はさみさんの映画レビュー・感想・評価

はさみ

はさみ

映画(12)
ドラマ(0)
アニメ(0)

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

トラヴィスは社会の闇そのものなんちゃうかな。ベトナム戦争後の活気が失われたアメリカ、荒んだニューヨークの街、周囲からの疎外感、そういったフラストレーションの塊。そらあんな髪型なるわ。

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

4.5

常々言われるけど、幽霊なんかよりも人間の方がよほど怖い。マックス・ケイディの執念には畏怖の念を感じたわ。あそこまでくるともう人間じゃないみたいや。異形。畏れ多い。人間は怪物を生むから恐ろしい。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.8

生々しい人間の恐ろしさを実感。トラヴィスよりもルパートの方が共感しやすいから、親近感が湧いてより恐怖心を煽られる。トラヴィスにはならないだろうが、ルパートにはなるかもしれない。そう思うとゾッとしました>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.8

デ・ニーロの役者根性に脱帽。あれほどの増量はさぞ過酷なものやったろうな。デ・ニーロが四六時中毎日山積みのハンバーガー食って生活してたとか勝手に想像するだけで腹が重くなる。牢屋のシーンは圧巻でした。

ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.5

ストーリーもアクションも面白くてめっちゃ良かった。ハリソン・フォード、医者やのに喧嘩強すぎ。例えるなら河野玄斗が司法試験でなく、プロボクサーのライセンスを取得した世界線。もしくは鎬紅葉。

グーニーズ(1985年製作の映画)

4.0

童心に帰ったような感覚。こういったワクワク感を味わえるのが良いところ。俺も宝の地図欲しいなとか思ったけど、やっぱそんなもんより手っ取り早く現金出して欲しいと思ってしまったのは大人になった証。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.0

面白かった。「除霊」という畏怖されるような行為を「幽霊退治」というポップな感じにしたところが興味深い。エクソシストもこんな感じで悪魔祓えばいい。

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.7

怪奇現象もスプラッター的描写も一切ないのに、恐怖心を煽られる。結局1番怖いのは人間だと感じさせられた。悪いことしたらダメってことやね。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.8

沢尻エリカの演技めっちゃ良かった。
本当の美というものがなんなのかを考えさせられる。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

至高。タイラー・ダーデンのカッコよさに痺れまくり。あと何と言ってもラストのシーンが衝撃的で、ずっと頭から離れない。「Where Is My Mind?」の入るタイミングも完璧で、その渋さには感動すらも>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

疲労で途中うとうとしてしまったけど、なんとか最後まで鑑賞。レオンとマチルダの関係に感動。あと植木鉢の耐久力に感服。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

人間関係や目的がイマイチ理解できなかった。
ストーリーとしては面白い。無口なやつのサイコっぷりが良かった。