ほしママさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ほしママ

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フラッシュ・ゴードン 4K(1980年製作の映画)

4.0

全くの初見。
懐かしい世界観と
お色気系の演出もありで
ツッコミどころ込みで
大人のファンタジーを
楽しませてませてもらった。
自然と笑えてくる〜

クイーンの音楽と鷲🦅軍団や
帝国軍のフォルムもカッ
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オマージュ(2021年製作の映画)

4.2

作品はヒットには遠く
夫と息子からも仕事に理解を得られず
仕事のパートナーも去ろうとしている
中年の女性映画監督が
韓国初の女性監督映画の修復に取り組む。

何とか映画の欠けた部分を
探そうと動く姿が
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

4.0

地盤沈下の測量をする青年ハン。 
ゴーストタウンで友だちとの毎日を
日記に記す少年ハン。
違う時間軸で進むふたりと
取り巻く人たちの日々には
共通のアイテムが次々登場して
微妙に影響し合う。
青年は、
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

3.8

仮設トイレのワンシチュエーションと
ポップなオープニングに
おマヌケな脱出劇を想像していたら
とんでもなくヤバイ作品でした。
痛い、臭い。
いやぁー、伝わってきました💦

シリアスかと思えば〜
もうホ
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

4.2

実の父の選択が真逆で
何とか生きようともがきながら
結局2年間ベッドで
補助人口呼吸器に繋がれての
最後だったので
色々な思いが浮かぶ作品だった。

自分にも必ずいつか来る時
しっかり考え子どもに伝え
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

エッフェル塔の倍の高さの 
電波塔に登ったふたりにトラブルが襲う。

塔のテッペンの
狭いスペースの場面が続くが 想定を超えた困難が次々襲う展開に
目が釘付けだった

途中、感じた違和感は、演出だった
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.2

役人、軍人
それぞれの立場で
身勝手な発言・提案をする会議。
よくある光景に見えるが
彼らの話してる内容は、最終的解決。
同じ人間を人間と思わない虐殺について。 

やがて若手の提案で
あの地のあの悲
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君に幸あれよ(2022年製作の映画)

4.3

痛みを抱えた若者に未来はあるのか。 
ずっと危なっかしくハラハラし通し。

でも、リヒトのキャラが
観ている側にも癒やしをくれた。 
シンジのどこか生真面目なところも
信じたい気持ちになった。

ラー
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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

4.5

出会って暮らして別れる。
暮らしてみてわかること
別れたらこそ見えてくること。

背負ったものを重荷に思っていたけど
降ろしたらそれはそれで。

イライラするけど、愛しい気持ち。
チグハグな思いと態度
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

スラムダンクと伊坂幸太郎は
私と娘、息子をつなぐ
必須アイテムでした。

特にスラムダンクは 
どんなに親子・姉弟ケンカしていても
月曜日が来れば、三人が笑顔。
単行本は、発売日に息子が本屋へ。
必ず
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白獣(2021年製作の映画)

4.2

雪深い森。
広がる空。
村人たちの衣服や武器。
こだわりの感じられる映像。

戦い、まだ見ぬ世界に旅立つ。
人間の性。

言葉少ない中で 
意思疎通しあい
情が生まれる。 
それも人間の性。

主役の
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.8

新年早々、呪いとかゾンビって?と
不安に感じていたけど、面白かったぁ。

企業の隠蔽体質
社会的弱者の問題を
うまく組み込んで
アクションあり
カーチェイスあり
主役はジャーナリストで
SNSの要素も
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.2

141分。
全く長いと思わず
ずっと画面に釘付け。

事件の発端は簡単に明かされるが  
その後の畳み掛けるパニックの数々。

本当に面白いエンタメ作品でありながら
面白いと言うことを
はばかられるリ
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.1

史実に基づく物語。
どのジャンルにも奇跡の物語は
あるのだと改めて。

欲しいのは胸の高鳴り。
生きがい。
夢に掛けるワクワクを
ジャンと一緒に味わった。

夫婦愛、家族愛、友情〜全てが胸熱。

選曲
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北⾵だったり、太陽だったり(2022年製作の映画)

4.3

塀の中の男に面会するために
元お笑いコンビの相方と 
そのマネージャーがプチ旅をする。

コンビの絶頂期の三人の笑顔が素敵。
今は、ひとりは塀の中で元ネタに
思いを馳せ
ひとりは担当のタレントに振り回
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

4.3

出会ってしまったら
性別や地位なんかどうでもいい〜
素敵に愛し合い子どもたちにも
オープンに紹介しようとする父親
とても受け容れられない子どもたち。

タイトル通り「泣いたり笑ったり」なお話。

でも
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.5

とっても贅沢な時間だった。
まず、料理の数々。
動ける範囲で手に入れたものを
調理して食べる。 
人間の一番自然な食事の姿だと
聞いたことがあります。

映像も綺麗で、映し出される 
植物も虫も動物も
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

4.5

嫉妬深くて不器用な小説家志望の男。
訳ありな感じの子持ちの女。の
奇妙な同居?から始まる物語は
ずっと不安定な不安な空気を纏って進む。

ふたりの過去が振り返られつつ 
今のふたりと息子の毎日が
映し
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あのこと(2021年製作の映画)

4.1

中絶が法律違反だった時代に
予期せぬ妊娠。

シャワーも一緒の
プライベートのない寮生活で
「あのこと」を胸に秘め
正に命を掛けて闘ったアンヌの12週間。

ずっと緊張の連続。
女性だけが、一方的に窮
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ある男(2022年製作の映画)

4.3

新しい登場人物が出てくるたびに
物語の色が変わっていく。
しかも芸達者で好きな役者さんばかり。

柄本さんの迫力には圧倒された。
一緒に観た夫は、窪田くんの裸が
素晴らしく、ボクシング場面と
日常のシ
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呪い返し師―塩子誕生(2022年製作の映画)

2.5

前作同様、どらみさんが
私の分もチケットを貰ってくれて
誘って頂きました。

人の道に外れた行いをする者の
心に巣くう悪霊を退治する話。
悪い奴が、次々に登場して 
塩子にぶった切られる。

今日、鎌
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わたしのお母さん(2022年製作の映画)

4.0

娘であり、娘の母でもある私には 
ずっと緊張の連続の鑑賞だった。

親っていつまで経っても親で
老いては子に従え〜が
なかなか出来ない。

娘は、母を色んな意味で
超えてることを自覚していて
親の指導
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ナイトライド 時間は嗤う(2021年製作の映画)

4.0

「コール〇〇」
危険な取引に向かう車中で
電話で相手を呼び出し、指示を与える。
時に、相手からの電話。
やり取りだけで、どんどんピンチに  
陥っていく男を描く。

助手席に乗っているような臨場感と
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ほとぼりメルトサウンズ(2021年製作の映画)

4.5

どらみさんから何度かお勧めを
頂いていた作品、観てよかったぁ〜。

何かのきっかけで亡くした人を
思い出す、音がきっかけで。
あるよね。

自由に生きるコト。
おばあちゃんちを訪れてみると
庭に知らな
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紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.8

不気味なもの集めました〜 
色々とCGでごめんね~な
作品なのに面白く観ちゃいました。

DJのお姉さんが勇敢で  
森に果敢に挑戦するのは
見応えありました。 
森に住む「アレ」の姿もヨシ。

空想
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

4.3

「同じパパなのに違う人みたい」
子どもが可愛くない親は、いない。
それでも、違う顔を見せてしまうのは
家父長制・男尊女卑が
根強い中でのひとりっ子政策が
親の心を歪めてしまったから。

だから、アンラ
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人生は二度とない(2011年製作の映画)

4.3

結婚が決まったインド人青年が
友だちふたりと独身旅行で 
スペインに繰り出す物語。

元々、インド映画って
サービス精神に富んでいるけど
これも、2時間半に
映画の楽しさ、てんこ盛り😊

歌、ダンス、
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警官の血(2022年製作の映画)

4.2

祖父、父からの警官の血を受け継ぎ
警官になった正義感溢れるミンジェは
先輩の捜査の行き過ぎを裁判で
証言したことから配転を言い渡され
汚職疑惑だらけの警官ガンユンの
不正を暴くための潜入捜査を言い渡さ
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

5.0

実話に基づく〜と、最初に断りが。
そして、オープニング。
ここで、結末はわかったはず!?だった。

ペルシャ人と身分を偽ったお陰で
取り敢えずの命を保証されるユダヤ人青年。
ペルシャ語を将校に教え始め
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向田理髪店(2022年製作の映画)

4.2

町中、知らない人は居ない。
同年代の仲間の絆は強く 
知りすぎて深入りしてお節介。

そんな町にも変化の時が!
東京からUターンの美人ママが
経営するスナックがオープンしたり
映画のロケ地に選ばれたこ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.1

どらちゃんの後追い。
感想にご主人が男の子が上手いと
仰ったと、ありました。
いやいや、正に私もこの子凄い!と。

待ち合わせの彼女との
ウキウキのやり取りからの豹変。
取調室の刑事との対峙の高揚。
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.5

冒頭のダンスバトル、楽しい🎶
家族でひとつの事に挑戦するのって
観ていて本当に心地良い。

ステキな四人家族だったのに。 

亡くした家族、友から
チップを取り出すことは出来ないけど
思い出して、存在
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ステラ SEOUL MISSION(2022年製作の映画)

4.0

タイトル通り「ステラ」が影の主役。 
まるで、主の心が読めるような。
ヨンベが、話しかけたくなるのもわかる。

時速50キロ以上は出ないし
突然、カセットデッキが作動するし
廃車目前なんだけど
外車(
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.5

言いたいこと、思いっ切り吐き出しちゃえ!

芝居がかった演技がめっちゃ癖になる。
4組の男女の現在の起承転結に
過去も絡んでくるから
その進行の速いこと!! 
疾走感が半端ない。

全く違うタイプの4
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

何で不思議キャラ?と思ったら
四畳半神話大系とのコラボだったのね?

サマータイムマシン・ブルースは
大好きな作品。
一時、ヨーロッパ企画にハマってて
サマータイムマシン・ワンスモアは
舞台を鑑賞しま
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.8

予告なくやってくる生理。
相手の思慮次第の避妊。
女性が一方的に傷つく中絶。 
リスクのある高齢出産。
ワンオペによる産後うつ。
子育ての母親の責任。
同性からの圧力。

女性って本当に大変を
ぜーん
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