かわともさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

かわとも

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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.0

色々無理がある部分も多いのですが。

ウシジマくんは心がある闇金なんですね。

色々言い出したらキリないですれど。

ウシジマくんの考えているであろう、ルールは嫌いじゃない。

闇金はダメだけど。
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.5

年齢がバレるけれど、リアルタイムで岡崎京子の漫画を読んでいたので、なんとも言えない衝撃を感じたあの頃を思い出す。

映像化という事で、過去の映像化作品みたいに、世界観を壊されるのはなぁ…と思いながら、
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黒い箱のアリス(2017年製作の映画)

3.0

アリスなので。

同じシチュエーションにしか戻れないんではないだろうか?

主役
人ではないって気がしました。
主役というか、中心にあるもの。

あの、独特な家は装置みたいで。
俯瞰の視点。突き放し
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心と体と(2017年製作の映画)

3.9

ハンディが臆病にさせる。
ハンディを隠そうとして、自分を演じる。そんな感じがする2人。

静かな雪の積もる森の中。鹿たちはつかず離れず、ただそこに居る。

同じ夢をみるとわかった2人は、あっちこっち、
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

やっぱり好き。ジャームッシュ。

街というフィールドに起こる出来事。

俯瞰なのか、主観なのか、それもどちらでもいいことなのかもしれない。

ファーフロムヨコハマの工藤夕貴が持つキティのポーチ、これ持
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触手(2016年製作の映画)

2.8

普通の映画として鑑賞するには、ちょっと難解というか、なんというか。

日々を懸命に生きる市井の人々。

夫婦生活の中で、不満を押し殺しながらもやり過ごす。
そんな、言葉にすると鬱屈とした感じになります
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.3

アル中で夫と離婚してボロボロ。
過去の自分と訣別できない、ウジウジしたレイチェルの救いは妄想。

うーん、寂しい。寂しい女です。2年も…。
元夫を崇拝するほど愛していたのでしょうか。そういった描写はな
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魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い(2018年製作の映画)

3.4

予想外の展開があり、3部作ラストは見応えがありました。

黒騎士の誕生や、ゴーゴリの出生の秘密。
そして、大きな隠された目的。

ラスト、こうきたか!と思う方が多いと思います。

魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018年製作の映画)

3.3

グローさんを失ったが、自分の足で立って事件解決まで頑張る!と奮起するゴーゴリ。

黒騎士だけでなく、不思議なことがたくさん起こる村で、少しずつ核心へ迫っていきます。

ゴーゴリ作品のエッセンスが散りば
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魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち(2017年製作の映画)

3.3

ダークファンタジー。
なのでしょうけど、どんどんRPGをプレイしてるみたいな気分になりました。

ゴーゴリの作品を元に制作されたのですね。

若い娘が殺害された地方へと事件解決のため出向く、訳ありげな
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リグレッション(2015年製作の映画)

3.0

実話に着想を得た作品とのこと。

人の記憶の曖昧さや、心、感情の現実への影響を描くよう。

なにかが起きた時、誰もが先入観を持ってしまう。当たり前なんだけれど、そこ、その点を人は忘れがちなのかもしれな
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

生き方も立場も違う2人の老人が人生の幕引きをする為に様々なチャレンジをしていきます。

きっと、1人だったらチャレンジしなかったんだろうな。2人だから、チャレンジできたんだと思います。

死は誰もが行
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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.8

何度も観てしまう。

人と自然の共存。

人が生きていく上で、常にそばにあるテーマ。それを忘れては人は存在できない。

自然が破壊されてしまったら居なくなるのは人。人か居なくなれば、いずれ自然は息を吹
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

追放が決定されたジョン・ウィック。
カウントダウンからのスタート。

前作からの休みなしなので、疲労を漂わせながらも、スーパー殺し屋が刺客をなぎ倒す!

ガンアクションも見どころなんですけれど、ふっと
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

この作品、キュアロン監督だったのを忘れてました!

たれびでも何度も放映されているので何度も見てしまってますが、ポッタリアンでないわたしでも楽しめる素晴らしいシリーズだと思っています。

キュアロン監
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シャドウワールド(2019年製作の映画)

1.7

アンダーワールドが好きな人たちが作ったのかしら?

でも、香りだけ。
人狼と吸血鬼である意味が無いのでは…?

突っ込みどころ満載すぎて、記せません。

頑張って制作したのかもしれないんですが、いろん
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アブダクション(2017年製作の映画)

2.2

悪くないんですけど、何かが足りない…。

あのマークとか、プリチャードって名前とか、信仰とか、農場の色を落としたトーンでの俯瞰撮影とか。
ムード満点なんです。

でも、もうちょい…!
なんか勿体無い感
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ダーク・スクール(2018年製作の映画)

3.0

全体に悪くないんですけど、消化不良が目立つかもしれません。

からくりはすぐわかると思うので…。

学校の成り立ちとか、それに関わる人たちのなぜ?が全く持って描かれきれず。
また、亡霊のボス?それとも
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

トニ・コレット、凄いですね。凄みのある演技に圧倒されます。

時折、憑依されているかのようなところがあって…。そこの切り替えなのか、そんなシーンもまた、恐怖を煽るんでしょう。

ストーリーはわかってし
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ワイルドリング 変身する少女(2018年製作の映画)

2.3

うーん。
なんというか。
綺麗に流れ過ぎなんでしょうか。

監禁されているアナがなんなのかはすぐわかる。

だから、その後の展開も、ね。

オーロラの彼方に仲間はいるのでしょうか。

アナ役の子、目が
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マザー!(2017年製作の映画)

3.8

前情報なしで観ていたのですが。

これ、創世記とか、キリスト教がモティーフのようです。

バルデムは創造主。
ローレンスは家というよりも、創造主の為の源、なのか。

そう感じたので、その後の成り行きは
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ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.1

ダンスを通して自分が何を求め、何を得たいのか。そして、表現するのか。

ダンスをしないとしても、表現者としての苦悩とギャップがありありと描かれます。

ラストのダンスシークエンスが素敵です。

ダンス
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

待ってました。タランティーノの新作!

きっと監督本人のノスタルジーも含まれつつ、タランティーノ節が炸裂するんだろうな。と、思ってました。

ピークを過ぎた俳優の苦悩と希望。時代の流れに取り残されまい
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死霊院 世界で最も呪われた事件(2017年製作の映画)

3.0

これ、実話ベースなので。

邦題が全然違うので、酷いなと思います。死霊館シリーズにあやかりたかったの?

現在も行われている悪魔払い。
死亡事件も起こってるのですが、実際のところはどうなんでしょうか。
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.1

安定の死霊館シリーズ。
その元のおはなしの始まり始まりってこと。

呼び出された悪魔を封印してた修道院が戦火により、封印が解けそうになってしまっている。

闘えど、最後の尼僧も死去。外に出さないために
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

アトランティス人と人間とのハーフ。アーサー。
うーん、これってアーサー王物語なんですか?一部。

それはさておき、海中の戦闘シーンの動きが独特になるのが面白かったです。海中になびく髪の毛とか。

そし
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.0

エゴン兄妹の日常はちょっと特殊。
兄のためとはいえヌードモデルする妹。時代を考えても、なかなかできない事だと思うのです。

だから、兄のモデルたちに嫉妬もする。そして、瀕死の重病の時は、必死で看護する
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

オープニングからラストまで。
細かな伏線が回収されるんですけど、肝心なところは結構藪の中。
鑑賞する側に委ねられているところがまた、凄い。

そして。
映像は美しく、シンプルな演出。
それがまた、背中
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ヴァンプス/VAMPS(2017年製作の映画)

2.3

古典的ですが、ツッコミどころもあり…。

きっと、低予算なのだと思うのですが、頑張ってます。

ヴァンパイアとグールの区分けが面白かったです。

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

凄いです。
80超えた監督作品ですが、人間の愚かしさをファンタジーの様に描く。

誰でも今よりもっと良い未来を求めていきているとおもうんですけどね、良い未来を求めすぎて、今を台無しににしてしまってます
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.2

悪徳警官との攻防。

どうやって解決するのかとおもったら…!でした。

相手を騙す為の役割分担。

最後はニヤッとするでしょう。

インサイドマン?でしたっけ?銀行の。あれと通じるような感じです。
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ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

2.4

タイムループなのか?
舞台として撮影したのか?
不思議と繰り返されるセリフ。

マストロヤンニが、おかしな役です。チャレンジだったのかなぁ、なんて思いました。

美しいリヴィエラの風景をバックに織りな
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.0

美しい風景に綺麗すぎるお金持ち療養所。

皆、白い服ばかり。
あれ?他の作品にもあったような…。

血生臭い昔話とどこかおかしな療養所。
真実はいつも覆い隠されているんですね。

1人だけいる特別な少
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.0

みんなが知ってるピーターラビットではありません。が、よく出来てるCGです。

ウサギのモフモフ感がよーく表現されてます。

ピーターラビットがかなりヤンチャで、ドタバタ劇にちかいです。

でも、テンポ
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.0

命の尊さを重んじると思われる医師。
命をどう扱うのか。
赤十字だって、国で患者を区別する。
良心と同じ女性としてのシンパシーがあったのだと思います。


戒律と一個人の気持ちとで揺れ動くシスターたち。
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.5

寺島しのぶは流石…と言ってしまう。

なんというか、独身の女性が歳を重ね、だんだんと息詰まっていく感じ。それがよーく出てます。そして、エロス。なんか、彼女にしか無いエロスが滲み出てます。

自分に正直
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