ピュンピュン丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

終わりで始まりの4日間(2004年製作の映画)

3.5

ナタリー・ポートマンしか知っている俳優見つからなかった。

二人が暖炉の前や、光が美しく反射するプールで、『ホームとは何か』について語るんだけど、そのシーンがとてもいい。奥の深い台詞だった。

また、
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(1959年製作の映画)

4.5

好きなタイプの映画ではないが、お見事‼の作品。

全体的に薄暗い雰囲気の映画のなかに、一流俳優人たちのトボケタ演技がまず最高にいい。仲代達矢のすっとぼけた表情。京マチ子のおちょくったような異様な眉毛の
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青春の門(1981年製作の映画)

1.9

佐藤浩市の演技がどうしようもない。『魚影の群れ』のときもそうだったけど。こりゃ、親の七光りかな。
それと、若き石田純一の役どころが適役だけど、その演技も顔もいけすかない。ごめん。

たった一ついいのは
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

原題の意味が気になり調べたら、トレンスポッティングの本来の意味は『鉄オタ』。これに、映画の舞台となったスコットランド、エディンバラ北部の廃線となった鉄道の操車場に集まるヤク中の人々をかけた言葉だという>>続きを読む

ハイキック・エンジェルス(2014年製作の映画)

3.9

スゲー❗美しい脚のハイキックの炸裂は、一見の価値あり。(笑)
どうやって集めたのか、このハイキック娘たち。メイキング映像見る限り、CGとか特撮とか使ってない!

キック・アスのヒットガールよりスゴい、
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黄金バット(1966年製作の映画)

3.8

どこ、どこ、どこから来るのか、黄金バット🎵輝くドクロは正義の~🎵

意外に良かった!
ぎりぎりアニメを再再放送で見た世代だが、そのときの世界観そのままに、お馴染みの主題歌が心を踊らす‼

やまとね博士
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ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

3.9

マイケルで、『B to F1』を除けば、これが1番好きだ!

特に、花火が上がる湖でのボートのシーンは素敵。

それにしても、アメリカって、深夜までやる仮設の遊園地みたいなの、よく映画に出てくるよね。
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.6

良かったけど、グリフィス天文台のシーンとか、どこか『LaLaランド』で。つまり、こちらがもとなの?

『イエス』さえ言ってりゃ、幸せになれるなんて、短絡すぎて変だろと思っていたら、やはり最後にしっかり
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ブーメラン(1992年製作の映画)

3.3

ハル・ベリーとエディ・マーフィー観れるだけで、満足できる。(^o^)

エディ・マーフィーの好み通りなのか、やたら黒人比率が高い映画だ。

エディがプレイボーイ役だが、後半から、愛と性と仕事を割り切る
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バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

4.0

ゲームの世界観そのままの世界を堪能できる秀作。もはや俳優いらないのではないかと思えるレベル。

レオンはカッコいい。
リッカーがとてもいい。

最後のタイラント戦は久しぶりに興奮した。(^o^)

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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.9

ロックだぜー!!
あの頃、「音楽をやる」ということは、最高にカッコ良く、社会に屈しない生きざまの主張だった!

嬉しくて涙。
懐かしくて涙。
取り戻したくて涙。

最高ダ!

85年に中高生であった自
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クロエ・モレッツ ジャックと天空の巨人(2010年製作の映画)

2.0

う~。何だろう。
巨人が全然巨人じゃない。
クロエだけが見ものだが、アクションシーンがわかりすぎるほど、クロエじゃない。男の顔が覆面からのぞいている。
金の卵を産む鶏を、たけしのコントばりの適当な扮装
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

時空を超えた父娘の絆。
SF映画の形をとっているが、自分はそこを強く感じた。

とはいえ、SF映画としても秀逸。特に、5次元やブラックホールの描写が素晴らしくて、ため息が出た。

子供の頃、『宇宙戦艦
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クリッシュ(2013年製作の映画)

3.8

ど直球のインド式スーパーヒーローに圧倒された!

クリッシュがとにかくカッコいい‼ 黒いマスクとマトリックスのような出で立ち、そして意味不明の跳躍力!まるで、鉄腕アトムのような活躍ぶり。

それに比べ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.6

サルたちを皆で力を合わせて追っ払うところは、子供と一緒に大爆笑‼️

『アクション仮面』対『猿山の大将』みたいなヤツとの勝負のシーンは、こっちまで、しんちゃんと一緒に熱く応援してしまった。

子供たち
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011年製作の映画)

4.0

いやー、今までで1番良かったぞー🎵

大事なことをここまでわかりやすく、楽しげに伝えてしまうのは、まさにアニメの真の力。クレヨンしんちゃん、恐るべしだ。そういう意味では、もっと高得点つけるべきなのかも
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.9

すずさん(のん)の柔らかな声が、心の奥まで染みる。何という声なんだろう、のんの声って、こんなに素晴らしいんだな。

そして、何に怒りをぶつけたらいいのか?

アメリカ、戦争、人間、愚かな決断、ファシズ
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さくらん(2007年製作の映画)

2.0

う~ん、土屋アンナがあってない。
この映画には純和風の妖艷さが不可欠では。

若尾文子とか山本富士子とかの着物の着こなし、所作を誰も受け継いでいない。

まるで、ハリウッド女優が着物を着ているかのよう
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.3

白黒の映像がとても良くハマってる。

無駄な虚飾を排し、さらりとして、どことなくユーモアがあり、小林一茶の俳句のような作品。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.9

あくまで、思いつきの適当な感覚だが、これこそが『人魚伝説』元ネタではないかと感じた。

切り絵のような温かい雰囲気と、遠近法を使えない幼児の絵のような手法が独特の世界観を醸し出す。

悲しみや苦しみを
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アリのままでいたい(2015年製作の映画)

4.7

杉咲花がボイスキャストで、福山雅治がテーマソングを歌い上げるという、無駄に贅沢な代物(笑)。

夏休みにピッタリな映画。頭部をメスに喰われても交尾を完遂するカマキリのオスの姿など、知識では知っていたこ
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.8

残されたビデオカメラで、事の真相を知る・・・というパターンは、この1作めで始まるのか。なるほど。

話が綺麗に最後にまとまる点で、2作めより優れている。ドタバタ感というか、散らかった感じは2作めのほう
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神様メール(2015年製作の映画)

4.0

発想が素晴らしい!

特に、使徒を18人にするまでの、新しい使徒1人ひとりのストーリーが、とても良くて、それだけで高評価。

さらに、人には1人ひとり、身体にそれぞれのmelodyが流れているというく
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011年製作の映画)

3.9

ひどい実写版『ドカベン』を鑑賞した直後だったせいか、そして、ほぼ期待ゼロだったせいか、思い切り感動してしまった。

「ファーボール出したくて出す投手なんていない・・・」とか、当たり前すぎることを大真面
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ドカベン(1977年製作の映画)

1.9

いわゆる黄金の明訓ナインが揃うまでが描かれている。里中はいないが。意外に高評価が多いので、安心して正直に言うと、これはひどい。

漫画を実写映画化するということは、そこに流れる精神をまず受け継ぐことで
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.5

やっと、これ、見れた~(^o^)

でも、期待が大きすぎてしまった。

これは、しんちゃん映画にありがちな、どこから見てもドタバタ大騒ぎを楽しめるってやつではなく、絶対ネタバレ禁止の、しっかりかみしめ
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咲 Saki(2016年製作の映画)

3.0

『ガールズ・ヴァンツァー』的な狙いの面白さ。う~ん、面白かったのかな?

戦車と可憐な少女たち。
麻雀と可憐な少女たち。

とんでもなく可愛い顔した女の子たちが、おっさんの遊び代表格たる『麻雀』にとり
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.8

前宣伝みてなかったので、ミニオンたちのシーンが超久しぶりで、「やっぱいいなあ」と感慨ひとしお。ディズニーが大人の女性路線に進み迷走するなかで、ミニオンはまさに、ミッキー、ドナルドのドタバタちっちゃ可愛>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.2

CAST AWAY は『漂流』?

映画は、トム・ハンクス演じる主人公の無人島でのサバイバル生活が中心のようだが、自分的にはこの映画のテーマは『時間』。

遭難前の主人公は、『時』を制する者が人生の成
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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

2.9

吉本版『ビーバップ』といったところ。以下の出演陣見れば、それでなんとなく映画の雰囲気がわかってしまう。
矢部浩之- 岡村隆史- 大河内奈々子- 石倉三郎 - 秋野暢子 - 宮迫博之- 宮川大輔 - 吉
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ウエスタン(1968年製作の映画)

4.5

『臥薪嘗胆』

クライマックスを見終わった瞬間、浮かんだ言葉は、まずそれだった。

ヘンリー・フォンダの悪役、初めて観た気がする。チャールズ・ブロンソンは約束通りハマっていた。(でも、二人ともかなり年
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.7

今まで「ナマケモノ」といえば、『ズートピア』だったけど、これを観た以上、これが1番に!(^o^)

それから、「高速おばあちゃん」といえば、いままで『ヴィジット』だったけど、このおばあちゃんも強烈!有
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ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗(1964年製作の映画)

4.2

俺に言わせれば、長嶋はMr.ジャイアンツどころか、Mr.昭和。長嶋が天に召される時、その時こそ、本当に昭和の終焉、昭和がその残像ごと消えてなくなるのだ。(T^T)

映画はなんのこっちゃ、わからんが、
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.6

かなり良かったなー。
こういう低予算映画をもっといっぱい観たいと思った。

もともと『十二人の怒れる男たち』とか『裏窓』とか、場面が動かないやつ、好きやったんけど・・・。

おっと、なんで、いつの間に
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グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

3.1

楽しめるはずの内容なんだろうけど、吹替版で観たせいなのか、主役のホーネットがおちゃらけすぎていて微妙。冗談言うにしろ、どこか一本しまるところないと、ヒーローものはノレナイよな。

それに対して、「加藤
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プレシャス(2009年製作の映画)

3.9

現代のアメリカなのに、主人公プレシャスの背負っている不幸は、人類創世記レベル。そもそも強姦の罪の起源は、父の娘にたいするそれを防ぐことにあったらしいから。

改めて、教育や親の愛、社会の取り組みの有り
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