ほしママさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ほしママ

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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

4.5

類稀な嗅覚を持つ少女、ヴィッキー。
大好きなママの匂いを集め
瓶に詰めコレクションの毎日。
学校では壮絶ないじめに遭うけど
愛してくれる両親との平穏な毎日。

ところが〜
突然の叔母の同居がきっかけで
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

4.0

ポスターになってる場面は
その時だったのか。
寺島さんの表情が素晴らしすぎた。

他にも車のシーンが多い。
狭い空間にふたり、三人。
つい本音が出る空間かも知れない。

女にだらしなく嘘つきなのに
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.6

シイノのような強烈な経験はない。
でも、この年になると
何人かの親しい人たちを亡くしていて
生きている間に〜しておけば良かった
と、思うことがそれぞれに、必ずある。

窪田くん演じる青年の放つ言葉で
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.8

コロナがまん延し始めた頃
職場でも、湿気が大事らしいと
加湿器が導入された。
すると、水を貯めるタンクが
カビやすいと言い出す人が出て
殺菌剤を混ぜ込むようになった。
そしたら今度はこの薬が
人体に悪
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「おみおくりの作法」は
りんこさんのお誘いで一緒に観て
感動して、興奮して、JRの階段下の
柱の脇で、感想を言い合った作品。

本作を話題にしたら、どらみさんが
「リメイクだよ。予告を観たらわかった」
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夜を越える旅(2021年製作の映画)

4.2

漫画家志望だけど作品が完成せず 
彼女との同棲生活にも
行き詰まっている様子の主人公。

学生時代からの馴染みのゼミ仲間と
恒例の旅に出掛ける。
再会してすぐはぎこちないけど
食事をして打ち解けあった
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メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー/ケヴィン・オークイン:美の哲学(2017年製作の映画)

4.2

ベースを作り、色を足し重ね〜
様々な個性を放つ美女たちを
更に魅力的に、その美しさに
磨きを掛けていく。

自身が、LGBTとして
いじめに遭った過去があるケヴィン。
目の前に現れた誰にも公平に
フラ
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.7

4軒並んだ平屋のアパート。
三畳と四畳半。
はからずも、招かれざる客が
そこを「家」にしてくれた。

そいつは、とんでもなく図々しい。
いきなり、チャン呼びの怪しさ。
だけど、時に哲学者のよう。

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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.5

『流浪の月』を観て迷走している時
どらみさんが、「本当に辛かったり
苦しいことは、表に出せない。」と
ふたりの事をレビューされてて
(ニュアンスが違ったらごめん)
ちょうど原作を読んだ後だったので
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きっと地上には満天の星(2020年製作の映画)

4.3

光、音、色〜総てが怖い。
そんなリトルを幸せにするには。

そばに居てやる事が
本当に一番なのか。

試写で観た「ドライビングバニー」同様
弱くて生活力のないシングルマザー。
公共に助けを求めると
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長崎の郵便配達(2021年製作の映画)

4.7

ノーモアヒロシマ
ノーモアナガサキ
ノーモアヒバクシャ
ノーモアワー

生の映像、生の声
スミテルさんのスピーチが
ズンと重く鋭く心に届いた。

記録映像と取材の場面
長崎のロードムービーの要素
41
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デュアル(2022年製作の映画)

4.3

リアルVSクローン、緊迫の決闘の
シーンで、物語は幕を開ける。

主人公のモヤモヤが、描かれ
クローンとの戦いに向かっての
鍛錬の日々が続いていく。 
このまま、ジャケット通りの
決闘に突入の流れを想
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天使の涙(1995年製作の映画)

4.5

描かれる5人がとにかく魅力的。
その人物設定もルックスも。
若い金城さん、可愛くて最高。
やりたい放題にワックワクだった。

エンドロールで、タイトルが
場面になっていて
作詞作曲が同じ曲がズラッと
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ミューズは溺れない(2021年製作の映画)

4.5

トライアンドエラー
スクラップアンドビルド 

開けてみないと、中は覗けない。
壊してみないと、触れられない。
壊して開けて踏み込んだら
新しい世界が、見えてきた。 

独特なリズムで刻まれる
打楽器
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

ごく最近
レビューしてないことに気づいた。

復讐をエンタメで描く!
観てる側を乗せる音楽。
誘惑の手口の面白さ。 

すぐに面白かったぁー
スカッとしましたぁーって
なるはずだったのに
何だかとって
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ただただ愛するふたりの子どもと
気がかりな姪のため
母の思いが疾走する。
貧乏人には里子に出せ〜としか
言ってくれない行政に絶望し
母の思いは、時には暴走となる。

孤立無援ののバニー。
同じ母として
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激怒(2022年製作の映画)

4.3

オープニングから映像のクオリティも
高くて、見せ方もすごくうまい。
狭いドアから、次々と現れる
正義の傘を被った勘違い野郎たちを
バッサバッサとやっつける。
基本的にスカッとするやつ。  

どらみさ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

馬の調教場が舞台。
早く走らせる馬ではなくて
演技をする馬を育ててる。
父の突然の不可解な死によって
牧場を継ぐことになったOJ

調教の場面が好き。
撮影スタジオでの馬とOJの様子
突然現れた妹の前
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.8

ストーリーは、好き。
ラストシーンも好き。

でもなぁ。
アメ車での行為。
あんな見せ方なら要らない。
痛めつけられて病院送り
メイクしてきれいなお顔のまま?

各年代のイケメンさんを
闇落ちの経歴と
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.5

服装が乱れがち、よく汚す。
スキップが苦手。
独り言をブツブツ。 
総てがマイペース。
 
小さい時、あみ子要素
いっぱいだった私。

無垢で自由で、でも意外に
周りに気配りをしている。
でも、それが
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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

4.5

前半、少しボッーとしたことを
深く反省するすごい作品。

戦争で心も体も傷ついた。
それは第一線で戦った
男たちだけではない。

心の傷を負いながらも
生きるために
戦後も、更に戦い続ける女たち。
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

4.2

シュールなジャケットの
イラスト化された四人のとぼけた顔。

タイトルまーんまの変な穴🕳のお話。
変な穴🕳だけに
変な映画だけど、意外に深いかも。

アンチエイジング、叶うなら叶えたい。
穴に降りてい
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Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.9

実際にあった事件を
SNSの投稿を元に映画化したとの断りあり。

ZOLAがキレイで
ポールダンスに見惚れる。

たまたま知り合った女に誘われ
そのままダンスでひと花〜と  
目論むが、実は女は男に操
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

同い年の娘と母が出会うという
ファンタジー要素がありながらも
特に違和感もなく
とても自然で、ストレートに
母と子の思いが伝わってくる。

森の風景、風の音、静かな湖面
大好き、傑作!

表情で繊細に
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.4

タイムリープものは、大好き!
しかも、お仕事映画。

繰り返す度にどんどんミスがなくなって
効率が上がるわけだから
タイムリープとお仕事映画の
相性はバツグン。

それぞれがクリエーターなんだけど
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.0

住宅ローンは借りたけど
不動産会社が全部やってくれたし
経理の仕事もしたことがない
金融には全く疎い私にも 
なかなか親切な作りだった。

池井戸作品の映像化は
結構観ていて、本作も大筋は同じ。
正し
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

新幹線に似た何かの乗り物。
こだまの停車駅と同じ名前の駅。
日本人に似たどっかの国の人。

疾走する超高速列車の
「ゆかり」だけあって
ストーリーも疾走感あり。
そして、ゆかりが暴走を始めると 
スト
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あの娘は知らない(2022年製作の映画)

4.4

若いのに旅館を
ひとりで切り盛りする女性。
休業中とわかっていて
泊めて欲しいと言う男性。
不思議な縁に導かれて出会うふたり。

煙草、海、山〜
二人は、ひとりを思いながら共に行動する。
それは、時に
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

まず、一番ビックリしたのは
冒険に行く先の坂道。
よくもまぁ、あんなすごいロケ地を
見つけてきたものです💦

小学5年生、思春期前。
子どもから卒業できてない子
一足先に大人になっている子 
どの子も
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スワンソング(2021年製作の映画)

4.8

オープニングがから既にパットのとりこ。
何てセクシーでキュートな流し目💕

毎食後、折り直すナプキンの数々が
パットの退屈な老人施設での生活を 
垣間見せてくれる。
唯一の楽しみは、美しいご婦人と
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神田川のふたり(2021年製作の映画)

4.2

後半、「常識」に言及する場面が
あるんだけど、この映画こそが
私の「常識」を打ち破ってくれた~💕

時に寄り道をしながら  
神田川に沿って走り続け🚲🏃‍♂
話したり、笑ったり、食べたり。
主役のふた
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

アイスランドの人里離れた平原。
羊飼いの夫婦は最愛の娘を亡くし
牧羊犬、猫との暮らしていたが
突然神からギフトがもたらされ
一気に幸せな日々が訪れる。

ところが、招かざる客
弟までが帰ってきて〜
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とおいらいめい(2022年製作の映画)

4.0

1999年、地球滅亡を恐れて
ハコブネを探して家出した姉妹。

2020年、再び訪れた科学的に
根拠のある地球滅亡を前にして
母の違う妹と3人で暮らし始める。

音のつく名前の3人が
暮らす事は〜
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

お魚を釣り、お魚を描き
お魚を食べて、お魚と暮らす。
夢はお魚の博士になること。
そんな「さかなのこ」ミー坊の物語。

さすがの沖田監督作品。
暑さで溶けかけた🧠に
本当に優しい作品だった。

いじめ
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オアシス(2002年製作の映画)

4.3

愛した、愛された〜の前には
恐れるものは何もない。
強い強いふたりの思い。
  
主演ふたりの演技がとにかくすごい。
狂気をはらんで独走する姿に
目が離せない。

空想の世界に飛んだ時
歌って踊って、
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惑星のかけら(2011年製作の映画)

4.2

『キングダム2』でカッコいい
渋川さんを堪能したので
抱きしめてあげたくなった
渋川さん映画の感想も😂

孤独を抱えて
「一緒に居てくれませんか」と
街行く人に声をかける少女。
その意味をわかっている
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