kazuuuさんの映画レビュー・感想・評価

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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

単体作品としても面白いが、これを観ることでXの見え方が変わってくる、という仕組みが面白い。
例えば、Xファクターと言う言葉、ブロンドへの恨みなど、二作品の関連性が感じられる。Xで出てきたセリフが、過去
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No Way Up(原題)(2024年製作の映画)

3.0

バードストライクにより飛行機が海に墜落、わずかに残った機内のエアポケットにて、決死のサバイバル。

飛行機に乗る度に、もし墜落したら生き延びられるか、と妄想をするのだが、海に墜落するパターンはかなり恐
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.8

みんな大好き、宇宙の戦闘民族プレデター。今回は、300年前のアメリカ先住民達と戦いを繰り広げる。勿論機関銃など無いこの時代にプレデターに勝つには、手に握りしめた槍、磨き上げた肉体と戦いの知恵、そして挫>>続きを読む

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.2

愛すべき、おバカ映画枠。ビーバーがゾンビになってゾンビーバー。クスッと笑ってしまうチープさと、ホラー映画のお約束を破る展開が面白かったです。

ヘル・ディセント(2022年製作の映画)

3.4

ニールマーシャル監督による、モンスターアクション映画。

怪物vs軍人の戦いに力を注いだ作品となっている。前編通してハイテンション、かつ脳筋バトルが繰り広げられるので、ドンパチリ好きは楽しめるだろう。

コン・エアー(1997年製作の映画)

3.9

ニコラスケイジが寡黙な正義漢を演じたアクション大作。勧善懲悪なわかりやすさが、日曜日の夜に見るのに丁度いい。ど迫力なアクションシーンと、悪党の中に紛れて戦わなければならない緊迫感が見どころ。

Bunker(原題)(2022年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦を背景に、塹壕に閉じ込められた連合軍兵士たちが体験する、異次元の恐怖を描いた作品。

低予算スリラーながら、観客にねっとりとした恐怖を感じさせる塹壕内の雰囲気と、閉じ込められた人々の精神
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.7

SFアクション大作。感情が抑制された社会を舞台に、人間とは何か、文化とは何か、を考えさせられる。
感情を無くし、まさに社会の歯車として働く主人公に対する、「あなたはただ時計の針を進めているだけ」という
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

死者と対話できるアイテムを使って遊んだ結果、地獄を見る事になるお話し。
ジャンプスケアが多く、ショックシーンも過激な部類に入ると思う。ラストシーンの演出は、ホラーっぽくてよかった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

楽しい気分になれる映画。

昔、ニンテンドーDSでスーパーマリオをやったのみだが、ゲーム画面やゲーム上の仕掛けなど、小ネタ満載で楽しめた。
加えて、各キャラクターの背景の作り込みもあって、ゲームの世界
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.7

前作よりもまとまっていて面白かった。

ステイサムが槍を持ってメガロドンを迎え撃つという激アツな展開は、彼だからこそ可能であると感じさせる凄みがある。

クリーチャーの数が増えたのも個人的にはグッド。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

遂にワイスピフランチャイズも最終章突入、ということで歴代ファミリー大集合。

相変わらず車を使ったアクションシーンについては、他の様々な映画と比較してもド派手で、あり得ないシーンの連続。この現実離れし
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.7

午後のロードショーでよくやっていた。ワルだがスマートで、カッコいいと感じる良さがこの登場人物達にはある。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.6

ロバートマッコール兄貴が、悪人を成敗する人気シリーズ。

基本的には過去作と同じく、悪に虐げられた街の人々を、マッコールさんが救うお話。毎度同じ展開で驚きはないが、逆に言えば安定の面白さである。言いた
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

設定からしてバカバカしさが有りつつも、正統派なアニマルパニック映画となっている。

冒頭の引用がWikipediaからされている、というおふざけから始まり、シリアスにならないユーモアが心地よい。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.9

フィンランドの最強爺さんが、喧嘩を売ってきたナチスの軍団をたった1人で血祭りに上げる。系統としては、イコライザー、ジョン・ウィック系の映画である。

とにかく寡黙な最強爺さんが魅力的だ。多くは語らない
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

安定のマーベル印。アクション、選曲、コメディ要素全てガーディアンズ感満載で、楽しめた。

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.7

シンプルながら見せ場あり、面白いアクション映画。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションのスリラー映画として、かなり面白い作品。
高所恐怖症の人間には耐えられないであろう映像と演出が素晴らしい。例えば、塔を登っている途中、ハシゴのネジが振動で外れそうな様子を細かく描写
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L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.7

こういう未解決事件ものは、正義が果たされないのであまり好まない。本作においても、組織における隠蔽、妨害、個人の自己防衛で正義がなされないもどかしさを感じることとなった。

事件そのものは未解決だが、真
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クライモリ(2021年製作の映画)

3.5

オリジナルとはテイストが異なり、これはこれで面白い作品。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.5

韓国産バイオレンス映画。他の皆さん書いてる通り、エグさと救いのなさが凄まじい。かなり心かき乱される内容である為、万人にお勧めできる作品ではない。しかし、私はこの暴力に満ちた復讐の行末が気になり、最後ま>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.6

大学時代に家庭教師をしていた頃、とある小学生が持っていたサンタクロースの夢が、私の目の前で砕け散った。それを目にして以来、子供と会話する時は、サンタクロースの話題は避けるようにしている。この映画はR1>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

3.7

辛い時は心安らぐ妄想の中で時を過ごし、夢を持つことで将来への希望を持つ。しかし、そんな主人公にトムクルーズは伝える。「お前は現実から逃げてるだけだ。本気で夢を叶える気ないだろう?」その言葉を受けた彼は>>続きを読む

クラッシュ(1996年製作の映画)

3.0

このクローネンバーグの「クラッシュ」においては、所謂マニアックな性癖を持つ人々が描かれ、彼らがひたすらに快楽を突き詰める様子が描かれている。

この映画を観て思い出したのは、朝井リョウの小説「正欲」だ
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

3.5

人と人との不思議な縁、というものは年取るごとに感じてくるもの。中でも双子というのは特に不思議な縁を感じる事がある。例えば、私の弟は双子なのだが、大学、就職先と別々の選択をしたにも関わらず、最終的に同じ>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.8

あなたは、私がハエ人間になっても愛してくれますか?そんな究極の質問投げかけてくる映画。

SFホラーの様相を見せつつ、根本は恋愛映画だ。ラストシーンでハエ人間の見せる切ない表情とその行く末は、映画史に
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屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.5

自分がそうなったらと思うと、非常に恐ろしい作品。呪いの理不尽さ、そしてその影響が強すぎる。

徐々に繋がるストーリー、恐怖演出が良かった。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

社会的テーマを織り込んだスリラー作品として、クオリティが高い。女性の社会進出という現代の動きは、旧来的な家父長制を意識する、マッチョな男性像とは相容れない。金銭的、身体的にマッチョになれない男の救いの>>続きを読む

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

悪い事が起こった時、通常、人は何がいけなかったのか、理由を探す。先日細菌性胃腸炎にかかった時、ドライバーが買ってきた屋台飯が原因だ、そうに違いないとドライバーを恨んだ。しかし、本当の原因はわからない。>>続きを読む

裸のランチ 4Kレストア版(1991年製作の映画)

3.7

ビジュアル系キワモノ映画。
ストーリー云々ではなく、アート作品として楽しむのが正解な気がする。麻薬常習者の体験する世界を映像化したら、こんな感じの映画になる?

エロティックを通り越し、下品で笑ってし
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イグジステンズ(1999年製作の映画)

3.2

正直、これは全く訳がわからなかった。登場する数々のアイテムのビジュアルは独創的で素晴らしい。

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.8

キング原作でクローネンバーグが監督。これまたわかりやすくエンタメな作品で、気負う事なく楽しめる秀作。

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

渋めなマフィア映画。舞台となるロンドンの空模様と同じく暗い話だが、終盤の意外性含めて、見応えある作品。すべてを説明し切らず、想像の余地が残る部分も、余韻が残っていい。

この監督は本当にジャンルに縛ら
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