優等生のような作品。

バビロン(2021年製作の映画)

3.7

この作品、完全にこれ。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

世代なので、時は来た!という気持ちで鑑賞。

良かった点
・TheBirthdayの曲と手書きオープニング(正直、ここが頂点)
 太々しい顔つきで5人がずんずん歩いてくる描写は最高にカッコよくて、鳥肌
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

グッ!!と来た。
喪失と怒り、背負う責任など、とにかく葛藤の描き方が素晴らしかった。
みんながみんな心の底から善であり続けて前向きに振る舞えるわけじゃなくて、何かとか誰か、何なら不甲斐なくて情けない自
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.3

ライ麦畑でつかまえてを読んだのが20代中盤という大人になってからだったから、読後の感想としては「これが青春文学の金字塔ねぇ」ぐらいでしかなかった。
まぁ、国が違う若者の話だから、自分の多感な時期に読ん
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.2

マーベルは今まで見てきた作品たちの積み上げがあって好き度が高いので、単発だとあれかもしれないけど、それなりに楽しめたかなぁ、、という感想。

ギャグシーンがやたら多くて、正直、良い時とシラケる時が半々
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友情にSOS(2022年製作の映画)

3.0

日常的に黒人たちは差別の脅威に晒されている系の作品。
そして、それによって普通なら即断即決で終わる問題が複雑化してしまう。。
終始、白人姉妹の描き方にイライラし通しだった。

アメリカ生まれ育ちの黒人
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.9

原作未読(というか、最近、めっきり小説読まなくなってしまったわ、、)

まず手短に表すなら、
ひと昔前の「サイコパスってとんでもなく異常で小賢しくて怖いんやで〜」映画。

サイコパスって言葉が認識され
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

思ったことを箇条書きで、、

・噂通り、サムライミ(アメリカンホラーテイスト)してた。
プロフェッサーの首折るとことか、善玉ワンダが穴に引きずられるとことか、地下で迫ってくるとことか。

・イルミナテ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、良きところを、、
・短いながらダンブルドアvsグリーデンス、ダンブルドアvsグリンデルバルドの魔法バトルは迫力あって見応えあり。

・名前知らんが、草とカモノハシが可愛い。

・テセウスのアクテ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

暗い、、暗すぎる、、人間も映像も音楽も、、
天気も雨か曇りばっかで、晴れた日あったか?ぐらいの感じだった笑
、、だけど、その閉鎖感、窮屈感が良い!

MCUが基本的にちゃんとヒーロー物しているとしたな
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

2.0

・小さい頃に金曜ロードショーだったか日曜洋画劇場だったかで観て、子供ながらにアメリカのニューヨークって街すげーって思ったのと、おじさんたちがドタバタしながらもウィットに富んだ笑いをまじえ、試行錯誤して>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

オリジナル未鑑賞。
ミュージカルの皮を被った胸糞(人種問題的に)っていう印象。

ミュージカル好きだから、沢山歌と踊りがあること自体は好印象で、特に最初のジェット団とシャーク団のからみからのクラプキ刑
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.9

トムホのフレアと鍛え抜かれた肉体でのパルクール、ボルダリング、コンバット&ガンアクションが堪能出来るところ以外は、個人的には、むーんって感じだった。

ざっくりとした設定とお約束通りに進む展開、あまり
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

山のように素晴らしいことと、気になる伏線、あと、量子レベルの違和感も含めて、書きたいことは3000個ぐらいあるが、一言。

生きていて良かった。

追記

2/25
人生で初めて、同じ作品を映画館で2
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

碇シンジくんが前向きだった。

漫画だと気にならなかったけど、アニメにすると、入学したてのシンジくんと周りのクラスメイトの感情の流れがジェットコースター、いや、激流並みに忙しかったな笑笑

アクション
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.0

残念なところは、ヴェノムが完全にマスコット化&クラブでポリコレ化してしまっていたのと、アクションは凄くてカッチョ良かったけど、思ったよりカーネイジがR15指定じゃないせいか、全然カーネイジしてなかった>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.6

司馬遼太郎原作未読。
なので、2時間半だから多摩時代から五稜郭まで駆け足になって、あの場面がなかった、大幅にカットされてたとかいう原作勢ストレスはなくて良かった。

そして、和洋織り交ぜた音楽の使い方
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

うん、面白かった。
仲間が集まるまでの過程がゆっくりだなぁと思いつつ、
10人もいる割には、みんなの関係性や個々の能力や個性をそこそこ詳細に見れて良かったかなと。
それに、他作品と色が違うとはいえ、ち
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