kazuかずさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

kazuかず

kazuかず

映画(885)
ドラマ(0)
アニメ(0)

チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

4.3

記憶に新しいチリ鉱山落盤事故。

事故に巻き込まれた鉱山労働者33人、彼らの家族、政府関係者、発掘のプロ。

33人の過酷な2ヶ月間と救出に全力を尽くした人々の群像劇。

これ、ほとんど話題にならずに
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

!!個性が爆発!!

こんな女の子が家族にいたら、どんな親も大人もK.O.されるでしょう(*゚∀゚*)あっ、ロリータ志向はありませんよ( ゚д゚)

マッケンナちゃん、乳歯が生え変わりの時期、前歯がほ
>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

4.0

捨て子で身寄りのいない一人暮らしの女性ベラ。
彼女が住み始めた部屋は庭付きであるが、植物恐怖症のため庭の手入れもままならず。。大家から庭を綺麗にしないと追い出すとの通達が。。

生真面目、几帳面、一人
>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.8

いや〜面白い!というかよく出来てる!
今年1回見てたんですが、2回目を鑑賞しました。

人間の欲深さ、裏切り、怨恨、さまざまな負のスパイラルが全編を駆け巡る心理サスペンススリラーの秀作です。

主人公
>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

話題のホラーを鑑賞しました。
やかましい学生の集団が見にくる時間は避けたいということで、レイトで観ました。笑。

いや〜ただのホラーではないジェットコースター的なノリでバンバン来ますね〜。面白怖い展開
>>続きを読む

ブラザーフッド(2004年製作の映画)

4.3

こんなに凄い戦争映画があったことに驚き( ゚д゚)
『プライベート・ライアン』、最近の『ダンケルク』等、戦争映画は数あれど、見終わった後にこれほど放心状態になる映画はなかなかない。

1950年に勃発
>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.7

チラシに、ニノ(二宮和也)がドーンと写ってるので、ジャニーズ色を前面に出しやがって!と何気にスルーしてましたが。。。見終わって。。

いや〜これ傑作だと唸ってしまいました(゚ω゚)

現代と過去の話が
>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.7

マイティソー新作は、アクションとコメディが絶妙に融合した空前絶後のエンターテイメントになってました(*゚∀゚*)終始、ニヤニヤしっぱなしで、買ったホットコーヒーもほとんど飲まずに映画が終わってしまいま>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

4.0

1980年代、韓国の民主化勢力をアカと見做して警察組織が弾圧しようとした事件をベースにした衝撃かつ感動のヒューマンストーリー。

主人公の弁護士ソン・ウソクが下積みを経て土地明記や税金対策の仕事で活躍
>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

カナダ出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
個人的にリドリー・スコットの後継ぎみたいなイメージでいますが、今作もやってくれました。

『ブレードランナー』の無国籍感、退廃感、相変わらず土砂降りの雨など見事
>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

4.5

直木賞受賞作家の乃南アサの原作をベースにしたヒューマンドラマ。

心に染み入る作品とはこのこと。

過ちを犯してしまった青年の人生再生の物語。

人の優しさは、いつの間にか人を真人間に変えてしまう。ど
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.7

1960年代アメリカ。人種差別が根強くはびこる時代に、NASAの裏方として働き偉業に貢献した『知られざる女性』3人を描いたフィクション。

当時のNASAは、人類初の有人宇宙飛行をソ連と競っており、宇
>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

フランスの名女優イザベル・ユペールが体当たりの演技を(@_@)彼女、60越えとは思えない妖麗演技を見せます。『エル』とはフランスで、『彼女』という意味です。

詳しくは話せませんが、この映画、ド変態で
>>続きを読む

フランス組曲(2015年製作の映画)

4.3

ホロコーストの悪夢アウシュビッツで命を断たれた作家イレーヌ・ネミロフスキーの未完の小説をベースにしたヒューマンストーリー。

第二次世界大戦という戦時下、占領する側のドイツ兵中尉と占領される側のフラン
>>続きを読む

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.0

満員電車の中で痴漢の冤罪を受けた男が、示談を避け、裁判で身の潔白を訴えていく問題作。

痴漢目当てで満員電車に乗り込む輩はもってのほかですが、その気は無いのに間違えられて罪に問われるほど辛いことはない
>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

伝説的SF『猿の惑星』のプリクエルを描いた3部作の最終章。

このシリーズ全編を通しての中心的なエイプ『シーザー』の物語でもありました。

映画の内容はシンプル。前作『新世紀』で勃発した、人間vsエイ
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

イギリスの名匠ケン・ローチ監督が、80歳にして作り上げた社会派の秀作。『麦の穂をゆらす風』に続いて2度目のカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)を受賞。

心臓病により59歳で大工の職を失ったダニエル。
>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.3

起業家のカリスマ的存在であるレイ・クロックの伝記的作品。この人、ハンバーガー界の帝王マクドナルドの実質的な創業者(ファウンダー)なんです。

ミルクシェイクミキサーの営業マン、当時52歳。
ミキサー6
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

クリストファーノーラン監督のこだわり、ほとんどが実写映像とか?
史実をベースにしており、戦地に放り込まれたような緊迫感はやはりすごかった(゜ロ゜;

1. 防波堤
2.海
3.空

イギリス、フランス
>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.6

沼田まほかる原作のベストセラー小説を映画化。

幼き頃から、心の拠りどころが“人の死”であった美紗子。殺人を繰り返す彼女が、ある男性と運命的な出会いを果たす。

前半はホラー映画も真っ青。彼女の殺人の
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.7


『HACHI 約束の犬』『セイフ・ヘイヴン』などの感動作を手がけてきたラッセ・ハルストレム監督の最新作は、この上ないワンダフルムービーでした(^ ^)

ワンコの輪廻転生をベースに、ワンコ目線で各飼
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

話題の新感覚ミュージッククライムアクションムービーですね。

犯罪者を逃がす仕事で生計を立てるドライバー『ベイビー』、幼き頃の事故で耳に障害を持ち、大音量の音楽を聴くと耳鳴りが治り、ドライビングが覚醒
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.2

邦画の話題作!
完全にスルー予定でしたが、評判良いので観に行きました(^ ^)予備知識は予告編ぐらいで、原作も読んでません。

中年のオッさんが鑑賞するには、だいぶ小っ恥ずかしい内容というか、全編のほ
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

ハリウッドの『アイ・アム・レジェンド』に出てきたような凶暴感染者がわんさか出てきます。

韓国映画の感染系は初めてかも?しかしながら、クライムスリラーにおいては世界を凌駕するクオリティを放つ韓国作品、
>>続きを読む

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

4.5

前から気になってて、チャンスがあって見てきました。

舞台はフィリピンのマニラ。
身寄りがなく盗みで生計をたて、屋外の自作の段ボールハウスで暮す11歳の孤児の少女ブランカ。父親は幼き頃に死に、母親は他
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.4

ニュージャージー州パターソン市でバスの運転手を仕事としているパターソン。彼には詩人というもう一つの顔があった。

パターソンの月曜日〜日曜日までの何気ないスローライフを通して、掛け替えのない日々、人生
>>続きを読む

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

4.4

1940年代、ホロコーストの悪夢に家族と引き離され住むところも追いやられ、フランスからスイスに脱出を試みた9人のユダヤ人の子供たちを描いた実話。

子供たちを引っ張り勇気付けるリーダーは、13歳の少女
>>続きを読む

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.6

フランス発!B級コメディー&カーアクションムービー。

整形外科医の夫、その妻(妊婦)、その子供2人(長女、長男)、お爺ちゃん、そして謎の女性。
新車に乗り込みリゾート地へ旅行へ。
高速道路でオートク
>>続きを読む

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

3.0

巨人の国のBFG(big friendly giant)と身寄りのない少女の友情ファンタジー。

地球外生命体 E.T.と少年の友情よ再びの触れ込みで宣伝された作品ですね。

巨人を描いた作品は『進撃
>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

SONYのスパイダーマンがMARVELにホームカミングした記念すべき一作。

『シビル・ウォー』や『アベンジャーズ』を観ている人にしか分からないオープニングはどうなの??万人ウケしない導入部はさておき
>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

4.5


『彼女が消えた砂浜』『別離』『ある過去の行方』のアスガー・ファルハディ監督の最新作。

いや〜人間の心理的な側面を描かせると、この監督の右に出るものはいないのでは?(*_*)

国語教師とその妻。2
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.7

『メランコリア』『アンチクライスト』『ニンフォマニアック』など数々の問題作を撮り続けるデンマークの奇才ラース・フォン・トリアー監督の代表作。

悲壮、絶望、不条理、様々な負の評価が飛び交うこの映画、や
>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

4.0

『ブルー・バレンタイン』で男女の出逢い、結婚、倦怠期、破局を描いたデレク・シアンフランス監督の最新作。やはりこの監督作品好きやわ。

主演はこの映画の共演がきっかけで実際に結婚した、マイケル・ファスベ
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

2.0

う〜む(*_*)なんじゃこりゃ。
なんとも評価のし難い韓国映画。

個人的には、ある事が気になって気になって、ストーリーがまったく頭に入ってこない残念な映画でした。ある事というのはストーリー上仕方ない
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.3

ガン・フー
カー・フー
ナイ・フー
あらゆるフーを使いこなす元殺し屋のジョン・ウィック 第2弾!

いや〜一作目を越えるスケールと面白さ。
2時間、スクリーンに釘付けでした。

ジョナサンがサービスを
>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.2

ジャン=マルク・ヴァレ監督(ダラス・バイヤーズ・クラブ)
ジェイク・ギレンホール主演
原題 demolition(破壊)

まず、この邦題、映画の一瞬のワンシーンで使われるのですが、その意味を知った時
>>続きを読む