きみとぼくさんの映画レビュー・感想・評価

きみとぼく

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テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

4.2

圧巻のライブ映像で、劇場で見れてよかった。
ただ、座りながら曲に乗るのはめっちゃ疲れることが分かった。
劇場でやってる間に見る価値がある。

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.3

THE少女漫画という感じで、テンプレート的に面白くみれた。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

ディストピア物なんだけど、それをディストピアと感じさせる台詞や演出が上手くて面白かった。
ディストピアは政府が悪者になりがちだけど、政府だけじゃなくて、誰もかれも悪いっすね、という感じは面白かった。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

脚本と映像が完璧な映画だった。
タイラーの趣味が映像として映画全編にちりばめられていて、これが映画だという事と、そして、それが何者かによって編集された事なんだぞというのが、見ている間にどんどん分かって
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.6

犯罪者のロードムービーという感じは結構好きだった。
公正さと宗教があいまって、自分でももう何か分からなくなっている感じが良い。

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

4.3

何者にもなれない普通の人の、善意が世界を良くしていくんだよという根本的なメッセージが強くて、凄い心に響く良い作品だった。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃリズムの良いタイムループで面白かった。
悲壮感はありつつも、みんな、スキルアップしていて面白い。
ネタみたいな台詞も、後々、伏線だったりして、シナリオとしても良く出来ていた。

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.1

自分も、一人で生きる怖さに常に怯え続けてるので凄い良く分かる。
最後のオチの所で、わざわざ女性である事を使わなくても良かったんじゃ無いかなぁという気持ちがある。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

やはり暴力。
暴力は全てを解決する。
主人公陣営がみんな楽しそうでなにより。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

何者かになりたい、何かに不安がある男。
自分が何に不安があるのかも、自分では分かっておらず、ただただ、何かに不満で、何者かになりたい。
今みると、こういう感じの社会的な雰囲気を感じて感慨深い。
別に何
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スティング(1973年製作の映画)

3.8

いやー、良い「詐欺映画」だった。
今みたいに、騙すぞ、騙すぞ!!って感じではなくて、気楽に見える。
詐欺映画として、これをこえるのをあんまり見た事ない

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

007コンビによる、良く出来たミステリー。
伏線から解決まで、めちゃくちゃ良く出来ている。
来て欲しいシーンは全部きてくれるし、ミステリーの入門として良いので、万人に勧めたい。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

「大丈夫に見える?」という台詞が胸に染みる。
大切な人を大切にしきれなかった辛さが良く分かって凄い良い。
大切な人を思って旅に出たくなる。

雨月物語(1953年製作の映画)

3.8

光の使い方が凄い良くて、特に最後のシーンの光の使い方と、カメラワークが凄い良かった。
未練のある霊のもの悲しさ、そして、自身の選択。
やりきれない悲壮さがあり、良い

女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

気持ち悪いアジアンホラー
女神と妖精と悪霊に何の違いもなく、それぞれを、人間がどう扱うか次第。
神ではなくても、神と同じように振る舞えば、それは神なのである。
ただ、それが思った通りに動くと思ったら大
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

この映画自体が雑誌だという構成でまず作りとして面白い。
雑誌の各特集の脈絡の無さが、映画ないにも良く出ていて面白かった。
お金がかかっているのにも関わらず、映像のチープが良い雰囲気を出していて、見やす
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

絶妙なコメディテンポが好き。
アクションが単純にすごいので、もっとアクション重視しても見応えがある気がする。

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.8

小道具の使い方が上手い。
鍵や割れた手鏡など、自分の出世のためにやっている悪事と、自分の気持ちを比べていく流れがよい。
単純なコメディーとしても面白くて好き。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.3

ふとしたタイミングに、ふとした道を通って、ふとした事を思い出す。
今の人生のかてにはなっているが、だからといって良い思い出という訳でもない。
ちょうど良く、他人の人生を垣間見れる感じや、他人にも人生が
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

やりたい事をちゃんとやってみる良さ。
そして、それによって人と繋がる良さ。
優しさが詰まったよい映画だった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

インプレッサを買うしかない。
音楽と完全にマッチしたドライブシーンは最高なので、何度でも見たい。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

SFスリラーで、ちゃんと怖いし、ぞっとするシーンがあり面白い。
見るまで「GET OUT」の意味をちょっと誤解していた。
実際、黒人の身体能力とかって、羨ましく思える事はあるよね。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

聞いて初めて分かる事があるんだよという事が、音を重視した映像作りでぐっと引き込まれる。
白黒な映像も、モノクロ映画だった頃の白黒とはちがって、さらっとした色味で、映像としても心地良い。
あと、怖くない
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

最初から最後まで、重厚な雰囲気で面白かった。
「継承」という感じで、Part2が見たくなった。

ファンタジア(1940年製作の映画)

3.0

シーンシーンは有名なのだけど本編を見たことなかったので見た。
ディズニーっぽい動きはずっとディズニーっぽい動きだったんだなぁという事が分かって良かった。
映像は凄いけど、展開は特にないので、今見るとち
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.8

何が良かったのか分からなかったが、銀の龍の背に乗ってが流れた瞬間に涙腺が崩壊して、やられた。
思い出補正か何かは分からんが出てくるキャラクターキャラクターが愛おしくて懐かしくて。

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

4.0

今見ると、斬新な設定に見れて面白かった。
フェミニズムによる分断が進み過ぎている現代に見ると、風刺映画みが強く見えてくる。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

護れるものなら護りたかった人達から。
誠実で優しくあろうという気持ちは平常時だから持てるもので、非常時にこそ優しく誠実にならねばならないが、考える事が出来ずにルールベースになってしまう。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.9

よく出来た群像劇だった。
そんな伏線の貼り方ある!?という丁寧な薬物描写だったり、殺し屋のキャラ付けだったり、絶妙なギャグだったり。
ちょうどよく面白い。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

楽しくてテンションの高いタイムリープ物が初めての体験で面白かった。
初撃を確実にかわす主人公の運動性能が高い。

母の愛だと分かってくる流れも良くできていた。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.4

ミステリー入門者向けのミステリーとしてよく出来ていた。
演出やヒントの出し方が分かりやすくて置いていかれることの無いミステリーとして万人が楽しめる作りになっていて良い。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

今年見たアニメ映画の中で、最もストレートで、綺麗なアニメ映画だった。

描写も丁寧で人の跡というのが凄い丁寧に大事に描写されていて見ていて心地よかった。

音楽も電子音楽っぽい音なんだけど、和風なテイ
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃパワーがあって面白かった。
一昔前のインド映画と違ってダンスに入る流れが圧倒的に自然で普通のミュージカル映画を見てる気持ちになった。
どのシーンを切り抜いてもパワーがない所がなくて、見るだ
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