kさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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整形水(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

整形大国で大ヒットしたのも確かに頷ける。
しかしアニメーションが下手すぎる。完成度がニュースのCG再現以下。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

原作だけで充分だったのだが、ここに大泉洋がのっかってくると別の意味で二度楽しめた。
普段携わってる業界なので当事者と介助者との関係が映画でもしっかり描いてくれて良かったと思う。
ド深夜にバナナを買いに
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

キャスト・監督を筆頭に関わったスタッフ全員に拍手
実際に生きてる人を演じるなんて相当覚悟がないとできないだろうし、大泉洋も大胆なイメージとは真逆でかなり丁寧な役作りする人なんだな。
浅草のくじら屋行っ
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空白(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いつも聞いてるポッドキャストで絶賛してたのでみるかーと思い観た。
好きか嫌いかというよりは考えさせられる。
登場人物全員救いようのない人間すぎ
自分の娘に興味のなかった父親が、死んだ娘を真似して絵を描
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ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作で充分だし、見なくてもよかった。

その夜の侍(2012年製作の映画)

3.5

適材適所といったキャスティング。谷村美月と安藤サクラの組み合わせもよき。
うだるほど暑い夏の長袖って本当に嫌だ。堺雅人の顔ににじむ汗がやけにリアル暑そう。
ぷりんがバラバラになっちゃって、あーあぷりん
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大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇](2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作が小コミなので、ならではの妖艶さ、官能さな雰囲気が菅野美穂とばっちりハマっていてすごーく美しかった。
この作品で堺雅人と結婚した菅野美穂。2人とも演技がさっぱりしててカッコいい。これは惚れ合うだろ
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.8

これを観て鎌倉という土地に熱が入った。
3回行って3回地ビールを一本買って呑み歩く遊びをした。
土地設定は鎌倉から死後の世界へ行く。ちょっとリメンバーミーみもある(同じ時期に見たからか?)
堺雅人の演
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浮草(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昭和初期の夏、人だかり、明朝体の看板、語感、しぐさ、顔の動き、特に女性の口癖や所作のしなやかさに夢中になりまくっている。
杉村春子の演技はやはり良い。
彼女の身体が知る全てを演技に注ぎこむ鮮度の高い記
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晩春(1949年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

原節子の顔の端正さよ。この人の雰囲気が映画の全体を包んでいる。
所作が美しゅうて、それだけで胸いっぱいになるわ。
お父さんが飯でもいくかと娘を誘い、まだ用事が残ってると両端の歩道を別々に歩くシーンがや
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

冗談引き出しメモ「こりゃ〜頼朝公が幕府を開くわけだよ〜」江戸っ子ジョーク強烈。
婚姻式の嫁入り前の音楽暗すぎ。葬式か。
23.4歳で急に嫁入りしろと言われてもそらお父さん大好きっ子だったら死ぬまで面倒
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

時代と共に失われた景色、自然、建築、日本語、心、気遣い。
奥深き日本の美、優秀なり。
両親の緩やかで温かい会話、にこやかに話してるけど目が切ない。ひいおばあちゃんとひいおじいちゃんがいつもいる部屋を思
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.8

設定と構成がおもしろかった。
よく駅前のロータリーで狂った中年があーだこーだ叫んだりしてるが最初からこの形態ではなかったと少しは理解できそう。この人みたいに純朴な心をもっていた履歴があるかもしれないし
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.7

中盤ダレる予感はしたがじわじわとセンスを感じる。
ストーリー的にもやばいものを観てるんじゃないかと気づき、やっぱり最後は凄いものを見た感覚になる。
美しいシーンを観るとつい深呼吸してしまうが息をのむほ
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とんび(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

阿部寛
知識蓄え引き出し放出型というよりは憑依型なのかな?と思った。
分からんが、どっちにしても演技が素晴らしい。私的、堺雅人に次ぐお気にな俳優となった。
内容は、涙なしには観られない。いろんな感情が
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.6

カンフーがみたいのにCGの闘い多すぎ
ドカーンが見たいわけではない

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

ブラックジョーク満載、メンタルヘルス、信仰、宇宙の神秘とか色んな要素が正にアメリカが好きそうだなー!て感じ。
地球が滅亡する系の映画で1番笑って見れた。この映画の時だけアメリカ人なりたい。

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

5.0

傑作です
言葉がでません
まとまりませんので箇条書き

吉祥寺で見たけど終演後 拍手喝采
私のヒーロー、ニーナ・シモンはやっぱり大柱

あとなんかすごい悲しい顔しながら歌ってたゴスペルのシンガーの歌、
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

写真を現像しにいって
待ち時間にちょうど良かったので
見るかーと思いひとりで見た

脚本がめちゃめちゃ良かったが
映像美みたいなものがもっと良かったしんちゃんの映画もあった気がするので、うーん🤔
途中
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.1

いい映画だ。
大きいスクリーンで見てみたい。
ルネ・マグリットのシュールレアリスムや特にヒッチコックから系譜を引いてるんや
螺旋階段を登っていくシーン、サイコの怖いBGM等、他も色んなギミックがあるだ
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

美人な姉、可愛い彼女候補、お洒落なフランス映画だ!やった〜!とニヤついてたのも束の間、
悲しみの急展開。やられた。
24歳の男の子が急に姪を育てられるのか?という単純な疑念はあったが、最後は完全に愛そ
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火口のふたり(2019年製作の映画)

4.1


10日後に結婚する女の心の整理
元彼と最後の確認
テレビの購入などで都合よく使われる元彼

本来は別に伝える必要もないんだろうけど
それを本人に向かって「あの時はあーだったよね」みたいに共有できるの
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.4

黒人のリアルな口調、ジョーク、ユーモア
迫害の過去、悲しみ
泣きながら笑う顔が怖かった。
こういう感じだったんだろうな当時は

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

4.2

日本の良い映画。
左遷させられたとはいえ、どの国も行ってみたい。
ケニアってすごいだろうなー。
ライオン、ゾウ、キリン、バッファロー
野生のライオンはどんな毛並みなんだろう…
あんな太陽、一生に一回く
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.6

良い映画だろうと分かっていたのにずっと手をつけてなくて、重い腰を上げて見てみたらやっぱり良かった。

そして、父になる

まずタイトルが良い。「そして」の前にあった6年間も父だったろうけど、以前よりも
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

素晴らしかった
この時代に生きてて良かった
日本語オリジナルで見れる、良かったほんとに日本人で。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.9

丁寧に縁取られた日本の美。
考えない、体で覚える。
しなやかな動作に心を打たれた。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.6

慈悲のかけらも無い殺人鬼の精神が、この映画の演出にはめ込まれている。
殺すシーンを見せたり、見せなかったりと引き算の法則がやたらうまい。この監督おもしろい。