カステラの貴公子さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

訳がわからないけど妙に惹かれるし気になる映画。
監督は変態で異常者なんだろうな。
いい意味でね。
クローネンバーグのファンみたいだし。

車に性的な魅力を感じるシリアルキラーが車とセックスして車の子を
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.8

上海で裕福に育った少年が戦争をきっかけに両親と生き別れて捕虜収容所でたくましく生きる姿をスピルバーグが撮った映画。

主人公の少年を演じるのは当時13歳のクリスチャン・ベイル。
この頃から圧倒の演技力
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.8

清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を描く歴史超大作。

まさに波瀾万丈ドラマチックな人生。
3歳で皇帝に就任、しかし皇帝と言っても紫禁城の中だけで外にも出れず半ば城の囚人みたいなもの。
皇帝退位後も日
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.5

ヴァンパイアと戦う80年代ジュブナイルムービー。
ホラーコメディで面白いようなそうでもないような雰囲気がずっと続く、そんな映画。

ヴァンパイア集団は街のチンピラみたいな風貌。

聖水にんにく水鉄砲っ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

映画として面白かったかと言われると微妙だがほっこりして心温まる、そんな映画だった。
ハマる人にはハマるのか、もっと歳を取ったらハマるのか。

初めて観たのがこの《ニュー・ディレクターズ・カット版》なの
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マルルクちゃんの日常(2020年製作の映画)

3.7

全4話構成でマルルクの日常を描くショートムービー。

もともとは「メイドインアビス 深き魂の黎明」の上映前に毎週異なるエピソードが放映されたものみたい。

4話目にマルルクとオーゼンの出会いが分かった
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スターマン/愛・宇宙はるかに(1984年製作の映画)

3.5

ジョン・カーペンター作品なのに怖くも不気味でもなくなんだかほっこりする宇宙人との恋愛ロードムービー。

ただちょっとパンチ力にかけるというかなんか地味な感じかな。

知性があって野蛮なのは地球人だけら
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悪魔の毒々モンスター東京へ行く(1988年製作の映画)

3.5

「悪魔の毒々モンスター」の第2弾。
今回の舞台はまさかの東京。
関根勤、安岡力也も出演。

前作よりもくだらなさが増してコメディ色強めでバカ。
日本パートはグロさが和らぐけど鼻たい焼きや温泉しゃぶしゃ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

通常2D 映画の日。

絵も綺麗で難しく考えれば深いし、そんなに考えなくてもエンタメ性が高くて面白かった。
なんだかジブリ感溢れるファンタジーで。
そんなに恋愛恋愛してないのもいい。
見たことのある新
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

通常2D字幕 映画の日。

2019年と2020年にアメリカで最も売れた本の映画化。
物語は殺人の容疑をかけられた"湿地の娘"カイヤの裁判と彼女の半生を回想しながら進む感じ。

予告やポスターの感じか
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ザ・デプス(1989年製作の映画)

3.0

海洋モンスターパニック映画。
でも1時間近くモンスターは出てこないのでクライマックスまでやや退屈かな。
まぁモンスターが出る前も後も基本的には精神不安定な契約社員スナイダーのせいなんだけどね。

パッ
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.3

ゾンビ映画の父ジョージ・A・ロメロ×ホラー小説の帝王スティーヴン・キング。
全5話からなるオムニバス映画。
正直全話可もなく不可もなくという感じかなぁ。

2話目の隕石の話、主人公スティーブン・キング
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チャイルド・プレイ/チャッキーの種(2004年製作の映画)

3.2

「チャッキーの花嫁」を現状見る方法がレンタルくらいしかないので飛ばしてこっちを鑑賞。

スプラッターホラーではなくスプラッターコメディ。
全体的に下ネタ多め。
タイトルも「チャッキーの種」だからね。
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.2

ガモーラを失ったピーターを励ますためにケヴィン・ベーコンを贈ろうとするイカれた話。
だけどフェーズ4どころかMCUの中でも屈指の名作だった。
前半のドラッグスとマンティスの珍道中は笑えるし、後半のハッ
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フットルース(1984年製作の映画)

3.7

「The Guardians of the Galaxy Holiday Special」に向けて。

足元を映すオープニングと倉庫で1人で踊るケヴィン・ベーコンが印象的。

シカゴから主人公がロック
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悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

3.7

てっきり化物に襲われるスプラッターホラーかと思ってたら、有機廃棄物を浴びた主人公が悪を成敗するヒーロー映画だった。

子供を轢いてその頭を潰したり、盲導犬を撃ち殺したり、今じゃ絶対できない…というか当
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.7

前作から5年、バーグ島とドラゴンの共存も馴染んできてヒックも青年になった頃の話。

母親の登場にはやや驚いたけど母親は自分勝手っな感じ。

ボスドラゴンのワイルダービーストはドラゴン感が薄め。

ドラ
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ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチ(2019年製作の映画)

3.5

キャストよりスタッフに焦点を当てたドキュメンタリー。

出来れば最終回を見た後すぐに鑑賞したかったかな。

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.3

東宝三大怪獣なのにゴジラ、モスラに比べてやや影の薄いラドンの唯一の単独作。
ただし前半は“メガヌロン殺人事件”というおどろおどろしいサスペンス。

ラドンが出てからはラドンをメインにした怪獣映画。
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

IMAX 3D字幕。

チャドウィック・ボーズマンへの追悼とブラックパンサー継承の物語。
オープニングのMARVELのロゴがティ・チャラ仕様になっていて泣いた。

映画としては面白かったんだけどなんか
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バーバレラ(1967年製作の映画)

3.6

楽しい楽しいお色気スペースオペラ。
世界観ははちゃめちゃだけどそれが素晴らしい。

ストーリーは破綻してるけど展開が二転三転するのと謎のエロシーンが多めの為か観ていて面白い。

オープニングの宇宙服を
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.3

鬼才デヴィッド・リンチの長編映画デビュー作。
カルト映画の代表格。

もう難解とかそういうレベルじゃないくらい意味不明。
化物みたいな見た目の未熟児、ラジエーターレディ、消しゴム付き鉛筆……何これ?
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白いんだけどなんかインパクトに欠けて惜しい感じ。

弟からのプレゼントでとあるゲームに参加して散々な目に遭って、これ全部演出でしたって言われてもツッコミどころも多いしご都合主義が過ぎる気もする。
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

3.3

制作総指揮にスティーブン・スピルバーグ、監督にトビー・フーパーで製作された80年代を代表するホラー映画。

割とファンタジー要素強めでファンタジーホラーという感じ。
そのせいかホラーとしてもファンタジ
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.4

内容は難解でちんぷんかんぷんだけども、何故か言いたいことはわかる気もする謎な映画。

映像で洗脳、そして現実と幻覚の区別がつかなくなる感じは40年前の作品だけど現代にも言えることがある。

幻覚を分析
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SPACE JAM/スペース・ジャム(1996年製作の映画)

3.7

くだらないけど面白い。
ルーニー・テューンズのノリになるマイケル・ジョーダンが楽しい。

ルーニー・テューンズは日本語しか見たことなかったから英語を喋るバックス・バニーやトゥイーティーに違和感。
マイ
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用心棒(1961年製作の映画)

3.6

カッコいい骨太アクションかと思ってたら割とコメディチックなのね。
三船敏郎がカッコいいのは間違いないけど途中ボコボコにもされるし。

電車の中でやや寝ぼけながら観たのと字幕がないので何を言ってるかわか
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.3

面白いとかというより洒落たフランスのブラックなおとぎ話的な。
最初から最後まで不思議な感じでよくわからん。

ディストピアにカニバリズムだからホラーとかサスペンスとかだと思ってたけどブラックコメディ。

オルカ(1977年製作の映画)

3.4

「ジョーズ」のヒットで量産されたアニマルパニックのひとつ。

あらすじを見て妻子を殺された漁師がシャチに復讐すると思っていたら、逆で妻子を殺されたシャチが漁師に復讐する物語だった。
完全に主人公が悪な
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.6

前作から20年後を描いた20年ぶりの続編。
前作ほどのぶっ飛び感と疾走感はないものの、年をとっても相変わらずな主人公達を見てノスタルジーを味わう映画かな。

前作はうろ覚えだったから見直してからの方が
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LEGO スター・ウォーズ 恐怖のハロウィーン(2021年製作の映画)

3.4

たまたまハロウィンの日に観たけど内容はハロウィンとは関係ない感じ。
一瞬、BB-8の下の球体がジャックオーランタンみたいになるけど。

主役は一応、ポー・ダメロンだけど中盤は「カイロ・レンとレン騎士団
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攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

3.6

攻殻機動隊ARISEの完結編映画。
ARISEシリーズだけどタイトルにARISEは無いのね。

ARISEで分からなかったファイアスターターを作ったのが誰かとかクルツ中佐が何者かとか分かったのが良かっ
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攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT(2015年製作の映画)

3.4

「攻殻機動隊 新劇場版」に繋がる前日譚。
新劇場版を見てみないとなんとも言えない気がする。

ホヅミ大佐頭部だけで生きてた。
ロジコマの「サイトーさん」と「ミサイルです」の言い方がかわいい。

2話を
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LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル(2020年製作の映画)

3.5

LEGOならではのコメディ作品。
正史では絶対ムリなセルフパロディのオンパレード。

本編では邪悪なダークサイドの人たちはコメディリリーフ担当。
ポー・ダメロンも。

一瞬だけ出てくるグローグーはレゴ
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攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(2014年製作の映画)

3.4

ARISEの第四部。

4作の中では1番"攻殻機動隊"っぽかったかな。
過去作のオマージュシーンらしきとこもあって。

正直、話の内容はあまり理解できてない。

攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(2014年製作の映画)

3.3

ARISEの第三部。

恋する草薙素子な回。

9課ではないけど草薙の元にトグサ以外集結。
トグサはほぼ生身なのを罵倒されるが優秀。